湿生植物、オニシオガマ(鬼塩竃)は存在感が

ビーグル号の航海日誌 2013年09月09日 23:37

130908オニシオガマ花@エコカフェ(御池田代).JPG日本100名山の燧岳(標高2356m)の福島県側檜枝岐村からの燧裏林道には次々と湿原が現れて目を楽しませてくれる。一番手前にある御池湿原でオニシオガマがたくさん花をつけていました。なんと半寄生植物であり、カヤツリグサ科やイネ科の植物の根に寄生しているのです。[2013年9月8日撮影:桧枝岐歌舞伎視察@山崎]

オニシオガマ(鬼塩竃、学名:Pedicularis nipponica Makino)はゴマノハグサ科シオガマギク属の多年草。130908オニシオガマ@エコカフェ.JPG日本固有種。分布は本州東北地方南部から中部地方の日本海側に限り、低山帯から亜高山帯の沢沿いや湿原周辺などに自生。福島県では会津地方のみ稀。草丈は40pから100pほど、茎は太く直立し、茎や葉には白色の軟毛が密生。根出葉は4枚から6枚、長卵形で羽状に全裂し、裂片は深裂し両面に白毛がつく。茎葉は対生し、羽裂せず上部に向かって小さく、しまいには苞状。花期は8月から9月頃、茎頂に長さ約20pほ花穂を伸ばし、長さ約4pの淡紅紫色の唇形の花を下部から上部に向かって順次咲かせます。

シオガマギクの仲間は世界の北半球に約500種、日本には約20種、うち大型のものはオニシオガマのほかに本州関東地方から東海地方にかけての太平洋側に分布するハンカイシオガマ(樊かい塩竈)が知られています。


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御池田代・姫田代に魅せられて

130908姫田代南側@エコカフェ(桧枝岐村).JPG130908姫田代東側@エコカフェ.JPGお誘いに喜んで「燧裏林道」を散策した。気温16℃、雲霧の流れる小雨模様。木道はスリップしやすいので、慎重な足取りでブナやシラビソの深い森を進む。足元にはミズバショウが大きな葉を広げ、来春の芽吹きに備え根にせっせと栄養を貯めこんでいる。[姫田代東側、遠側、西側、塩k西側、2013年9月8日撮影:桧枝岐歌舞伎視察@山崎]130908姫田代北西側@エコカフェ.JPG130908姫田代西側@エコカフェ.JPG

そこは標高1600mと少し、燧ヶ岳の北側書面を緩やかに登坂する檜枝岐村営御池ロッジから伸びる燧林道の木道脇に出現する田代群の1番目と2番目にあたる。御池田代と姫田代がそれだ。高層湿原を終え中間湿原に移行しているのだろう。ヌマガヤ−イボミズゴケ群落が一面をおおう。ヌマガヤの根元にはイボミズゴケやモウセンゴケがひしめきあっている。季節が異なればチングルマニッコウキスゲなど違った湿生植物の主役となる。今は夏に別れを告げようとしている。湿原の周囲にシラビソコメツガブナなどの大木が迫り、絵画的な景観をつくっている。

こんな自然を前に、ミクロな視野からマクロな視野に切り替えるとき、自然のち密な美しさに頭が下がってしまう。マクロな視野からミクロな視野に切り替えるとき、命の尊さに戸惑ってしまう。心に清涼感が沁みわたるだろう。


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これなんだシリーズ(220)

これなんだシリーズ@エコカフェ(桧枝岐村).JPG福島県檜枝岐村からは尾瀬の燧ヶ岳(標高2356m)への登山道などが伸びています。
山の北側斜面は全体的に陰湿な場所が多いため湿生植物が多く観察することができます。
姫田代に向かう途中にもミズバショウも至る所に自生しています。

シダ植物の中でもとりわけ多く見られました。さて、これは?


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