スジクロハギ(筋黒剥)はわが物顔で

ビーグル号の航海日誌 2013年09月03日 22:12

080621スジクロハギ@エコカフェ(南島).jpg小笠原の海、その蒼さはボニンブルーと言われる。父島や母島の周辺には石灰岩が溶け込んでいるためやや乳白な優しさが加わっています。父島二見港にもサンゴが広がり、熱帯性の綺麗な魚たちが泳いでします。ここでは小笠原諸島でよく見られるスジクロハギを紹介します。[2008年6月19日撮影:地球温暖化最前線!小笠原エコツアー@虻川伸也]

スジクロハギ(筋黒剥、学名:Acanthurus leucopareius (Jenkins, 1903))は スズキ目ニザダイ科クロハギ属の海水魚。080621スジクロハギ@エコカフェ(南島) (2).jpg分布は和歌山県以南、四国、南西諸島、八丈島、小笠原諸島、国外ではハワイ諸島、マーカス島、イースター島、マリアナ諸島に広く、岩礁域や珊瑚群落に生息。全長は20cmから50pほど、体色は灰褐色、眼の後ろに白と黒の縦縞が並び、尾鰭の付け根に淡白色斑が入ります。草食性で藻類を食します。

群れをなしていることが多く、人を余り恐れず、群れ全体が人を避けることなく悠然とわが物顔で通過していきます。小笠原諸島の生き物は鳥も魚も人を恐れることがない、不思議な体験をすることができるでしょう


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第90回事務局MTGのご案内

標高216mグレイシャーポイントからの眺望@エコカフェ.JPGこの夏は異常気象、特に西日本を中心とした豪雨の影響が深刻です。これは直接的には太平洋高気圧とチベット高気圧の勢力が強く南から西廻りで西日本上空に湿った空気が入り込んでいるためです。一方、日本周辺の海水温度も2℃以上も高くなっていることも要因のひとつになっています。地球規模で海と空を通じてエネルギー交換が起こっています。

さて、事務局MTGを次のとおり開催し、今後の重点活動について意見交換等いたしますので関係の皆さまのご参加をお願いいたします。

日 時:平成25年9月27日(金)19:00〜20:30
場 所:エコカフェ丸の内会議室
     東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング10F
     日本駐車場開発内
地 図:http://www.n-p-d.co.jp/company/map/tokyo.html


連絡先:事務局(03-5280-2377またはinfo@ecology-cafe.net)までご連絡ください。


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侵入者、キバンジロウ(黄蕃石榴)

080619キバンジロウ@エコカフェ(小笠原 )371.jpg080619キバンジロウ@エコカフェ(小笠原) 372.jpg小笠原諸島父島の森の厄介者、キバンジロウです。陰樹で種子生産量が多く稔性が高いため繁殖力が旺盛であり、よく大群落を形成し、小笠原固有種を圧迫しています。世界の侵略的外来種ワースト100リスト選定種のひとつ、特定外来生物法(平成16年法律第78号)で要注意外来生物種に指定されているすごいやつです。島ではバンジャクロと呼んでいます。[2008年6月19日撮影:地球温暖化最前線!小笠原エコツアー@虻川伸也]

キバンジロウ(黄蕃石榴、学名:Psidium littorale Raddi)はフトモモ科バンジロウ属の熱帯性の常緑小高木。ブラジル原産で小笠原父島・母島には明治時代後半に食料として移入、兄島、弟島などに進出、沖縄でも栽培。樹高は1mから5mほど、樹皮は赤っぽく平滑、葉は対生し厚く光沢があり、葉身5pから10pほどの長楕円形、全縁、葉先は尖ります。花期は4月から5月頃、枝先近くの葉脇から黄白色の花を咲かせます。花は径2、3pほど、多数の黄色い雄蕊が目立ちます。自家受粉します。果実は長径4、5pほど楕円球の液果、黄色く熟します。果肉は柔らかく甘くて食せます。鳥散布します。

単に「グァバ」とい呼ばれることもあるが、これはバンジロウ(グァバ)とは別種だが、果肉の色以外が同じであることに起因します。小笠原父島の森を散策しているとムニンヒメツバキの森の低木層を無数の細いキバンジロウの若木が攻めているのを見かけることがあります。

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