尾瀬書美術館「思郷館」に想う

ビーグル号の航海日誌 2013年09月08日 21:30

続いて、ミニ尾瀬公園内の尾瀬書美術館「思郷館」に展示されている二本松生まれの書人・丹治思郷氏の作品を鑑賞させていただいた。
130907思郷館@エコカフェ(桧枝岐村).JPG130907丹治思郷@エコカフェ(桧枝岐村).JPG思郷氏は、檜枝岐の自然と人びとを深く深く愛してやまないという。

この地は、晩秋から真冬は「静」、春から盛夏は「動」が自然つまり人びとの暮らしを支配する。
春から夏にかけて山野は新緑に芽ぶき、色とりどりの花を咲かせ、果実を実らす。
どれもが多くの小さな命を育み、さらに大きな命の連鎖を促す。
厳冬は半端なく、深い雪に閉ざされて、なお人びとは自然とともに素直に生きる。
木々は雪の重さに耐え変幻自在に姿を変え、なお必死に生命をつなぐ。


思郷氏の書体はそんな自然そのもののような気がする。
一度は訪ねられることを薦めたい。

その時は公園内の高山植物や湿生植物を観察できなかったことを心残りと思ってしまったのだが、後の「檜枝岐歌舞伎」鑑賞の伏線になっていたことに気づかされることに....。
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ミニ尾瀬公園管理棟でひと息

130907管理棟マスコット@エコカフェ(桧枝岐村).JPG130907ミニ尾瀬公園案内板@エコカフェ.JPG少し早く平家の落人伝説の残る檜枝岐村に到着。
案内されたミニ尾瀬公園内の管理棟で温かいコーヒーでひと息。
棟内にはマスコット・赤鬼が本日上演の「歌舞伎の夕べ」を案内していました。
130907山の神川に架かる橋@エコカフェ(桧枝岐村).JPG130907湧き立つ雲@エコカフェ(桧枝岐村).JPG
公園内には「山の神川」が流れ、背後の山の斜面からは雲が湧きたっていました。
辺りは小雨模様、少々の雨では中止されることはないと聞いていますが、やはり歌舞伎上演が心配されます。






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東北自動車道上河内SAでひと息

ビーグル号の航海日誌 2013年09月07日 13:37

130907_1337~01.jpg130907_1337~02.jpg東北自動車道を北上中、上河内SAでひと息。

たこ焼きととりおとめクレープ、頑張っています。

目指すは檜枝岐村です。
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チクセツラン(竹節蘭)を守る!

ビーグル号の航海日誌 2013年09月06日 21:55

100910チクセツラン@エコカフェ.JPG小笠原諸島母島の薄暗い森の林床、運が良ければ小笠原固有種のチクセツランを見ることができます。侵入者アカギによる森林環境の変化やアフリカマイマイの食害で減少しています。戦前は父島でも記録があるが現在では見ることができないという。写真は乳房山(標高462.6m)の下山途中、登山道脇の林下で撮ったものです。[2010年9月10日撮影:第3回エコロジー・カフェの母島の自然を守る旅@阿部]

チクセツラン(竹節蘭、学名:Corymborkis subdensa(Schltr.) Masam)はラン科バイケイラン属の常緑多年草。絶滅危惧TB類(EN)。分布は小笠原諸島母島に限り、あまり陽光が差し込まない林下を好んで自生。草丈は1.5mほど、葉は基部で茎を抱き、葉身20pから35pほどの長楕円形から狭披針形、全縁で先は尖ります。濃緑色で平行脈(6〜8本)が目立ちます。花期は7月頃、葉腋より紫緑色の花柄を伸ばし円錐花序に純白の花を多数咲かせます。萼片と花弁は長さ4pほどの線状倒披針形、初めは筒状で先端だけが裂開、後に根元から開き、先端が反り返ります。

起源は東南アジア、琉球列島から東南アジア、インド、サモア諸島にかけて分布するバイケイランに非常によく似ているという。こちらはそもそも葉がバイケイソウに似ているのが名前の由来です。


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ハチジョウベニシダ(八丈紅羊歯)

ハチジョウベニシダ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属筑波実験植物園のシダ植物コレクションからハチジョウベニシダを紹介します。名前の由来は八丈島で発見されたことあります。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

ハチジョウベニシダ(八丈紅羊歯、学名: Dryopteris caudipinna Nakai)はオシダ科オシダ属の常緑シダ植物。分布は本州(神奈川県・福井県以西、伊豆半島、伊豆諸島、山口県・島根県、隠岐諸島)、九州(南部・屋久島・対馬)に限り、海岸近くの山地の林床などに自生。草丈は1mほど、葉は2回羽状複葉、羽片は尾状に尖り、小羽片は無柄で線状披針形から線形、浅裂から深裂しやや鎌状に曲がります。葉身軸にも鱗片が比較的多く確認されます。胞子蓑群(ソーラス)は小型で密生してつきます。

近縁のベニシダは3倍体無融合生殖であるが、ハチジョウベニシダは基本的に2倍体有性生殖です。最近の研究成果で胞子細胞の不等分裂を要因とし、無性生殖型2倍体、3倍体、4倍体が存在することが確認されているそうです。面白いですね。


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ミドリカナワラビ(緑金蕨)

ミドリカナワラビ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属筑波実験植物園のシダ植物コレクションからミドリカナワラビを紹介します。姿の美しいシダです。[2011年6月11日撮影:第46回自然観察会@山崎]

ミドリカナワラビ(緑金蕨、学名:Arachniodes nipponica (Rosenst.) Ohwi)はオシダ科カナワラビ属の常緑シダ植物。分布は本州(神奈川県以西)、四国、九州、国外では中国、ミャンマー、インドなど広く、山地の陰湿な林下などに自生。草丈は50pから100pほど、根茎は太く横走し、密に赤褐色の鱗片をつけます。葉はやや薄い紙質で光沢のある鮮緑色、葉柄基部は鱗片がついて赤紫色を帯び、葉身は3回羽状深裂(複葉)で長卵形。葉先は尾状に尖り、頂羽片は不明瞭。最下羽片の後部第1小羽片が一際長く、葉裏の脈状に圧着毛が密生。胞子蓑群(ソーラス)は小羽片の中肋と辺縁の中間につき、包膜の辺縁に微小な突起がつくという。 

近縁種にオオカナワラビ、ホソバカナワラビ、ハカタシダ、オニカナワラビ、コバノカナワラビなどが知られています。


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母島の夕陽に魅せられて

100909母島夕日@エコカフェ.JPGこの時季、小笠原諸島周辺の大海原の上空には見事な積乱雲の群れを見ることができます。
14日から6日間、「固有種の森の横断ハイクと沈水カルストの南島をめぐる父島の旅」と題してふつうのエコツアーでは体験のできない父島の魅力に迫ります。

小笠原でしか見られない動植物はちろんのこと大自然が見せてくれる瞬間芸術を堪能させてもくれるでしょう。3年前のこの時季に母島に行った時の夕焼けの写真です。

今回はどんな表情を見せてくれるのでしょうか!


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トウゴクシダ(東谷羊歯)は無性生殖を

ビーグル号の航海日誌 2013年09月05日 21:46

110611トウゴクシダ@エコカフェ.JPG国立博物館附属筑波実験植物園(つくば植物園)のシダ植物コレクションからトウゴクシダを紹介します。名前の由来は尾張東谷山で発見されたことにあるそうです。シダ植物は地球上に出現してから4億2千万年を生き抜く中で相当に多様化も進んでいます。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

トウゴクシダ(東谷羊歯、学名:Dryopteris nipponensis Koidz.)はオシダ科オシダ属の常緑シダ植物。日本固有種。分布は本州、四国、九州に及び、人里から山地の林下などに自生。草丈は50pから100pほど、根茎は短く斜上し塊状、葉は叢生し紙質で光沢、葉柄基部に黒褐色で線状披針形の鱗片がつき、葉身は広卵形の2回羽状複葉、先端は急に狭まり尾状になります。最下部の羽片が最も長く、小羽片は卵状長楕円形で浅裂から深裂します。胞子蓑群(ソーラス)は円盤形の包膜に覆われ、小羽片の中肋と片縁の中間につくという。3倍体無融合生殖(無性生殖)でも増えます。

近縁種にはベニシダ、 オオベニシダ、ハチジョウベニシダ、 マルバベニシダ、 タカサゴシダ、 サイゴクベニシダ、ヌカイタチシダマガイが知られます。特に、同じような場所に自生するベニシダとは見間違えないように注意が必要です。


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タニヘゴ(谷桫欏)は強靭

110611タニヘゴ@エコカフェ.JPG国立科学博物館附属筑波実験植物園のシダ植物コレクションからタニヘゴを紹介します。名前の由来は東京道灌山の湿地で発見されたことと葉柄が強靭なイワヘゴに似ていることにあるという。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

タニヘゴ(谷桫欏、学名:Dryopteris tokyoensis (Matsum. ex Makino) C.Chr)はオシダ科オシダ属の夏緑性シダ植物。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国に及び、開けた谷や明るい湿地などに自生。草丈は100pから150pほど、根茎は太く直立し、葉は叢生。葉柄基部の鱗片は暗褐色から淡褐色でやや密、葉身は倒披針形の1回羽状複葉、羽片は下部で著しく短く(1/6程度)、最下裂片が耳状に張出します。胞子蓑群(ソーラス)は中肋寄りにつき、包膜は縁腎形、胞子蓑が大きく目立つのが特徴です。

近縁種のオオクジャクシダは下部羽片がタニヘゴほど小さくならず1/2程度でソーラスは縁寄りにつくという。また、イワヘゴは下部の羽片はほとんど小さくなることはないという。区別は容易そうです。


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ヤマイヌワラビ(山犬蕨)は小群落を

120927ヤマイヌワラビ葉@エコカフェ.JPG120927ヤマイヌワラビ@エコカフェ.JPG奥秩父山海最北部の主峰瑞牆山(標高2230m)は花崗岩でできた山です。アズマシャクナゲの群生があることでも有名ですが、晴れている日の山頂からの富士山の眺望は格別でしょう。山頂部は花崗岩が露岩していてわずかな土壌に草木が生えています。ヤマイヌワラビもその一つです。[2012年9月27日撮影:瑞牆山@山崎]

120927ヤマイヌワラビ葉裏@エコカフェ.JPGヤマイヌワラビ(山犬蕨、学名:Athyrium vidalii (Fr. et Sav.) Nakai)はイワデンダ科メシダ属のシダ植物。分布は北海道、本州、四国、九州、屋久島、国外では台湾、朝鮮半島、中国に及び、丘陵から山地、人里の湿った林縁や林床などに自生。草丈は40pから80pほど、根茎は斜上し、葉は叢生しやや硬い革質、葉柄は葉身と同じ長さ、三角状卵形で2回羽状複葉、羽片は披針形から広披針形、先は尖ります。小羽片は三角状楕円形、円頭、辺縁に不規則な鋸歯がつきます。葉柄や中軸は赤褐色、葉柄基部に茶色から褐色の鱗片が密生します。胞子蓑群(ソーラス)は中肋寄りにつき、包膜は三日月形か鉤形、馬蹄形であって全縁です

近縁種にタニイヌワラビ、カラクサイヌワラビ、 ヒロハイヌワラビ、 イヌワラビ、 ホソバイヌワラビ、 ヘビノネゴザ、サトメシダ などが知られています。フィールドで見分けるのはかなり難しいです。


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貨幣石は巨大な単細胞生物

ビーグル号の航海日誌 2013年09月04日 23:04

100911貨幣石@エコカフェ(御幸之浜).JPG小笠原諸島母島の御幸之浜の高波に洗われるような砂岩質石灰岩の崖地には「貨幣石」という化石がたくさん堆積しています。少なからず「貨幣石」は新生代古第三紀(6500万年前から2500万年前頃)に繁栄を極めていた原生動物の仲間なのです。[2010年9月10日撮影:2010年9月11日撮影:第3回エコロジー・カフェの母島の自然を守る旅@山崎]

貨幣石(ヌンムリテス)は、アメーバと同じ単細胞の原生動物で古生代のフズリナや現代のバキュロジプシナ(星の砂)と同じ海で生活する有孔虫の仲間です100911貨幣石のある断崖@エコカフェ(御幸之浜).JPG100911砂岩質石灰岩@エコカフェ(御幸之浜).JPG形状はコイン型、石灰質の殻をもち、化石では分かりにくいですが内部はらせん状に規則正しく並んだ多数の不完全な壁で仕切られた小部屋があり、殻には仮足をだす穴がたくさん空いています。単細胞でありながら最大径約10pと巨大であるのが特徴です。日本では小笠原諸島母島と八重山諸島石垣島、熊本県天草地方などから産出するという。

秩父石灰岩などはさらに時代が古く、古生代の示準化石として知られているフズリナ(紡錘虫)がよく含まれています。貨幣石は新生代第三紀の漸新世後記には絶滅したと考えられています。


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タグ:小笠原 母島
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スジクロハギ(筋黒剥)はわが物顔で

ビーグル号の航海日誌 2013年09月03日 22:12

080621スジクロハギ@エコカフェ(南島).jpg小笠原の海、その蒼さはボニンブルーと言われる。父島や母島の周辺には石灰岩が溶け込んでいるためやや乳白な優しさが加わっています。父島二見港にもサンゴが広がり、熱帯性の綺麗な魚たちが泳いでします。ここでは小笠原諸島でよく見られるスジクロハギを紹介します。[2008年6月19日撮影:地球温暖化最前線!小笠原エコツアー@虻川伸也]

スジクロハギ(筋黒剥、学名:Acanthurus leucopareius (Jenkins, 1903))は スズキ目ニザダイ科クロハギ属の海水魚。080621スジクロハギ@エコカフェ(南島) (2).jpg分布は和歌山県以南、四国、南西諸島、八丈島、小笠原諸島、国外ではハワイ諸島、マーカス島、イースター島、マリアナ諸島に広く、岩礁域や珊瑚群落に生息。全長は20cmから50pほど、体色は灰褐色、眼の後ろに白と黒の縦縞が並び、尾鰭の付け根に淡白色斑が入ります。草食性で藻類を食します。

群れをなしていることが多く、人を余り恐れず、群れ全体が人を避けることなく悠然とわが物顔で通過していきます。小笠原諸島の生き物は鳥も魚も人を恐れることがない、不思議な体験をすることができるでしょう


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第90回事務局MTGのご案内

標高216mグレイシャーポイントからの眺望@エコカフェ.JPGこの夏は異常気象、特に西日本を中心とした豪雨の影響が深刻です。これは直接的には太平洋高気圧とチベット高気圧の勢力が強く南から西廻りで西日本上空に湿った空気が入り込んでいるためです。一方、日本周辺の海水温度も2℃以上も高くなっていることも要因のひとつになっています。地球規模で海と空を通じてエネルギー交換が起こっています。

さて、事務局MTGを次のとおり開催し、今後の重点活動について意見交換等いたしますので関係の皆さまのご参加をお願いいたします。

日 時:平成25年9月27日(金)19:00〜20:30
場 所:エコカフェ丸の内会議室
     東京都千代田区丸の内1-5-1新丸の内ビルディング10F
     日本駐車場開発内
地 図:http://www.n-p-d.co.jp/company/map/tokyo.html


連絡先:事務局(03-5280-2377またはinfo@ecology-cafe.net)までご連絡ください。


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侵入者、キバンジロウ(黄蕃石榴)

080619キバンジロウ@エコカフェ(小笠原 )371.jpg080619キバンジロウ@エコカフェ(小笠原) 372.jpg小笠原諸島父島の森の厄介者、キバンジロウです。陰樹で種子生産量が多く稔性が高いため繁殖力が旺盛であり、よく大群落を形成し、小笠原固有種を圧迫しています。世界の侵略的外来種ワースト100リスト選定種のひとつ、特定外来生物法(平成16年法律第78号)で要注意外来生物種に指定されているすごいやつです。島ではバンジャクロと呼んでいます。[2008年6月19日撮影:地球温暖化最前線!小笠原エコツアー@虻川伸也]

キバンジロウ(黄蕃石榴、学名:Psidium littorale Raddi)はフトモモ科バンジロウ属の熱帯性の常緑小高木。ブラジル原産で小笠原父島・母島には明治時代後半に食料として移入、兄島、弟島などに進出、沖縄でも栽培。樹高は1mから5mほど、樹皮は赤っぽく平滑、葉は対生し厚く光沢があり、葉身5pから10pほどの長楕円形、全縁、葉先は尖ります。花期は4月から5月頃、枝先近くの葉脇から黄白色の花を咲かせます。花は径2、3pほど、多数の黄色い雄蕊が目立ちます。自家受粉します。果実は長径4、5pほど楕円球の液果、黄色く熟します。果肉は柔らかく甘くて食せます。鳥散布します。

単に「グァバ」とい呼ばれることもあるが、これはバンジロウ(グァバ)とは別種だが、果肉の色以外が同じであることに起因します。小笠原父島の森を散策しているとムニンヒメツバキの森の低木層を無数の細いキバンジロウの若木が攻めているのを見かけることがあります。

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パイプウニは夜行性

ビーグル号の航海日誌 2013年09月02日 23:36

080619パイプウニ@エコカフェ(小笠原) 280.jpg小笠原諸島父島二見港にはサンゴ由来の砂浜だけではなく枕状溶岩の岩礁域が広がっています。なぎさの岩礁域には潮間帯といって潮の満ち引きにより海没したり、陸上になったりするような場所があります。そんな潮間帯には多くの海の生き物たちが棲息しています。パイプウニもそんなひとつです。[2008年6月19日撮影:地球温暖化最前線!小笠原エコツアー@虻川伸也]

パイプウニ(学名:Heterocentrotus mammillatus (Linnaeus, 1758))はホンウニ目ナガウニ科パイプウニ属の棘皮動物。080619パイプウニ子供@エコカフェ小笠原 283.jpg分布は紀伊半島以南、インド洋から太平洋に広く、火山島などの岩礁域や珊瑚礁などの潮間帯に生息。殻径約8p、棘は太く長いパイプ状、先端部は尖らずに平たいため、刺さることはないが、身を守る効果は発揮している。体色は暗紫色、棘の先端に淡色の帯がいくつか入ります。夜行性のため、日中は珊瑚礁の隙間で動かず、夜になると岩礁表面の小型藻類を食します。

パイプウニの最大の特徴は、太く長いパイプ状の棘だが、ハンマーで叩いても壊れないほどに硬いため捕食者の鋭い歯から身を守っているようです。また、棘は突っ張り棒として身を固定し、荒波にすくわれぬよう身を守っているともいえます。ウニの仲間でもムラサキウニやバフウニが鋭い棘で身を守るのとは大違いですね。う固定するのに役立っています。

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一次隊は一足先に離島!

⇒森林づくり+α 2013年09月01日 12:46

130901また来るね@エコカフェ(三宅島).JPG130901かめりあ丸@エコカフェ(三宅島).JPG
草取り作業後のご褒美を
冷たいシャワーが全身に美味しかった
身体中の毒素が汗とともに流れ落とされてゆくようだ
生まれ変わったような清々しい気分に包まれる
130901神々の降臨@エコカフェ(三宅島).JPG充実のひと時を過ごし一次隊は一足先に東京へ向けて出港する
波立つ船上からの三宅島の光景は印象的であった
私たちの自然への奉仕に天から来光が降り注ぐ

島全体が神々の感謝の来光に包まれているかのようだった


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無事救済した苗木たちin三宅島

130831滴る汗に@エコカフェ(三宅島).JPG130831ヤブツバキ@エコカフェ(三宅島).JPG汗だくになりながら、
三宅島をおおう雲に救われながら、
深く生い茂るススキに悩まされながら、
生ぬるく湿った風に悩まさせながら、
救済活動に集中
130831弱っていた苗木@エコカフェ(三宅島).JPG130831応援に駆け付けた三宅村役場の鎌田さん@エコカフェ(三宅島).JPG
元気な苗木はわずか、
虫に葉を喰われ、日光不足で、
青色吐息の多くの苗木たち

途中、応援に駆け付けてくれた三宅村役場の鎌田一家、
130831どこまでも愛らしく@エコカフェ(三宅島).JPG130831大きくなった@エコカフェ(三宅島).JPG喉を潤すことができ、
愛くるしいぼっちゃんたち、
元気をいただき無事終了

再会の喜びとともに、みなさんご苦労様でした


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ススキ原で植林した苗木探し

130831どこに植えたかな@エコカフェ(三宅島).JPGハチジョウススキはパイオニア植物、荒地に積極的に進出してきます。
火山噴火に伴う溶岩原やスコリアの礫地は痩せていて、ハチジョウススキをはじめハチジョウイタドリオオバヤシャブシなど空気中の窒素を固定することができる菌根菌を伴う植物が真っ先に進出することができるのです。
それにしてもススキの勢いは抜きんでいて、春に植えた苗を全て飲み込んでいます。
ススキ原に道を造りながら苗木の救済作業を続けます。出逢うとほっと一息、周囲1mを円形に刈り取ってあげます。すくすく育ってほしい、と願いを込めながら。130831まずは探すことに@エコカフェ(三宅島).JPG130831芒原に道ができる@エコカフェ(三宅島).JPG
三宅島を雲が被って作業日和かと、いやいや強い日差しがなくとも湿度が高く汗だくになりながらの救済活動でした。
みなさん、お疲れ様でした。


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一面のススキ原を前に

130831風が渡る芒原@エコカフェ(三宅島).JPGこの春植林した125本の苗木はススキ原の中に隠れてしまっています。
エコカフェでは苗木に十分な日光が当たるようにと草刈りもしています。
草刈りをすることで成長を促すことができ定着率が上がります。
日光が十分でないと枯れてしまうことがあるのです。
草刈りを前に三宅島村役場の産業観光課長宮下さんから歓迎のあいさつがありました。
130831産業観光課長宮下さん挨拶@エコカフェ(三宅島).JPG130831作業手順説明@エコカフェ.JPG作業にあたっての注意事項を確認してから始めます。
草刈り鎌は砥いであって切れ味抜群です。


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