セマルハコガメ(背丸箱亀)の真夏の夜の夢

ビーグル号の航海日誌 2013年08月26日 21:10

101010セマルハコガメ@エコカフェ.JPG8月24日ネット配信「台湾から中国本土に密輸される直前に希少なカメが保護」と危機一髪のセマルハコガメたちが救済といったところ。氷山の一角ではないことを祈りたい。エコカフェ宮古島分室では迷いセマルハコガメを保護飼育しています。セマルハコガメには八重山諸島固有亜種ヤエヤマセマルハコガメのほかに、日本では外来種で基亜種のチュウゴクセマルハコガメが知られ、沖縄本島、久米島、宮古島、黒島に亜種不明の個体が移入しています。[2010年10月11日撮影:宮古島エコツアー@阿部]

本来、チョウゴクセマルハコガメ(中国背丸箱亀、学名:Cuora flavomarginata flavomarginata (Gray, 1863))は中国大陸南東部と台湾、ヤエヤマセマルハコガメ(八重山背丸箱亀、学名:Cuora flavomarginata evelynae(Ernst & Lovich,1990))は八重山諸島(石垣島、西表島)に分布します。広葉樹林床やその周辺の河川や沼沢地、湿原などの湿度の高い環境を好みます。背甲長は17pほど、体重は500gほど.甲はドーム状、背甲に3本の弱い甲条、腹甲中央部の蝶番で甲をほぼ完全に閉じることが可能です。行動は昼行性で行動範囲が広く、雑食性でミミズ、昆虫、陸産貝類、クモなどの小動物、動物の死骸、シイカシ、フトモモ、アダンなどの果実を食します。

繁殖期は3月下旬から6月上旬頃、一度の産卵に2個から6個、数回行う。孵化に2、3ヵ月ほど、アオウミガメなどと同じように発生時の温度が一定温度より高いとメスになります。このような温度依存性決定はカメとワニに一般的で、数回に時期を分けて産卵するのですべてがオスだったりメスだったり、結果としては性比は1:1になるようです。不思議ですね。


関連記事(アオウミガメとの比較学習)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ

続きを読む
タグ:宮古島
posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ