ヘラシダ(箆羊歯)は南方系

ビーグル号の航海日誌 2013年08月18日 22:39

130411ヘラシダ胞子蓑群@エコカフェ奄美大島エコツアー_353s.jpg奄美大島の金作原原生林内の散策道脇の岩場で見たウラボシ科のヒトツバによく似たシダ植物。葉裏の様子がヒトツバと異なることから気になっていた。最近になってやっとのことで調べてみたら、ヘラシダであることがと分かった。[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]

ヘラシダ(Diplazium subsinuatum (Wall. ex Hook et Grev.) Tagawa)はイワデンダ科ヘラシダ属の常緑性シダ植物。130411ヘラシダ群生@エコカフェ奄美大島エコツアー_349s.jpg130411ヘラシダハッチ@エコカフェ奄美大島エコツアー_351s.jpg分布は本州関東地方以西、四国、九州、沖縄、国外では朝鮮半島、中国、台湾などの東アジアからインド、スリランカ、ネパールに広く、山地の陰湿な林床や渓流沿いの岸壁に自生。草丈は13pから55pほど、根茎を横に這わせしばし群生、根茎の鱗片は黒褐色の線状披針形から線形でごく短い。葉は単生し皮質、葉柄は褐色で3pから25pほど、基部に鱗片、葉身10pから30pほどの披針形か線形、葉ふりやや波打ち、葉先は尖ります。ソーラス(胞子蓑群)は線形で全縁の包膜に包まれ、主脈の両側に側脈に沿って矢筈状に並びます。

この仲間は世界に400種、日本に30種ほどが知られ、多くのものは羽状複葉です。日本ではヘラシダが唯一単葉、ヒトツバなどと似てますが胞子蓑群のつき方が全く異なるので区別は容易なのです。


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