イワヒメワラビ(岩姫蕨)と鹿の相関関係

ビーグル号の航海日誌 2013年07月14日 00:00

110723イワヒメワラビ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センターの芦生研究林では高柳敦先生がシカの食害について研究をされている。芦生研究林では近年シカの食害により林床の植生が貧困になり、毒成分を含むため鹿が嫌うバイケソウ、トリカブトとイワヒメワラビなどが見られるばかりという。しかもイワヒメワラビは地下茎で増殖し生育環境が広いため増殖の一途だそうだ。鹿が増えれば増える関係にあるのだ。鹿と岩姫蕨の二重苦が続く。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@山崎]

イワヒメワラビ(岩姫蕨、学名:Hypolepis punctata (Thunb.) Mett.)はコバノイシカグマ科イヌヒメワラビ属の夏緑性シダ植物。分布は本州関東以西、四国、九州、南西諸島、国外では東アジア、東南アジアに広く、亜熱帯から温帯亜高山帯までの日当たりのよい林床や草地、伐採地などに自生。草丈は1m以上、根茎は長く這い、葉は3回羽状複葉で三角状長楕円形、葉軸や葉両面に白い腺毛が生えます。葉柄は藁色で下部では暗褐色で全体に毛が生えます。ソーラス(胞子蓑群)は円形で包膜がなく小羽片の縁近くにつくという。

イヌヒメワラビに似ているものにヒメシダ科ヒメシダ属のヒメワラビやミドリヒメワラビがあるそうですが、腺毛の有無や、小羽片の基部の形や柄の有無、などで見分けられるそうです。実際は難しく生育場所も参考にしたらよさそうです。


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