タマゴタケ(卵茸)は美味なり

ビーグル号の航海日誌 2013年07月31日 23:13

130720タマゴタケ@エコカフェ.JPG奥秩父山塊の東南の端に位置する棒ノ峰(標高969m)に向かう白谷沢コースの上部、渓流沿いから離れるとヒノキ植林地内を登山道は辿ることになります。植林には条件の悪い急斜面地は広葉樹を中心とした自然林が広がり、針葉樹林内の低木層にはアセビなどの鹿の食害にあうことのない樹種も展開しています。そんな登山道脇でタマゴダケを見つけました。[2013年7月20日撮影:棒ノ折山@阿部]

タマゴタケ(卵茸、学名:Amanita hemibapha (Berk.&Br.) Sacc.)はハラタケ目テングタケ科テングタケ属タマゴタケ節のキノコ。分布は日本全土、中国、スリランカ、北アメリカ東部から報告、広葉樹や針葉樹、混交林の林内に孤生ないし群生。130720急な斜面@エコカフェ(棒ノ折山).JPG出現時期は夏から秋、子実体は初め白色の分厚い外被膜に包まれた楕円体状、後に頂部が裂開し、柄は6cmから18cmも伸びだんだら模様が入り、深赤色から橙赤色の傘が釣鐘形から半球形、やがて水平に開く。傘径は約15cm、湿気地には粘性、周辺部に明瞭な放射状の条溝を生じるのが特徴です。樹木の根細胞に菌糸を侵入させ外生菌根を形成し、共生生活を営むという

近縁種のセイヨウタマゴタケは柄の表面が平滑であって、「皇帝のキノコ」と称され珍重されるそうです。見た目とは異なり、いずれも美味しく食することができるそうです。


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ヤブカンゾウ(藪萱草)はクローンで

130727 ヤブカンゾウ@エコカフェ.JPG赤城自然園内の明るい林床では花をつけているヤブカンゾウを観ることができました。ノカンゾウに似ているのですが花は八重です。別名にスレグサ(忘れ草)、花の美しさに魅せられ物を忘れるてしまうという故事に因むという。なるほどです。[2013年7月27日撮影:親子自然ふれあい体験in赤城自然園@阿部]

ヤブカンゾウ(藪萱草、学名:Hemerocallis fulva var. kwanso)はユリ科ワスレグサ科の多年草。原産地は中国、日本には有史以前に帰化、北海道から九州まで野生化し原野や藪などに自生。草丈は80cmほど、根先は塊状、葉は40cmから60cmほどの広線形。花期は7月から8月頃、日中に咲く一日花、茎頂にユリに似た八重咲きの橙赤色の花を上向きに咲かせます。ニッコウキスゲが横向きなのと異なります。シャガと同じで3倍体のため結実せず、葡匐茎(ランナー)を伸ばしてクローン増殖します。

ヤブカンゾウはオオイヌノフグリホトケノザイヌタデ、セイヨウタンポポ、セイタカアワダチソウとともに「人里植物」と呼ばれることがあるようです。


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ユウスゲ(夕菅)の妖艶な美しさ

ビーグル号の航海日誌 2013年07月30日 22:49

130727ユウスゲ花@エコカフェ.JPG赤城自然園内の草原ではユウスゲが花茎をすーっと伸ばし、花を咲かせていました。野生のユウスゲは生育環境が失われつつあるなかで、千葉県では野生絶滅(EX)、三重、和歌山、福井、愛媛県では絶滅危惧T類(EN)に指定するなどし、場所によっては具体的な保護活動も行われているそうです。[2013年7月27日撮影:親子自然ふれあい体験in赤城自然園@阿部]

ユウスゲ(夕菅、学名:Hemerocallis citrina Baroni var. vespertina (H.Hara)M.Hotta)はユリ科ワスレグサ属の多年草。130727ユウスゲとキキョウ@エコカフェ.JPG分布は本州、四国、九州、国外では朝鮮半島に及び、山地の湿った草地などに自生。草丈は80cmから150cmほど、葉は2列根生、葉身40cmから60cmほどの線形。花期は7月から9月頃、茎先を伸ばし、先端で2叉状に分枝し、長さ10cmほどの漏斗状の淡黄色の花を1、2個ずつ、3個から10個ほど次々に咲かせます。花は花被片6枚がやや反り返り、雄蕊6本、一日花、夕方咲き翌朝には萎れます。淡黄色は暗闇でも蛾などの夜行性の昆虫によく見えると言われています。果実は長径約2cmの広楕円形の刮ハ、3室あり秋に褐色に熟します。

名前の由来は花が夕方に咲き、葉がカヤツリグサ科のスゲ(菅)に似ていることにあります。近縁種のノカンゾウやヤブカンゾウも花は一日花だが、朝方に咲き、日中にポリネーターを招き入れています。夜咲きのユウスゲはこれらと並行進化したと考えられています。


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タマアジサイ(玉紫陽花)の咲く頃に

130720タマアジサイ@エコカフェ.JPG奥秩父山塊の東南の端に位置する棒ノ峰(標高969m)に向かう白谷沢コースの登山口近くや沢筋では紫陽花をたくさん見ることができます。日当たりのよい林縁ではタマアジサイが群生しています。[2013年7月20日撮影:棒ノ折山@阿部]

タマアジサイ(玉紫陽花、学名:Hydrangea involucrata Sieb.)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木。日本固有種。分布は本州福島県以南から岐阜県までに限り、山地の渓流沿いや湿った林縁などに自生。130720タマアジサイ蕾@エコカフェ(棒ノ折山).JPG130720タマアジサイ蕾@エコカフェ.JPG樹高は1.5mほど、よく分枝し、若枝は淡緑色で毛が密生。葉は対生し洋紙質、葉身25cmほどの楕円形か卵状楕円形、葉縁に不整の細鋸歯、葉先は尖ります。葉の両面に短毛が密生。花期は8月から9月頃、ヤマアジサイより遅く、花序は初め総苞に包まれた径約1.5pほどの球形、総苞が脱落し、淡紫色の両性花を多数咲かせます。両性花は花弁、萼片とも4、5枚、雄蕊8本から10本、雌蕊花柱2、3本。周囲に白色の装飾花を幾つかつけます。

名前の由来は蕾が球形であることです。紫陽花の中では開花が遅く、梅雨明け後ですの登山シーズン中にまさに花をつけていることになります。


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ナツアカネ(夏茜)は赤とんぼ

ビーグル号の航海日誌 2013年07月29日 23:41

130727ナツアカネ@エコカフェ.JPG赤城自然園内の草原、つんと伸びたユウスゲの蕾の上にとんぼが止まっていました。翅の黒い斑紋の付き方からアキアカネかナツアカネのようです。写真を拡大し、胸部の黒い線状の斑紋の形からナツアカネと判定します。体色から未成熟なオスですね。[2013年7月27日撮影:親子自然ふれあい体験in赤城自然園@阿部]

ナツアカネ(夏茜、学名:Sympetrum darwinianum (Selys))はトンボ科アカネ属の定住性の蜻蛉。分布は北海道、本州、四国、九州、種子島、奄美大島、国外では台湾、朝鮮半島、中国中部に及び、平地や丘陵地の池や水田などに生息。130727ナツアカネ拡大@エコカフェ.JPG体長は33mmから41mmほど、アキアカネに似るがやや小さく、オスでは胸部の黒い三本線の斑紋の真ん中の線の先が角張るのが特徴。アキアカネでは尖ります。未成熟期にはオスもメスも体色は黄褐色、成熟したオスでは全身が赤化、メスでは腹部背面が赤化。出現時期は6月から11月頃、羽化後もその地域周辺に留まり、移動しない。産卵は打空産卵といって、水のない畔や草原などで空中からばら撒くのです。オスとメスが連結したまま行う場合もあって、連結打空産卵といいます。

「赤とんぼ」と呼ばれるものはアカネ属に属する赤いとんぼのことで、ナツアカネ、アキアカネ、マユタテアカネ、マイコアカネ、ヒメアカネ、ノシメトンボコノシメトンボ、リスアカネ、ミヤマアカネなどを総称しているそうです。


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昼の森で木登り遊びを(報告)

130727木登り@エコカフェ.JPG赤城自然園内の樹上小屋の近くには「きのぼりの木」があります。以前は自由に木登りをすることができたのですが、現在はそのような案内はされていません。そこで安全確保を確認したうえで「木登り」に挑戦しました。[2013年7月27日撮影:親子自然ふれあい体験in赤城自然園@阿部]

小学校のお姉さんやお兄さんは上手にすいすい登ってゆきます。とても初めてとは思えません。木の上では限られたスペースを譲り合わないと思うように登り下りができません。さてさて。
130727木登りどうしよう@エコカフェ.JPG130727木登りがんばれ@エコカフェ.JPG「楽しいな。そんなところまでいけるの。すごいな。わたしも登りたい。でもそこどいてくれない。」
「無理だよ。そこにいたら下りられない。」
さあ、どう譲り合うのでしょうか。
「じゃあ、もっと上に行くか、下に下りてよ。」
「これより上はうまく上がれない。だから下りるよ。そこをどいてよ。」
何気ない会話が面白い。一緒に遊び、一緒に喜び、満足感を共有する。よい思い出になり、心の成長を促す。
「ぼくも登りたい。」と3歳にまだ満たないだろ、君は。お兄さん、お姉さんに好奇心をくすぐられたようだ。少しだけの介助、けんめいにしがみつき身体をもち上げる。ようやく登り、太い枝に立ち上がる。満面の笑顔がかわゆい。さあ、おんりのジャンプは手伝ってあげよう。


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タグ:赤城自然園
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昼の森の観察、水辺で発見プロは子どもたち!

⇒こどもたちと 2013年07月28日 22:55

130727水生生き物の観察@エコカフェ.JPG「親子自然ふれあい体験」の新しいプログラムを実施しました。場所は赤城自然園です。園内には小さな流れと小さな水辺も造られています。子どもたちの気づきには驚かされます。[2013年7月27日撮影:親子自然ふれあい体験in赤城自然園@阿部]

ミズスマシ、ゲンゴロウ、ミズカマキリ、カエル、ヤゴやイトトンボが次々に観察できました。第一発見者は子どもたちです。水辺の葉っぱにはイモムシ、芝生には小さなカナヘビ、バッタ、クモ、アリが蠢いています。130727ニホンカナヘビ@エコカフェ.JPG130727アメンボ@エコカフェ.JPG 

観察記録をしっかりつけ、たくさんの質問をしてきます。
「この池にはホタル(蛍)はいるのですか。」
「夜の森の観察の時に来てみよう。そうしたら分かるよ。こんなにきれいな水だし、自然がいっぱいだし、運がよければみれるよ。」130727ヤマカガシ@エコカフェ.JPG
「蛇の赤ちゃんが草むらにいるよ。驚いて池に入り泳いで逃げているよ。」
「ほんとだ。みんなに驚いてしまったんだね。獲物を狙っていたんだね。ところがみんなが来たから、大慌てだね。」
「ヤマカガシの子どもだね。毒をもっているんだよ。危ないから気をつけてね。」

いろんなころをサクサク吸収していきます。


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昼の森の観察、山百合(報告)

130727ヤマユリ観察@エコカフェ.JPG親子自然ふれあい体験」の新しいプログラムを実施しました。場所は赤城自然園です。
昼の森と夜の森はどう違うのでしょうか、ということをテーマに違いを感じてもらいました。

130727ヤマユリ@エコカフェ.JPG
昼の森では山百合を観察しました。
「寿命は15年位です。花が幾つ付いているか、詳しくは花序に幾つ付いているか、で分かります。この山百合は10年位でしょうか。」
「この森の周辺には猪が住んでいます。山百合は大きな根(鱗茎)をもっていて、猪の好物になっています。自然園では薬剤で根の周辺を守っています。」 
「ふーん。大変なんだね。・・・・。」
「なんで猪は百合の根が好きなんですか?」
といろいろ疑問が湧きます。


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タグ:赤城自然園
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ついに激しい雨

⇒こどもたちと 2013年07月27日 16:54

130727_1644~01.jpg130727_1644~02.jpg130727_1645~01.jpgやって来ました。
激しい雨です。
あっという間の出来事です。

間もなく止むでしょう。
明るくなってきました。

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赤城自然園を昼から夜にむけて

130727_1619~02.jpg130727_1618~01.jpg130727_1622~01.jpg辺りは遠雷が響き雲がどんよりして来ました。ヒグラシが悲しさ誘っています。風も出て参りました。
昼の森の散策は終わり、森の工作教室が始まっています。

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高山植物の魅力(95)/イワベンケイ(岩弁慶)

ビーグル号の航海日誌 2013年07月26日 22:52

130714イワベンケイ@エコカフェ(木曽御嶽山).jpg中央アルプス乗鞍火山帯の再南端に位置する木曽御嶽山(標高3067m)は複合成層火山で外輪山を伴う台形の独立峰である。古くから山岳信仰のメッカであるが、活火山で火山性ガスを噴出しているため気象庁は噴火予報を発表しています。[2013年7月14日撮影:木曽御嶽山@中村敏之]

イワベンケイ(岩弁慶、学名:Rhodiola rosea L.)はバラ目ベンケイソウ科イワベンケイ属の多年草。分布は本州中部地方以北、北海道、国外では北半球に広く、亜寒帯から高山帯の岩場や砂礫地などに自生。130714木曽御嶽山@エコカフェ(中村).jpg草丈は10cmから20cmほど、根茎はゴボウ状、葉は互生し多肉質、葉身1pから4cmほどの楕円形で葉縁に不規則に低鋸歯がつきます。花期は6月から8月頃、雌雄異株、花茎を伸ばし、黄色い小さな花を密集してたくさん咲かせます。雄花の花弁、萼片とも4枚、花弁は長さ約3mmの線形で黄緑色を帯び、雄蕊8本、子房は退化。雌花は花弁が萼片より短く、赤味を帯び、雄蕊が退化し、子房の下部が萼片と合着。果実は長さ1cmほどの4個の袋果、秋に赤褐色に熟し、多数の種子を放出します。

名前の由来は岩場に生え、花を切り取り数日して土壌に挿すと活着するほど生命力が強靭なことを弁慶に例えたことにあります。そんなイワベンケイはロサビンズやサリドロサイドなどの有効成分(アダプトゲン)を含むことから、ハーブや生薬として利用されるそうです。


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宵の赤坂浄土寺で盆踊り考

130726_2137~01.jpg130726_2138~01.jpgこのところすっかり猛暑の感ありです。
夏と言えば盆踊り、各地でご先祖様を供養する仏教行事と行われてきたものです。
その起源は古く平安時代の念仏踊りが盂蘭盆の行事と結びつき、ご先祖様の精霊を迎え、供養するための行事として鎌倉時代、室町時代と全国的に広まり、江戸時代の初めに絶頂をきわめていたといいます。
明治、大正、昭和、特に戦後ともなり、高度成長期を経て、今日的には夏の風物詩としてイベント的色彩のみが強調されているにすぎなくなってしまったようだ。花火大会も同じことでしょう。

130726_2139~02.jpg130726_2139~01.jpg130726_2139~03.jpg赤坂一ッ木通りにある浄土寺は文亀3年(1503年)開基、開山は明蓮社教誉聖光、本尊は阿弥陀如来だそうです。
境内には地蔵菩薩坐像(享保4年(1719年)鋳造)や閻魔王坐像が鎮座し、江戸時代には地蔵信仰や閻魔参りなどで賑わったといいます。
盆踊りや花火大会、なぜ行われているんだろうと少しだけ考えるのも面白いのではないでしょうか。
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冬を懐かしく思えど・・・

写真.JPG
梅雨のような、夏のような、不思議な日々が続いておりますが、
皆様いかがお過ごしでしょうか?

早いものでもう7月も終わろうとしておりますが、
こんなにベタベタした暑い日が続き、夕方のスコールのような
豪雨が続くと、もう日本の夏は亜熱帯宣言しても良いのではないかと
思いますが、皆様はどう思われますか?


・・・ああ、コタツに入りながら棒アイスを食べたあの寒い日、
グツグツ音をたて、皆でワイワイ言いながら食べたあのキムチ鍋の味、
寒い寒いと言いながら地下鉄のホームの暖かさを感じたあの通勤、
夏よ早く来いと思っていた、あの冬に戻りたい。

・・・なんて、熱さ故の不快感を紛らわせるべく、

徒然なるままに書かせていただきました。

皆様お身体にはご自愛ください。




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宵の大川を船渡船とともに

大坂@エコカフェ(黒木).jpgああ、そんな季節だったのですね。
黒木さんからです。

「お船から見上げる花火が良い!
桁が図上に迫って、同席した舞妓さんや芸妓さんが飛びあがって千社札を貼り付けているのも面白い。
何より行き交うお船に「よろしくお願いします」とご挨拶して大阪締めのエールを交わすのが楽しい!
船渡業@エコカフ(黒木)ェ.jpg橋桁@エコカフェ(黒木).jpgでも手が痛くなるので片手は団扇が活躍!」

こうして夏が繰り返される。
各地でも夏祭りが行われます。


関連記事(宵の大川で船渡御を)⇒
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フジシダ(富士羊歯)は無性芽で群生を

ビーグル号の航海日誌 2013年07月25日 01:04

130720フジシダ@エコカフェ(棒ノ折山) (3).JPG奥秩父山塊の東南の端に位置する棒ノ峰(標高969m)の白谷沢コースは沢沿いの登山道であって蘚苔類や地衣類、シダ植物の宝庫となっています。岩場に群生するフジシダもそのひとつです。[2013年7月20日撮影:棒ノ折山視察@山崎]

フジシダ(富士羊歯、学名:Monachosorum Maximowiczii (Bak.)Hayata)はコバノイシカグマ科オオフジシダ属の常緑性シダ植物。分布は本州福島県以南、四国、九州、南西諸島、国外では台湾、中国に及び、山地の岩場や瓦礫地などに自生。130720フジシダ@エコカフェ(棒ノ折山).JPG草丈は20cmから40cmほど、根茎は短く斜上、葉柄は褐色でほぼ無毛、光沢があります。葉は単羽状複生で薄い革質、葉身15cmから30cmほどの線状披針形、先端がつる状に伸びてよく無性芽をつけます。羽片は50対ほどが互生し、広披針形から狭長楕円形で葉縁に鈍鋸歯、葉先は鋭頭から鈍頭。羽片は無柄で基部前側に耳垂、後部はくさび形です。ソーラス(胞子蓑群)は小円形で鋸歯片にひとつずつつきます。

名前の由来は愛知県犬山市尾張富士(標高275m)で発見されたことにあります。無性芽でも胞子でも増殖することができるものにオリヅルシダ、ツルデンダ、コモチシダハチジョウカグマなどがあります。


関連記事(オリヅルシダ(折鶴羊歯)の北限は)⇒
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雄国山山頂から磐梯山を

⇒寄港地だより 2013年07月24日 20:00

雄国沼@エコカフェ(森本)n.jpg雄国山山頂@エコカフェ森本).jpg先週末、北塩原村にある雄国山(1271m)に登りました。
山頂から眺めた会津磐梯山です。
雄国山は猫魔ヶ岳や古城が峰、厩岳山などとともに外輪山で中央標高1000mの位置にカルデラ湖、雄国沼が展開しています。
山腹には広大なブナ帯が拡がり、湿原にはニッコウキスゲが咲くそうです。

(福島より、森本)
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パイオニア植物、ヤシャブシ(夜叉五倍子)

ビーグル号の航海日誌 2013年07月23日 09:29

130720ヤシャブシ@エコカフェ.JPG埼玉の名栗にある有間ダム湖畔はパイオニア植物を観察するのにちょうどよいようだ。ネムノキアカメガシワリョウブ、ヤシャブシなどの大きな個体が湖畔林を形成しています。根に根粒菌を共生し、空気中の窒素を固定しています。ここではヤシャブシを紹介します。[2013年7月20日撮影:棒ノ折山視察@山崎]

ヤシャブシ(夜叉五倍子、学名:Alnus firma Siebold et Zucc.)はブナ目カバノキ科ハンノキ属の落葉小高木。130720ヤシャブシ果実@エコカフェ.JPG日本固有種。分布は本州福島県以南(太平洋側)、四国、九州に及び、シイ・カシ帯上部からブナ帯の山地や平地の日当たりのよい荒地などに自生。樹高は10mから15mほど、樹皮は灰褐色、若木で横目、老木で不規則に縦裂し剥離、枝はよく分枝します。葉は互生し、葉身4cmから10cmほどの狭卵形で葉縁に細鋸歯、葉先はやや尖ります。側脈が目立つのが特徴です。花期は3月から4月頃、雌雄異花、葉の展開前に前年枝先の葉腋から尾状の雄花序を数個下垂、枝の下部の葉腋から穂状の雌花序を斜上させます。果穂は長径約2pの卵形の多花果で緑色から茶色に熟し、麟片に3.5mmほどの翼のある堅果をたくさん抱えます。風媒花で風散布なのです。

名前の由来は果穂が夜叉に似ていること、タンニンを多く含むことから、五倍子の代用として黒色の顔料、お歯黒に使われてきたことにあります。近年、花粉によるアレルギーが懸念されています。この仲間には葉裏に毛が多いものにミヤマヤシャブシ、三宅島など海岸で見られるものにオオバヤシャブシがあり、よく目にする植物ですね。


関連記事(パイオニア植物、オオバヤシャブシ(大葉夜叉五倍子))⇒
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ホソバオキナゴケ(細葉翁苔)は尾根筋の根元に

ビーグル号の航海日誌 2013年07月22日 22:34

130720ホソバオキナゴケ@エコカフェ(棒ノ折山).JPG奥秩父山塊の東南の端に位置する棒ノ峰(標高969m)に向かう白谷沢コース脇の岩上や朽木、腐植土壌などには多様な蘚苔類を観察することができます。屋久島の「もののけの森」や北八ヶ岳の森林内なども蘚苔類の宝庫です。そこに負けないくらい美しいモスグリーンの森床が広がっています。ここではホソバオキナゴケを紹介します。沢沿いの斜面では他の蘚苔類と競争、尾根筋の乾燥しがちな林下の腐植土壌では点々とパッチをつくっていました。[2013年7月20日撮影:棒ノ折山視察@山崎]

130720ホソバオキナゴケ@エコカフェ.JPGホソバオキナゴケ(細葉翁苔、学名:Leucobryum juniperoideum (Brid.) Mull.Hal..)はシラガゴケ科シラガゴケ属の蘚類。分布は北海道、本州、四国、九州、南西諸島、小笠原諸島、国外では朝鮮半島、中国、東南アジアに広く、杉や檜の二次林などの明るい半日陰の林下にある根元、倒木、腐植土壌や尾根筋の表土に群落をつくって自生。草丈は1pから3pほど、葉は重なり合い密生し殆んど光沢はなく平滑。葉身4mmほどの披針形で中央部で透明細胞は5、6層と厚く、葉先は尖ります。剳ソは長さ1cmほどの赤褐色、凾ヘ射上し乾燥すると縦皺が入るという。

この仲間は乾燥時にも葉が縮れることはなく、透明細胞が光を反射して緑白色に見えます。これは強い光から組織細胞を守る防御機能と考えられます。被子植物では葉が芽生えるときに白い細毛や赤い細毛に覆われるのも同じですね


関連記事(アラハシラガゴケ(粗葉白髪苔)は)⇒
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名栗の棒ノ折山で足慣らしを

ビーグル号の航海日誌 2013年07月21日 23:05

130720棒ノ折山蘚苔の世界@エコカフェ.JPG8月に四国の石鎚山で植生観察や別子銅山の産業遺産視察を予定。ガイドは愛媛事務所の森賀さん、観光カリスマでもあります。
そこで、足慣らしを兼ねて奥武蔵にある棒ノ折山(棒ノ嶺:標高969m)に涼を求めて登ることにしました。棒ノ折山は奥秩父山塊の南東域に伸びる西から雲取山、天目山、蕎麦粒山に続き、奥武蔵と奥多摩の境をなす稜線に位置します。
この地域一帯は鮮新世紀(2303万年前から)以降の関東地方に広がる造盆運動により、古・中生層からなり、石灰岩、凝灰岩、チャート、堆積岩などが断層や褶曲を伴い複雑な様相を織りなしています
130720綺麗な摂理@エコカフェ.JPG130720落ちる滝@エコカフェ.JPG棒ノ折山周辺ではありませんが、ところによっては分厚い石灰岩層を含み、日原など鍾乳洞が形成されたりしています。とにかく変化に富んだ山容は地質の違いによるものです。
白谷沢沿いに取りついた登山道を登ったのですが、藤縣の滝、天狗ノ滝、白孔雀ノ滝などが現れ、牢門と呼ばれる両側に大きな岩が切り立つ場所を過ぎると鎖場があったりまします。
130720おちゃめな一枚@エコカフェ.JPGウリハダカエデテツカエデイロハモミジ、ヤマモミジなどカエデ類、カツラハクウンボクヤマアジサイなど、林床には多くの種類のシダ植物も見られます。また、稜線では大きなモミアカマツが自生しています。
渓谷の岩場を離れた斜面地には数は少ないがところどころ大きな岩が転がったりもしています。最終氷期のときに基盤の岩石やや大きな岩石が節理にそって凍結破砕作用をうけゆっくりと下へ下へと落ちてくるのです。
稜線でると鎮座する「岩茸石」があって、リョウブの樹幹をたよりに登ることができます。眼下には登り始めた場所である「名栗湖」も眺望することができます。

想像していたよりもずーっと素晴らしい山行をすることができました。目指せ石鎚山です!


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ロックフィルダムの有間ダムは

ビーグル号の航海日誌 2013年07月20日 15:00

130720ダム全景@エコカフェ.JPG130720有間ダム石碑@エコカフェ.JPG埼玉の飯能市(旧名栗村)にある有間ダムを訪れた。
今年は降雨が少ないということで渇水状態、ダムの湖面はずーっと眼下にあった。
このダムの形式は「センターコア型ロックフィルダム」という。
多目的ダムで洪水調整、河川維持用水、上下水道用水などが目的のようです。
人工湖は名栗湖と呼ばれブラックバス釣りを目当ての釣り客が訪れるそうだ。
下流側は大きく切れ落ち、90mほど下から細い川筋が現れている。
その有間川下流ではキャンプ場があって子どもたちの水遊びをする声が響いているのが印象的だ。
夏の風物詩のようなものですね。
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石鎚山と別子銅山を巡るツアー

⇒寺子屋/学びツアー 2013年07月19日 15:00

105.JPG観光カリスマが案内する石鎚山と別子銅山。
石鎚山は、標高1982メートルあり西日本最高峰の山です。
高山植物を観察しながら、途中鎖場を体験しながらあるきます。
別子銅山は、新居浜市の山麓にあった銅山で1690年に発見されてから約280年間に渡り70万トンを産出し、日本の貿易や近代化に寄与したと言われています。
観光カリスマの森賀盾雄さんに石鎚山から別子銅山までご案内いただきながら、植物から歴史まで幅広い学びの3日間です。

日 程:8月2日(金)〜4日(日)
費 用:42,000円【2泊3日(往復飛行機、宿泊、食事(4食分)、レンタカー代)】

行程
8月2日 羽田8:00→松山9:25
    7:30 羽田空港集合
    午前中は、松山市内を観光
    昼食
    午後は、石鎚山麓の宿に向けて移動
    宿泊:白石ロッジ

8月3日 石鎚山
    朝食後、出発 
    高山植物を観察しながら、鎖場などをとおり頂上へ
    下山後は、新居浜市へ向けて
    途中温泉へ立ち寄る
    夕食
    宿泊:ルートイン新居浜

8月4日 松山19:15→羽田20:45
    午前中は、別子銅山へ
    昼食
    午後は、松山に向けて移動
    途中、道後温泉へよる。
    20:45 羽田空港解散

参加ご希望の方は、早めに事務局まで御連絡ください。
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小笠原エコツアー

⇒エコツアー 2013年07月18日 15:23

2006小笠原データ 136.jpg固有種の森の横断ハイクと沈水カルストの南島をめぐる父島の旅

 2011年に世界自然遺産登録地になり、観光客で賑わいをみせている小笠原諸島ですが、今回のエコカフェのエコツアーは小笠原父島をメインに山に海にそしてナイトツアーと盛りだくさんです。山のコースは、小港海岸から東海岸までを横断的に歩くコースになります。このコースは通常のツアーでは訪れない秘境です!小笠原固有の植物やボニナイトなど世界で小笠原でしか見ることのできない地質と植生を観察するツアーです。
 また、南島は貝の化石ヒロベソカタマイマイや扇池の幻想的な景色を堪能できます。陸上の小笠原固有の植物や、海の動物を地球規模の視点から自然を感じることができるエコツアーにぜひご参加ください。

【旅行期間】2013年9月14日(土)〜 9月19日(日) 6日間
【エコカフェ会員旅行代金】99,800円(1室3名利用)〜109,800円(1室1名利用)
【利用宿泊施設】父島ビューホテル(シャワー・トイレ付)
【利用船舶】おがさわら丸 2等船室(相部屋)
【募集定員】8名

 詳細情報   

●主催/特定非営利活動法人エコロジー・カフェ
●旅行企画・実施/株式会社ナショナルランド(東京都知事登録旅行業2-2174)
東京都千代田区神田和泉町1-3-7
TEL:03-3851-3377  FAX:03-3851-3477
総合旅行業務取扱管理者 松崎哲哉

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高山植物の魅力(94)/モウセンゴケ(毛氈苔)

ビーグル号の航海日誌 2013年07月17日 09:11

130706モウセンゴケ@エコカフェ.JPG130706モウセンゴケ@エコカフェ(小日向山).JPG北アルプス小日向山(標高1907m)に点在する湿地のはずれ、登山道脇のボッチに小さなモウセンゴケを見つけました。よく気付くもんです。やや乾きがちであるような場所です。たった2株、小さいやつと最小さいやつです。生存が危ぶまれるのですが、存在自体が不思議です。[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部]

モウセンゴケ (毛氈苔、学名Drosera rotundifolia L. ) はモウセンゴケ科モウセンゴケ属の寒地性の食中植物。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では北半球の高山に広く、高山や寒冷地の湿地などに自生。草丈は最大20cmほど、根出葉は放射状、2pから8cmほどの長い葉柄があって、円形の葉は赤みを帯び、葉全体に腺毛が、葉縁には刺状腺毛があって粘液(サンドゥーサ)を分泌。粘液は甘い香りを放ち、昆虫を引き寄せて粘液で捕獲します。花期は7月から8月頃、花柄を伸ばし先端に白色の小さな5弁花を幾つか咲かせます。本来、昆虫に頼らなくとも生育可能であるが、寒地での短い夏に栄養を集中的に摂取し、花を咲かせ種を残すための巧みな戦略を取っていると言えます

寒い地域のモウセンゴケはナガバノモウセンゴケと共に生育しているため、交雑しサジバモウセンゴケとよばれる中間的な形質のものが見られるという。また、東海地方では葉柄の短いコモウセンゴケと交雑したトウカイコモウセンゴケというのが知られ、染色体が倍化した雑種がと考えられているようです。


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高山植物の魅力(93)/ニリンソウ(二輪草)

ビーグル号の航海日誌 2013年07月16日 22:49

130706ニリンソウ@エコカフェ(小日向山).JPG北アルプス小日向山(標高1907m)の登山道脇に広がる湿原や湿地にはミズバショウリュウキンカザゼンソウが咲き誇り、その周辺の草原や林縁にはコバイケソウサンカヨウなどが彩りを加えています。ニリンソウもそのひとつです。花言葉は「友情」、「協力」です。[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部]

ニリンソウ(二輪草、学名:Anemone flaccida F. Schm.)はキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では東アジアに広く、山地の湿潤な林床などに自生。草丈は15cmから30cmほど、地下茎は太く短く横に這い、葉は根出葉と茎葉があります。130706ニリンソ花@エコカフェ(小日向山).JPG根生葉は数枚つき有長柄、心臓形で3全裂し側裂片はさらに2深裂(全部で5裂)、葉茎はトリカブトと異なり中空。茎葉は無柄で3枚が輪生し、3深裂し表面に白斑が入ります花期は3月から6月頃、1本の茎から花茎が2本伸び、各1輪の花を咲かせます。花は径約2cmの5弁花。果実は楕円形の痩果で毛が生えます。地下茎でも増殖ししばしば群落を形成します。

キンポウゲ科の植物は毒草が多いが、ニリンソウは毒成分が極めて弱いため根茎を漢方薬とするほか若葉を山菜として食するそうです。皮肉にもトリカブトの葉が似ているため、トリカブトの若葉の誤食による事故が起こったりしています。注意したいですね。


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高山植物の魅力(92)/ザゼンソウ(座禅草)

130706ザゼンソウ@エコカフェ(小日向山).JPG130706ザゼンソウ果実@エコカフェ(小日向山).JPG平地はうだる暑さ。北アルプス小日向山(標高1907m)は白馬三山の前衝山であって斜面の所々に白い残雪が見られます。高山の短い夏の始まりを目前に、今は早春を告げる花が咲き誇っています。ミズバショウと色合いが真逆のザゼンソウもそのひとつです。[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部・中村敏之]

ザゼンソウ(座禅草、学名:Symplocarpus foetidus (L.) Salisb. ex W.P.C. Barton)はサトイモ科ザゼンソウ属の多年草。分布は本州中部地方以北、北海道、サハリン、東シベリア、朝鮮半島に及び、亜高山帯の湿地や水辺などに自生。130707ザゼンソウ花@エコカフェ.jpg草丈は40cmほど、地下茎は太く、葉は根生し有柄、葉身40cmほどの円心形です。花期は3月から5月頃、葉の展開前に舟形の厚い仏炎苞に包まれた長さ2cmほどの楕円形の肉穂花序をだし、個もの小花を裂かせます。小花は雄蕊4本、雌蕊1本、自家不合和のため雌性先熟の戦略を取ります。しかも、花序にはミトコンドリアを多く含む発熱細胞があって、呼吸熱を発し周囲の氷雪を溶かし、悪臭を放って積極的にポリネーターである昆虫が少ない時期に積極的に種を残そうと努力しているのです。種子はスポンジ状の果序に埋まり、水散布のほか野ネズミの貯蔵行動によっても散布(貯蔵散布)されます。

根茎にシュウ酸カルシウムやサポニン配合体を含み毒草とされます。名前の由来は仏炎苞に包まれた肉穂花序の様子を座禅を組む僧侶の姿に見立てたことにあります。別名に達磨大師に見立てて「ダルマソウ」とも呼ぶそうです。なお、日本にはザゼンソウのほかにヒメザゼンソウとナベクラザゼンソウが見られます。


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カシワ(槲)は古来より身近か

130714カシワ葉@エコカフェ.jpgようやく出会ったカシワは近くのお寺の境内にあった。カシワの葉には芳香があり、新芽が出るまで古い葉が落葉しないことから「代々途切れることのない」と縁起を担ぎ、塩漬けにした葉を、古くから5月『端午の節句』につきものの「柏餅」を包むのに使われるんです。縄文時代にも土器の底に敷いて蒸すのに用いたというからすごい。名前の由来も炊葉(かしわ)にあるそうです。[2013年7月14日撮影:妙光寺@山崎]

130714カシワ大木@エコカフェ.jpgカシワ(槲、学名:Quercus dentata Thunb. ex Murray)はブナ科コナラ属の落葉高木。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、中央アジアに広く、暖温帯上部から冷温帯の沿岸部から山地などの礫地ややせ地などに自生。樹高は15mから20mほど、樹皮は灰黒褐色で皮目は縦裂し、枝は太くよく分枝します。葉は枝先に互生し洋紙質、葉身15cmから30cmほどの倒卵状楕円形で葉縁に波状の大きな鋸歯、先端は鈍頭。葉裏に茶褐色の星状毛が密生します。樹皮には多くのタンニンが含まれます。花期は4月から6月頃、葉の展開と同時に、本年枝の下部の葉腋から長さ10cmから15cmほどの雄花序が下垂、径約2mmの雄花を多数咲かせ、雌花序は上部の葉腋から出て数個の雄花を咲かせます。果実は長径約1.5cmから2pほどの卵状球形、殻斗は線形の鱗片が多数つきます。

カシワは古くから私たちの生活にとって大切な樹木だったようです。葉にはテンペル系物質を含み殺菌作用があることから食器代わりに使ったり、樹皮から採取したタンニンを皮なめしに用いたり、染料にしたり、材を建材や家具材に用いたりしてきたのです。野生化では自然交雑も多く、ミズナラと交雑したカシワモドキやホソバガシワ、コナラと交雑したコガシワなどが知られています。  


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ニガウリ(苦瓜)、ゴーヤ、ツルレイシとは

⇒寄港地だより 2013年07月15日 16:26

130714ゴーヤ果実@エコカフェ埼玉ミニ農園_8.jpg夏野菜の美味しい季節です。最近ではゴーヤをアサガオのように日除けのために窓際に植える家庭が増えているようです。食材にもなるわけですから一石二鳥ということなのでしょう。埼玉のエコカフェ・ミニ農園でも少しばかり無施肥無農薬で栽培しています。ニガウリもゴーヤもツルレイシも皆同じです。琉球では沖縄本島でゴーヤー、宮古島地方でゴーラー、八重山地方でゴーヤと呼びます。ナーベラ(へちま)とともに沖縄料理チャンプルーの定番になります。苦味成分モモルデシン、植物インスリン、共役リノレン酸、ビタミンCなどビタミン類、ミネラル成分が多く含まれるそうですよ。良いことづくめのようですね。[2013年7月14日撮影:エコカフェ・ミニ農園@山崎]

130714ゴーヤ花@エコカフェ埼玉ミニ農園_7.jpgツルレイシ(蔓茘枝、学名:Momordica charantia L.var. pavel Crantz)はウリ科ツルレイシ属のつる性多年草。日本では一年草。原産地は熱帯アジア、日本では南西諸島や南九州などで多く栽培、日当たりの良いやや酸性の土壌を好む。草丈は4mから5mほど、つるを辿って伸びます。果実は長さ20cmから50cmほどの細長い紡錘形、果皮には細かいイボ状の突起に覆われます。緑色から熟すと黄色になり、裂開し中から赤いゼリー状の仮種皮に覆われた種子が現れます。鳥散布します。

近年、農芸用のものはF1品種が多いため成熟した果実から種子を採取しても次の世代で生育する保証はないという。本来、遺伝子組み換えなどでなく野生に近いものを食するほうが健康には良いのではとの意見があります。さてさて....。


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ヒメナガメ(姫菜亀)の踏ん張り

130714ヒメナガメ(ダイコンに)@エコカフェ埼玉ミニ農園.jpg梅雨明け、日中は炎天下に。夕方、積乱雲が猛威、夕立に雷と突風。埼玉にあるエコカフェのミニ農園も洗礼の日々。枝豆、オクラは元気。茄子、唐辛子はまずます。インゲン、ネギは忍耐。春大根は種取り用として残してありますが、葉は暑さのためだけではなく、何やら食痕で白く点々としています。主はヒメナガメでした。まだまだ暑い夏が続き、残念ながら今年は種採取は難しそうです。[2013年7月14日撮影:エコカフェ・ミニ農園@山崎]

130714大根@エコカフェ埼玉ミニ農園_20.jpg130714ヒメナガメ@エコカフェ埼玉ミニ農園.jpgヒメナガメ(姫菜亀、学名:Eurydema dominulus Scopoli)はカメムシ目カメムシ科の小型のカメムシ。ナガメの近縁種。分布は本州関東地方以西、四国、九州、南西諸島、国外では中国、東南アジアに広く、アブラナ科のある草原や畑などに生息。体長は6mmから8mmほど、黒地に橙色の複雑な模様(前胸背に横1本、縦3本の橙色線)が入ります。出現期は1月から6月頃、9月から12月頃の年2回のようです。成虫で越冬。食性は成虫、幼虫ともにダイコン、キャベツ、ハクサイ、コマツナなどのアブラナ科の植物であって、葉の汁などを吸う。農家さんにとっては野菜の害虫とされます。

エコカフェのミニ農園では農薬散布はしていませんので、野菜が負けるかもしれません。手で可能な限り駆除し、後は自然に任せます。それでも幾つは種子を残すことができると思います。ダイコン以外に周囲にアブラナ科の野菜や野草はないのでこの場所ではやがて絶えてしまうでしょう。まあ少しぐらいはと呑気にやっています。


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タグ:広域種
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イワヒメワラビ(岩姫蕨)と鹿の相関関係

ビーグル号の航海日誌 2013年07月14日 00:00

110723イワヒメワラビ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センターの芦生研究林では高柳敦先生がシカの食害について研究をされている。芦生研究林では近年シカの食害により林床の植生が貧困になり、毒成分を含むため鹿が嫌うバイケソウ、トリカブトとイワヒメワラビなどが見られるばかりという。しかもイワヒメワラビは地下茎で増殖し生育環境が広いため増殖の一途だそうだ。鹿が増えれば増える関係にあるのだ。鹿と岩姫蕨の二重苦が続く。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@山崎]

イワヒメワラビ(岩姫蕨、学名:Hypolepis punctata (Thunb.) Mett.)はコバノイシカグマ科イヌヒメワラビ属の夏緑性シダ植物。分布は本州関東以西、四国、九州、南西諸島、国外では東アジア、東南アジアに広く、亜熱帯から温帯亜高山帯までの日当たりのよい林床や草地、伐採地などに自生。草丈は1m以上、根茎は長く這い、葉は3回羽状複葉で三角状長楕円形、葉軸や葉両面に白い腺毛が生えます。葉柄は藁色で下部では暗褐色で全体に毛が生えます。ソーラス(胞子蓑群)は円形で包膜がなく小羽片の縁近くにつくという。

イヌヒメワラビに似ているものにヒメシダ科ヒメシダ属のヒメワラビやミドリヒメワラビがあるそうですが、腺毛の有無や、小羽片の基部の形や柄の有無、などで見分けられるそうです。実際は難しく生育場所も参考にしたらよさそうです。


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ブナ(橅)の深い森で

ビーグル号の航海日誌 2013年07月13日 13:44

130706ブナ若い果実@エコカフェ.JPG北アルプス白馬三山の前衝の山である小日向山(標高1907m)にある小日向のコルはミズ芭蕉の群生地。猿倉から登山道に入り、白馬岳方面との分岐を広葉樹林帯に入っていく。そこはブナ(シロブナ)を中心とした落葉広葉樹の森が広がっていました。深呼吸をするととても清々しい。[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部]

ブナ(橅、学名:Fagus crenata Blume)はブナ目ブナ科ブナ属の落葉高木。分布は北海道南部、奥尻島、本州、四国、九州に及び、低山の照葉樹林帯と亜高山帯の針葉樹林帯の間の肥沃な落葉広葉樹林帯(関東周辺では標高800m以上)に多く自生。130706シロブナ@エコカフェ(小日向山).JPG130706シロブナ兄弟@エコカフェ(小日向山).JPG白神山地のブナ帯が有名。日本固有種。樹高は30mほど、樹皮は灰白色で平滑、本年枝は暗紫色で光沢があります。地衣類がよく着生。葉は互生し薄い洋紙質、葉身4cmから9cmほどの卵形か菱状卵形で葉縁に波状鈍鋸歯、葉先は尖ります。側脈は7対から11対ほどで葉縁に及びます。花期は5月頃、葉の展開と同時に、雄花序は本年枝の下部の葉腋に4、5個ほど頭状に下垂、雌花序は本年枝の上部の葉腋に1、2個を上向きにつけます。果実は径約2cmの漏斗で秋に熟すと4裂、中には3稜ある種子2個ほど入っています。種子はオニグルミに次ぎ栄養豊富なためツキノワグマ、ノネズミなど森の動物たちの食料になります。しかし、なぜか5年から7年で結実豊凶を繰り返すため、森の営みには撹乱が起こるようです

ブナは陰樹で成長が遅いもののやがて極相林となり純林を形成していきます。また、保水力に優れ、林床に豊かな植生を創出し、水源涵養の重要な役割を果たし、川を下り豊かな海までをつくる水循環のなかで重要な役割を果たします。森里海連関学の基礎のようなものです。


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これなんだシリーズ(219)

130710これなんだ@エコカフェ.JPGこのところのうだるような暑さ。
ついに蝉も鳴きはじめました。

都心の公園の片隅。
人の背丈ほどもあります。
見事な花ですね。
園芸品種かな。



ヒント⇒

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高山植物の魅力(91)/リュウキンカ(立金花)

ビーグル号の航海日誌 2013年07月12日 05:23

130706リュウキンカ花@エコカフェ(小日向山).JPG北アルプス小日向山(標高1907m)へ向かう登山道脇は高山植物の宝庫でもあります。ミズバショウが群生する場所ではリュウキンカも一緒に観察することができます。ミズバショウ、ザゼンソウとともに「雪解けを告げる花」として湿原で最も早く花を咲かせます。花言葉は「必ず来る幸福」「あなたに会える幸せ」です。[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部]

リュウキンカ(立金花、学名:Caltha palustris L. var. nipponica Hara)はキンポウゲ科リュウキンカ属の多年草。分布は北海道、本州、九州、千島列島、中国、朝鮮半島に及び、暖温帯から寒冷帯までの湿地や流れのある場所などに自生。130706リュウキンカとミズバショウ@エコカフェ(小日向山).JPG草丈は15cmから50cmほど、茎は中空で直立、葉は根出葉と茎葉。根出葉は葉柄が長く束生、葉身3cmから10cmほどの心円形か腎円形、葉縁に鈍鋸歯がつく。茎葉は茎上部つき似ていて小型。花期は4月から7月頃、茎先に径約2cmのやや光沢のある黄金色の花を咲かせます。花弁はなく萼片が花弁状に5枚から7枚、雄蕊は多数、雌蕊は4本から12本。果実は長さ1cmほどの袋果。毒草であるが若芽を灰汁抜きして山菜として食するそうです。

名前の由来は茎が直立し花の色が黄金色であることになります。この仲間は世界中に13種が知られ、日本には北海道や本州に自生する茎が地を這うエンコウソウ(猿本猴草)、本州北部や北海道に自生する全体が大形のエゾノリュウキンカ、小形のコバノリュウキンカが知られています。



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高山植物の魅力(90)/アカモノ(赤物)

ビーグル号の航海日誌 2013年07月11日 22:42

130706アカモノ花@エコカフェ.JPG北アルプス白馬三山の前衛の山の小日向のコル(標高1824m)に向かう登山道脇の林縁にしがみつくように小さな花を咲かせたアカモノに出逢いました。別名はイワハゼ(岩櫨)。残念ながらそこ1ヶ所しか気付きませんでした。花言葉は「美しい思い出」、「初恋」です。[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部] 

アカモノ(赤物、学名:Gaultheria adenothrix (Miq.) Maxim.)はツツジ科シラタマノキ属の常緑小低木。日本固有種。分布は北海道、本州近畿地方以北(日本海側)、四国に及び、低山帯から亜高山帯の日当たりの良い風衝帯の岩場、広葉樹林の林縁や疎林内など酸性土を好んで自生。130706アカモノ@エコカフェ.jpg樹高は10cmから30cmほど、茎は地を這ってよく分枝、斜上します。若枝には褐色毛。葉は互生し革質で光沢、葉身1.5cmから3cmほどの卵状楕円形で葉縁に微鋸歯(鋸歯先端は毛状)、葉先は尖ります。
花期は5月から7月頃、葉腋から花柄をだし白色から淡桃色の釣鐘形の花を1個下垂。花冠は長さ7mm前後で浅く5裂し反り返り、萼は鮮赤色で腺毛が密生。花柄にも褐色毛が生えます。果実は球形の偽果(萼が生長し全体を包み多肉化したもの)、表面を開出毛が生えます。ほんのりと甘味があり美味しいそうです。

名前の由来は夏に真っ赤な桃のような実をつけることから「赤桃」、転訛して「アカモノ」になったという。花はコケモモに似てもいますが葉の形などが異なることで区別は容易です。ちなみに山頂の風衝帯のものは厳しい環境下のため矮小低木となります。


関連記事(高山植物の魅力(89)/タカネザクラ(高嶺桜))⇒
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高山植物の魅力(89)/タカネザクラ(高嶺桜)

130706タカネザクラ花@エコカフェ.JPG日本で一番遅く咲く桜は何でしょう。タカネザクラだそうです。別名にミネザクラともいう。ちょうど標高の低いところでは花を咲かせ、高いところではこれからのようでした。先日、小日向山に登った時に教えていただきました。[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部]

タカネザクラ(高嶺桜、学名:Prunus nipponica Matsumura)はバラ科サクラ属の落葉小高木。日本固有種。分布は北海道と本州中部地方以北に及び、亜高山帯から高山帯にかけて自生。130706タカネザクラ@エコカフェ(小日向のコル上部).JPG樹高は2mから8mほど、樹皮は紫褐色、幹は直立せずよく分枝し、葉は互生し有柄、褐色を帯びた黄緑色、葉身4cmから8cmほどの倒卵形で葉縁に欠刻状の重鋸歯、先は尾状に尖ります。葉表は無毛、葉裏の脈状に僅かに毛が生えます。花期は5月から7月頃、葉の展開とほぼ同時に葉腋から数個の鐘形状の花を咲かせます。花は径2cmから3pほど、花弁は5枚で白色(時に中心部がやや紅紫色)、萼筒は紅紫色を帯び、花柄、萼片ともに無毛です。果実は径約8mmの球形の核果、黒紫色に熟すと果肉は甘酸っぱいそうです。

まさか桜の花を見ることができるなんて想像もしていませんでした。深い雪に耐え逞しい。エコカフェとしては2度目の花見、ご褒美をいただいたような気がいたします。


関連記事(高山植物の魅力(88)/ミズバショウ(水芭蕉))⇒
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高山植物の魅力(88)/ミズバショウ(水芭蕉)

ビーグル号の航海日誌 2013年07月10日 23:18

130706ミズバショウ花@エコカフェ.JPG梅雨明け当日だったようです。山の上は曇りがちで涼しさが支配していました。北アルプス小日向山(標高1907m)の登山道脇の湿原や谷が開けた湿った場所などではミズバショウが群生していました。尾瀬ヶ原で見たものよりずいぶんと小さな個体が多く、栄養分が少ないためなのかと思いました。[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部]

ミズバショウ(水芭蕉、学名:Lysichiton camtschatcense Schott)はサトイモ科ミズバショウ属の多年草。130706ミズバショウ群落@エコカフェ(谷筋).JPG130706ミズバショウ花@エコカフェ (2).JPG分布は北海道、本州中部地方以北と岐阜県天生湿原や兵庫県加保坂峠、千島列島、シベリア東部、サハリン、カムチャッカ半島に及び、山地地帯から亜高山帯の湿原や水辺、林下の湿地などに自生。草丈は40cmから90cmほど、地下茎は直入しときに1m、葉は茎頂部から根生し有柄、葉身は長楕円形、花後に大きくなります。花期は4月から7月頃、萌芽展開と同時に白色の仏焰苞に抱かれた円柱形の肉穂花序をだし、多数の両性花を密に咲かせます。両性花は先ず雌蕊が露出し、後から雄蕊が花序表面に出現し、花粉を放出、自家受粉も可能という。このような「雌性先熟」はイネ科などの風媒花によく見られるそうです。果穂は花序が成長した緑色の肉質、熟すとスポンジ状の果肉とともに長径約5mmの半球形で褐色の種子が水散布されます。種子は乾燥に弱く休眠性はないそうです。

名前の由来は「芭蕉布」の原料になる熱帯・亜熱帯地方に原産のイトバショウの菜に似ていることあります。サトイモ科の一部に特有ですが、葉にはシュウ酸カルシウム、根茎にはアルカロイド成分が含まれているそうです。


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高山植物の魅力(87)/コマクサ(駒草)

ビーグル号の航海日誌 2013年07月09日 22:18

130707コマクサ@エコカフェ.JPG白馬村の白馬五竜高山植物園では高山植物を植栽展示しています。「高山植物の女王」と呼ばれているコマクサを紹介します。過酷な環境下で逞しく生き抜いている姿に頭が下がります。別名に「金銀草」、花言葉は「誇り」「気高い心」だそうです。[2013年7月7日撮影:第16回自然観察会@阿部]

コマクサ(駒草、学名:Dicentra peregrina (Rudolph) Makino)はケシ目ケマンソウ科コマクサ属の多年草。130707コマクサ花@エコカフェ.jpg分布は本州中部地方以北、北海道、千島列島、サハリン、カムチャッカ半島、シベリア東部に及び、高山帯の山頂付近や尾根筋の風衝岩屑斜面などの表層が移動しやすい砂礫地や礫地に自生。草丈は10cmほど、根は50cmから100cmにも及び、根生葉は2回3出複葉で小葉はさらに細かく裂け、白粉を帯びます。花期は7月から8月頃、花茎を伸ばし、いくつかの淡桃色の花を咲かせます。花は長さ約2cm、萼片(早落性)2枚、花弁4枚(外側2枚、内側2枚)で外側のものは下部が大きくふくらみ先が反り返り、内側のものはやや小さく中央がくびれて上端が合着します。果実は長径約1.2cmの楕円形の刮ハ、熟すと裂けて黒色の種子を重力散布します。

名前の由来は花の蕾が馬の顔に似ていることにあるそうです。面白いですね。皆さんもこれから夏山シーズン、過酷な環境下で短い夏に種を残すために美しい花を咲かせ、逞しく生き抜く高山植物の姿に感動してみませんか。


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高山植物の魅力(86)/サンカヨウ(山荷葉)

130706サンカヨウ@エコカフェ.JPG北アルプス白馬三山の前衛の山である小日向山(標高1907m)の山腹にある小日向のコルを目指す。猿倉で入山届けをすませ、シロブナの大木が林立しミヤマクマザサが生い茂る樹林帯に入る。やがて残雪が点在する疎林帯や草原、湿地が出現するコースとなっている。道中で見られた高山植物を紹介したい。花言葉「幸せ」はサンカヨウです。水を含んだ花弁は半透明で切ない感じです。[2013年7月6日撮影:第16回自然観察会@阿部]

130706サンカヨウ花@エコカフェ.JPGサンカヨウ(山荷葉、学名:Diphylleia grayi Fr. Schm.)はキンポウゲ目メギ科サンカヨウ属の多年草。分布は本州鳥取県大山と中部地方以北、北海道、サハリンに及び、低山から深山のやや湿った林床や沢筋などに自生。草丈は30cmから70cmほど、茎は直立、葉は大小2枚。下の葉は葉柄が長く盾状、上の葉は葉柄が短く、葉身20cmから30cmほどの広腎形で葉縁は星形に欠刻、葉先は大きく切れ込みます。茎や葉には縮毛が生えます。花期は5月から7月頃、茎頂に集散花序をだし径約2cmの白い花を数個咲かせます。萼片(早落性)と花弁は各6枚、雄蕊6本、雌蕊1本。果実は長径約1cmの楕円形の液果、白粉を帯びた濃い青紫色、中に数個の種子が入ります。甘酸っぱく食用になります。

名前の由来は山にあって葉がハスの葉「荷葉」に似ていることにあるという。この仲間は中国に1種、北アメリカ東部に1種が知られています。


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アオウミガメの産卵と卵の白色化を学ぶ!

⇒こどもたちと 2013年07月08日 22:34

P5270011.JPG2013年度5月のアオウミガメレポートです。今年も新5年生の総合学習がはじまりました。小笠原父島での小笠原海洋センターとの協働の小笠原小学校の5年生の総合学習も9年目です。5年生、総勢22人は元気いっぱいに生きた学びを行っています。今回は卵の観察です。[5月詳細レポートはこちら⇒

5月8日:卵の白色化・産卵レクチャー
5月27日:卵の白色化観察

アオウミガメのお母さんが産んだ卵は2週間ほどかけて白色化します。なぜでしょうね。最初は柔らかくぷにょぷにょしているのに白色化し全体がしっかり張ってくるんですよ。


関連記事(小笠原小学校5年生の総合学習、始まり始まり)⇒
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夏野菜の美味しい季節に

⇒寄港地だより 2013年07月07日 16:05

130707埼玉ミニ農園@エコカフェ.JPG今日は七夕。関東甲信地方の梅雨明けは7月6日、昨日のことだ。
今日も朝から蒸し暑くぐんぐん気温が上がっている。
埼玉のエコカフェ・ミニ農園でも夏野菜が収穫できるようになっている。
無施肥無農薬で作っている野菜たちだ。もう20年近く、健康を考えそうしている。
その分、手間暇がかかっている。一番は雑草取りだ。
今年は梅雨の時期にあまり雨が降らず生育状況はいまひとつである。
それでも周囲の農家さんより豊作で一つひとつの出来栄えが小粒でもしっかりしている。
茄子(黒茄子、白茄子)、じゃがいも(男爵、メークイン)、玉葱、紫玉葱、トマトも上々ということだ。
これから熱い夏を乗り切るために必死に育ったビタミンやミネラル豊富な野菜たちを食べられる。
嬉しいことです。

エコカフェが協賛しているネネワン村でも田んぼは青々と輝き始めたそうです。


関連記事(無施肥無農薬の冬野菜を)⇒
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雨のコマクサ

DSC_0561.jpg 雲のなか、五竜植物園を散策。
雨に濡れた高山植物たちが、迎えてくれました。
コマクサも雨粒で重たそう。

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朝の散歩でバイカモを

DSC_0559.jpgお天気はいまひとつだが、朝早く起きて散歩にでかけた。
姫川源流には、バイカモがひっそりと咲いていた。

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小日向のコルは神様のプレゼント

⇒自然観察会 2013年07月06日 17:22

130706ミズバショウ@エコカフェ.jpg130706小日向のコル@エコカフェ(白馬).jpg小日向山は標高1908mほどですが、まだ谷間にはまだまだ多くの残雪があります。
西側の山腹に白馬鑓温泉に向かう登山道が走っていて、途中に「小日向のコル」という所があります。
コルとは鞍部といって峰と峰を結ぶ窪みになっている所です。
130706小日向のコル2@エコカフェ(白馬).jpg130706小日向のコル上部@エコカフェ(白馬).jpg標高にして1824m、残雪が消えると小さな池が出現します。
池の周囲にはミズバショウが群生しています。
池上をおおう枝にはモリアオガエルの産卵塊が垂れています。そこは生き物たちの小さな楽園のようです。
まさに神様からのプレゼントです。
私たち以外に登山者のいない自然と一体そのものです。

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都会にはない森の朝

130706_0601~01.jpg130706_0601~02.jpg130706_0602~01.jpg小鳥たちの歌声で目覚める爽やかな朝です。
白馬に来てます。
これから小日向山に登ります。
高山植物たちにごあいさつです。

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長野はながいの!

⇒自然観察会 2013年07月05日 21:05

130705_1919~01.jpg130705_1918~01.jpg夕暮れです。
夜のとばりがおり別の世界が広がります。
長野はエコカフェの活動対象がたくさんあります。
素敵物語の始まりです。

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高山植物の魅力(85)/ウサギギク(兎菊)

120804ウサギギク@エコカフェ(仙丈ケ岳).JPG南アルプス仙丈ケ岳(標高3033m)で出会った高山植物のひとつ、ウサギギクです。花がひときわ目立ちます。また、何とも可愛らしい名前ですが、葉の形が兎の耳に似ていることが由来だそうです。[2012年8月4日撮影:仙丈ケ岳@中村敏之]

ウサギギク(兎菊、学名:Arnica unalascensis Less.var. tschonoskyi Kitam. et Hara)はキク科ウサギギク属の多年草。エゾウサギギクの変種。分布は北海道と本州中部地方以北、千島列島、アリューシャン列島に及び、亜高山帯から高山帯の砂礫地や草原などに自生。草丈は20cmから30cmほど、地下茎は横に這い、茎は直立し上部に軟毛を密生。葉は根生葉と茎葉、茎は対生し、葉身は厚みのあるへら形、葉縁に小さな鋸歯がつきます。花期は7月から9月頃、径5cm前後の大きな鮮やかな黄色い一輪の頭状花を咲かせます。花は中央に両性の筒状花、周囲に雄性の舌状花がつきます。果実は長さ5mmほどの痩果です。

高山植物の多くはボディが小さい割に大きな花をつけるんですね。短い夏の間に昆虫(ポリネーター)に受粉をしてもらわねばなりません。そのために目立つように大きいと考えられます。それは少ないエネルギーを種を残すために効率的に利用するための戦略なのです。


関連記事(高山植物の魅力(43)、エゾウサギギク(蝦夷兎菊))⇒
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高山植物の魅力(84)/オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿)

ビーグル号の航海日誌 2013年07月04日 23:14

120728オオバミゾホオズキ@エコカフェ(白馬岳).JPG昨年のこと、飛騨山脈北部の後立山連峰にある白馬岳(標高2932m)を目指したものの白馬大雪渓の越えたところでやむなく断念。ガスが深く巻いた厳しい山行でした。下山途中は余裕をもって周囲の高山植物に眼をやることができました。ここではオオバミゾホオズキを紹介します。[2012年7月28日撮影:白馬岳大雪渓付近@中村敏之]

オオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿、学名:Mimulus sessilifolius Maxim.)はハエドクソウ科ミゾホオズキ属の多年草。分布は本州中部地方以北の日本海側と北海道、国外ではサハリンに及び、亜高山帯の沢沿いや湿地などに自生。草丈は20cmから30cmほど、茎は四角形で分枝せず直立、葉は対生し無柄、葉身2.5cmから6cmほどの卵形か卵円形、葉縁に疎らに鋭鋸歯、葉先は鈍頭。葉脈は並行脈です。花期は7月から8月頃、上部の葉腋に花柄を伸ばし長さ3cmほどの筒状の淡黄色の花を咲かせます。花冠はラッパ状で上唇2裂、下唇3裂、雄蕊4本、雌蕊1本、内部には赤褐色の斑点が入るとともに毛が生えます。果実は長楕円形の刮ハで大きな萼片に包まれ、熟すと下部が避け種子が散布されます。

果実の様子がホオズキに似ていることが名前の由来だそうです。低山に自生するミゾホオズキは全体に小型で葉柄を持ち、茎が分枝する点でオオバミゾホオズキと見分けることができるそうです。


関連記事(高山植物の魅力(83)、シナノキンバイ(信濃金梅))⇒
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親子自然ふれあい体験in赤城自然園のご案内

⇒こどもたちと 2013年07月03日 09:16

園内地図@エコカフェ.JPG躑躅の咲くころ@エコカフェ.JPG最近、ホタルを見たことがありますか?
暗い所で、淡く光るホタルの光は、何とも幻想的です。
夜の森は昼間と違った世界が広がっています。
漆黒の闇から月光に照らされ夜行性の住人の不思議な世界が待っています。
夜空に木々の枝を通し星星が囁き合う。

今年の夏は、夜の赤城自然園を体験してみませんか?
運がよければ、ホタルに出会えるかもしれませんよ。

〇日 時:2013年7月27日(土) 
〇スケジュール
 14:00 赤城自然園入口集合
     約3時間ほどゆっくりと明るい森を散策
 17:00 夕食(お弁当)
 18:30 ナイトハイクスタート
 20:00 終了 解散
〇参加費:2,000円(入園料とお弁当代)
〇持ち物:飲み物、虫除け
〇服 装:夜は涼しいときもありますので、長袖を用意してください。
     また、サンダルではなく靴の着用をお願いします。
〇問合せはエコカフェ事務局までお願いします。
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高山植物の魅力(83)、シナノキンバイ(信濃金梅)

ビーグル号の航海日誌 2013年07月02日 21:25

120816シナノキンバイ@エコカフェ(木曽駒ケ岳).JPG中央アルプス木曽山脈の主峰である木曽駒ケ岳(標高2956m)は日本百名山のひとつ。稜線から外れたカールや湿った草原にはシナノキンバイが見事な黄色い花を咲かせます。黄色い花を咲かせる高山植物はいろいろ種類があるんですよ。[2012年8月16日撮影:木曽駒ケ岳@中村敏之]

シナノキンバイ(信濃金梅、学名:Trollius riederianus Fisch. et Mey. var. japonicus (Miq.) Ohwi)はキンポウゲ科キンポウゲ属の多年草。日本固有種。120816シナノキンバイ群落@エコカフェ(木曽駒ケ岳).JPG分布は北海道と本州中部以北、高山帯の雪渓が消えたあとの湿った草原などに自生。草丈は20cmから70cmほど、葉は3出複葉、小葉さらに細かく5深裂し葉縁に鋸歯がつき先が尖ります。花期は7月から8月頃、径3cmから4cmほどの黄色い花を咲かせます。花弁に見えるのは萼片で5枚から7枚、裏面には所どころ帯緑色。花弁は橙色で雄蕊より小さく、長さ6mmから9mmほど。雄蕊は多数、雌蕊花柱は宿存性。果実は多数の袋果からなる球形の集合果です。

花はミヤマキンポウゲ(深山金鳳花)やミヤマキンバイ(深山金梅)ともよく似ています。見分けるポイントは、ミヤマキンバイの花は径約2cmと小さく花弁の先が凹むこと、ミヤマキンポウゲの花は径約2cmと小さく光沢があること、などだそうです。


関連記事(高山植物の魅力(82)、ミヤマトリカブト(深山鳥兜)⇒
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