キドクガ(黄毒蛾)は触るべからず

ビーグル号の航海日誌 2013年06月20日 22:43

110723キドクガ@エコカフェ.JPG京都大学フィールド科学教育研究センターの芦生研究林を散策中、由良川源流域の枡上谷付近の林縁で毛虫に出会いました。どうやら調べてみると5大毒蛾のひとつ、キドクガの幼虫のようです。触らなくてよかったです。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部]

キドクガ(黄毒蛾、学名:Kidokuga piperita Oberthur)はチョウ目ドクガ科ドクガ属の山地性の毒蛾。分布は北海道、本州、四国、九州、屋久島、国外ではサハリン、シベリア南東部、朝鮮半島、中国に及び、山地の林内などに棲息。最大開帳はオスで33mm、メスで38mmほど、前翅は黄色地に暗褐色の独特の斑紋が入るそうです。発生時期は6月から8月頃、年2回。幼虫の出現は6月から7月と9月から翌年4月の2回、体長は約30mm、体色は警戒色、黒地に気門下線は橙黄色、前胸父子の気門前瘤は赤橙色で黒色と白色の長毛を射出するのが特徴。毛には毒があります。幼虫はヤシャブシ、マンサクリョウブハクウンボクタニウツギ、カジカエデなどの葉を食す。繭は紡錘形で淡暗黄褐色、蛹期間は2週間程度という。成虫の腹部にも毒針毛があり、「触るべからず」です。越冬は幼虫のまま集団でするそうです。

キドクガの幼虫に似ているものにモンシロドクガとゴマフリドクガの幼虫がいます。機会がありましたら違いを解説しますね。


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コハナグモ(小花蜘蛛)は草原のハンター

110723コハナグモ@エコカフェ芦生公開講座 086.jpg京都大学フィールド科学教育研究センターの芦生研究林を散策中、長治谷小屋付近(標高640m)の開けた草原で出会いました。草原のハンター、コハナグモです。色が鮮やかな個体です。[2011年7月23日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部]

コハナグモ(小花蜘蛛、学名:Misumenops japonicus)はカニグモ科ギョウジャグモ属の蜘蛛。分布は北海道、本州、四国、九州、南西諸島に及び、平地から山地まで広く棲息。体長はオスで3mmから4mm、メスで4mmから6mmほどと小さい。腹部は丸く黄白色で3対の褐色斑紋があり、頭胸部と脚が黄緑色、脚は4対だが第1脚と第2脚が長いのが特徴。眼は8眼2列、側眼が発達。食性は肉食、葉や花の上で脚を広げハエ、アブなどの小昆虫を待ち伏せして捕えます。

日本には900種以上ものクモが知られ、その半数ほどは待ち伏せ型で獲物をパンティんぐするという。カニグモの仲間に限っては、日本に25属62種、世界では約160属2000種が知られているそうです。さすがです。


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タグ:芦生研究林
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