オツネントンボ(越年蜻蛉)は

ビーグル号の航海日誌 2013年06月18日 07:50

110722オツネントンボ@芦生公開講座 120.jpg京都大学フィールド科学教育研究センター芦生研究林(原生林とも)は京都の奥深い山のなかにある。原生林といっても古くは生地師や炭焼きが盛んで小さな集落もあったと聞く。今は痕跡をとどめるのみで深く静かな森に還っている。そんな森の林縁でオツネントンボを撮影していました。[2011年7月22日撮影:芦生公開講座2011「今,森から考える−森のめぐみ−」@阿部]

オツネントンボ(越年蜻蛉、学名:Sympecma paedisca (Brauer))はトンボ目アオイトトンボ科オツネントンボ属の糸蜻蛉。分布は北海道、本州、四国、九州北部、国外ではユーラシア大陸に広く、平地から山地の抽水植物が多く生育する明るい池や沼などに棲息。体長は37mmから41mmほど、体色は淡褐色、前翅と後翅の先端付近にある青銅色の斑紋は翅を閉じて静止した時に重ならないのが特徴。成熟すると複眼が青色になります。発生時期は3月から12月、未熟な成虫で越年。年に1回産卵。ヤゴは27mmほどの細長い体で、腹端に大きなえらがあります。

名前の由来は成虫で越冬することにあります。都府県によっては地域の絶滅危惧に指定しています。写真の個体は帯金属の淡褐色のもの(オス)とやや白色化したもの(アルピーノ:メス)であるようです。


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