アサザ(浅沙、阿佐佐)は象徴的

ビーグル号の航海日誌 2013年06月01日 08:37

130505アサザ@エコカフェ.JPG「しろがねの森」にある「ひょうたん池」へ連なる小さな水溜まりのような浅瀬にアサザの小群落がみられます。アサザは霞ヶ浦の水質保全運動で一躍有名になった植物、アサザ基金が設立され地域ぐるみの保護活動が成功を収め、絶滅危惧U類(VU)から2007年には準絶滅危惧(NT)までに改善しています。[2013年5月5日撮影:国立科学博物館附属自然教育園@山崎]

アサザ(浅沙、阿佐佐、学名:Nymphoides peltata (S.G.Gmel.) Kuntze)はアカメガシワ科アサザ属の多年生水草。130505アサザ@エコカフェ (2).JPG環境省レッドリストで準絶滅危惧(NT)。分布は本州、四国、九州、国外ではユーラシア大陸に広く、浅い水辺に自生。草丈は5cmから20cmほど、根を泥中に下ろし、細長い茎を伸ばします。葉は長い柄を伸ばし水面に浮き、葉身2.5cmから10cmほどの広卵形から円形で厚く、葉縁に波状の刻み、基部が大きく2深裂します。花期は6月から9月頃、花は3cmから12cmほどの花柄をのばし、径約3cmの淡黄色の花を咲かせます。花は長花柱花と短花柱花、等花柱花の3タイプあり、花弁5枚、萼片は5裂、天気のよい日に朝から咲く一日花です。

アサザは地下茎を伸ばし増殖し、1個体で大きな群落と形成するといいます。種子は水に浮き水流散布したり、鳥の羽毛に付着して鳥散布したりするそうです。ただし食べられると消化され、被食散布はありえないようです。名前の由来は朝早く咲く「朝咲き」や「浅く咲く」にあるということらしい。別名にハナジュンサイ(花蓴菜)とあるように若葉は食することができるそうです。


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