アマミノクロウサギ(奄美野黒兎)は生きた化石

⇒エコツアー 2013年05月22日 00:47

130413アマミノクロウサギ@エコカフェ.JPG奄美大島には島固有の生き物が数多く生息しています。多くは亜熱帯性照葉樹林の森、ハブの棲む森でひっそりと人との遭遇を避けるように暮らしています。今回のツアーにおける話題の主人公はアマミノクロウサギです。国特別天然記念物、国内希少野生動植物に指定されています。写真は後ろ姿で残念です。[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@芳賀めぐみ]

アマミノクロウサギ(奄美野黒兎、学名:Pentalagus furnessi (Stone))はウサギ科アマミノクロウサギ属の兎。1属1種で奄美固有種、絶滅危惧TB類(EN)。分布は奄美大島と徳之島に限り、山地や海岸の崖地などの深い森に生息。体長は42cmからcmほど、体重は1.3kgから2.7kgほど、全身は長く艶のある毛と短く柔らかい毛で覆われ、背面は黒色から暗褐色、腹面が灰褐色です。眼や耳介が小さく、四肢は短く、後脚は脚力が弱いなど原始的な形態を留め「生きた化石」ともいわれます。出産直後の幼獣はほとんど体毛が無く、眼も閉じているという。夜行性、昼間は巣穴や岩の隙間、木洞などで休む。食性は植物食で、ススキ、ボタンボウフウウ、エゴノキなどの葉、樹皮、果実、筍などを食します。繁殖期は春と秋の2回、1回に1頭を出産するそうです。

遭遇当夜、満点の星空のもと、森は漆黒の闇を抱え、運不運が私たちを待ち構えるにふさわしかった。急峻な崖にへばり付いた砂利道を小さな車をゆっくり走らせる。懐中電灯の明かりを頼りに、小道脇の前方に広がる藪を凝視する。小さな黒い影がとっさに現れたかと思うと闇に素早く消えてゆく。足の遅い小兎は斜面を何度かずり落ちたのち、こちらを振り向く仕草でさようなら。つかの間の兎たちとの遭遇に感激でした。


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posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(2) | TrackBack(0)

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