キショウブ(黄菖蒲)に魅せられて

ビーグル号の航海日誌 2013年05月16日 23:22

130512キショウブ@エコカフェ.jpg浜離宮恩賜庭園ではちょうど黄菖蒲が咲いていました。窪んだ湿地のようになっていますが雨が降ると水が溜まるようになっているらしいです。黄色が鮮やかでとても綺麗です。黄菖蒲は明治時代後期にヨーロッパから観賞用に移入したといいます。[2013年5月12日撮影:浜離宮庭園@阿部]

キショウブ(黄菖蒲、学名:Iris pseudacorus L.)はキジカクシ目アヤメ科アヤメ属の多年草。原産は西アジアからヨーロッパに広く、現在では日本をはじめ世界各地に移入し野生化、湖沼、溜池、河川などの水辺や湿地などに自生。草丈は60pから100pほど、地下に太い根茎、葉は2列に根生、葉身50pから100pほどの剣状で中脈が顕著に隆起し、全縁で葉先は細く鋭頭。花期は5月から6月頃、花茎は直立し、苞葉で分枝し数個の黄色い花を咲かせます。花は外花被片3枚が大型の広卵形で下垂、内花被片3枚が小型で直立し、3裂した花柱が横に広がります。果実は長径6pほどの3稜状長楕円形の刮ハ、熟すと3裂し種子が水面に落ち流れ散布されるそうです。

戦国時代から江戸時代にかけて日本各地で持てはやされた貴重なハナショウブ(花菖蒲)は黄色の花を咲かせることはないため、野生化したキショウブが拡散し、交雑する恐れがあるため、環境省は「要注意外来生物」に指定し、栽培にあたって逸出させないよう求めているそうです。


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浜離宮恩賜庭園は古を今に

130512浜離宮と高層ビル群@エコカフェ.jpg中央区にある浜離宮恩賜庭園は開放的で潮風も渡るのんびりした汐潮の満ち引きを利用した海水が出入りする回遊式築山泉水庭園です。芝離宮などもかつてはそうだったようですが埋立てが進んだ現在に残されている唯一の庭園となるようです。[2013年5月12日撮影:浜離宮@阿部]

時は1654年(承応3年)、甲州松平綱重がこの地を埋立てて別邸を建てたのが始まり。130512三百年の松と高層ビル@エコカフェ.jpg130512浜離宮水門と高層ビル群@エコカフェ.jpgそのご下屋敷となり、綱重の子である徳川家宣が6代将軍になると徳川幕府の御浜御殿となり茶室など本格的な庭園としての造営がなされてという。明治になり宮内省所管の浜離宮となり、1945年(昭和20年)に東京都へ移管され現在に至ります。

25万uと園内は広くタブノキ、スダジイ、トベラ、ホルトノキなどの海岸性の照葉樹林のほか、クロマツやウメ、フジなどの多様な庭園樹木が植栽されています。汐留の高層ビル群とそれらの新緑とのコントラストが現代的な景観を見せています。古を今に何を。


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