花盛りのクリ(栗)の大木を

ビーグル号の航海日誌 2013年05月15日 21:10

130512クリ花@エコカフェ.jpg先週末に浜離宮恩賜庭園を草花教室の事前視察も兼ねて散策しました。江戸時代に造営された潮入りの回遊式築山泉水庭園だそうです。トベラタブノキスダジイクロマツなどの典型的な海岸性の照葉樹林があるほか、イロハモミジケヤキ、クリなどの落葉広葉樹も植栽されています。ここではクリ、別名にヤマグリ(山栗)、シバグリ(柴栗)を紹介します。[2013年5月12日撮影:浜離宮恩賜庭園@阿部]

クリ(栗、学名:Castanea crenata Sieb. et Zucc.)はブナ科クリ属の落葉高木。130512クリ@エコカフェ.jpg分布は北海道南西部、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島南部に及び、里山の冷温帯下部から暖温帯にかけて自生。樹高は15mから20mほど、樹皮は灰色で縦裂(若木では平滑)、葉は互生し有柄、葉身7pから17cmほどの長楕円形か長楕円状披針形、葉縁に鋭鋸歯がつき葉先は芒状に尖ります。葉表は緑色で光沢があり、葉裏は淡緑色、葉脈と平行の側脈が目立ちます。葉はクヌギの葉に似ているが葉先まで葉緑素があります花期は5月から6月頃、雌雄異花、雄花は長さ約20pの尾状花序に多数、雌花は雄花序の根元に1個咲かせます。果実は径約8pの毬果(毬状の殻斗に1個から3個の堅果が入っている)で秋に裂開します。

クリの花の形態は風媒花ですが、スペルミンを成分とする強い特有な芳香を周囲に放ち、昆虫を呼び寄せます。確実に受粉するために虫媒花に進化していると考えられます。


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posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

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