子供の日、カルガモの親子にほっこり

ビーグル号の航海日誌 2013年05月05日 22:12

130505カルガモ親子@エコカフェ.JPG今日は子供の日、カルガモ親子に出会った。
目黒の自然教育園は武蔵野の雑木林がよく保存されています。
かつて大名下屋敷だった園内にはひょうたん池や小川、湿地があります。
真っ先に視界に入ってきたのは池から続く湿原でひときわ目立つアヤメやカキツバタの花です。
スゲの新緑に紫色の高貴なアクセントをつけています。
手前の小さな流れにはメダカたちが静かに競争しています。
やがてここはヒキガエルのおたまじゃくしたちの黒い塊が占有することでしょう。
せき立てられるようにひょうたん池の片隅で水面にせりでた木陰の草の茂みに目をやります。
130505カルガモ親子@エコカフェ.JPGやはりそこには何か動くもがいるがいます。
目を凝らしているとカルガモの親子であると分かります。
子供たちは全部で何羽かなと、1羽、2羽、3羽、・・・。
親の動きに導かれ右へ左へと勢いよく動きまわり、波紋が重なり、陽光でうーんうまく数えられないです。
水面の倒木に日向ぼっこするイシガメやクサガメの静寂とは対照的な動き。
それでもしばらく数えることに集中、というより格闘、全部で10羽。
何とも大家族です。
少し家族にお節介心が湧きます。
お父さんもお母さんも子育て大変だろうな、なんて。
天敵のハシブトカラスはこの森をねぐらにしているし、カラスは都会の餌事情がよいから余程でなければ大丈夫だろうな。
かつてこの森の住人であったタヌキはまだいるのだろうか。夜行性だよな。
ノネコは大丈夫だろうか....。
都会の小さな自然の中で厳しくもすくすく育ってほしいと思います。


by トノサマガエル

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コゴメウツギ(小米空木)

130505コゴメウツギ花@エコカフェ.JPGしろがねの森、路傍の植物のコーナには所狭しといろいろな植物が植栽展示されています。コゴメウツギもそのひとつです。これは薔薇の仲間。「ウツギ(空木)」名前のつく樹木はいろいろありましたよね。[2013年5月5日撮影:国立科学博物館附属自然教育園@山崎]

コゴメウツギ(小米空木、学名:Stephanandra incisa (Thunb.) Zabel)はバラ科コゴメウツギ属の落葉低木。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国に及び、山地の日当たりのよい所などに自生。130505コゴメウツギ@エコカフェ.JPG樹高は1mから2mほど、よく株立ち枝も分枝し、主幹がたわみます。樹皮は灰褐色で縦裂し若枝は赤味を帯びます。葉は互生し有柄、葉身2pから6pほどの三角状広卵形、葉縁は羽状に浅裂し欠刻状鋸歯がつき、葉先は尾状に尖ります。花期は5月から6月頃、本年枝の枝先か葉腋から円錐花序をだし、淡黄白色の5弁花をたくさん咲かせます。花は径約5o、雌蕊1本、雄蕊10本、淡黄白色の萼片5枚は花弁より短い。果実は径約3oの球状の袋果です。

「空木」ばかりは木の芯が中空になっているようですが、他の「空木」がつく樹木は多くの場合は芯には髄が詰まっています。何となく花が似ていたりするんですね。それで「空木」と名前につけられたのでしょう。まあ大雑把なわけです。


関連記事(ウノハナ(卯の花)はウツギ(空木))⇒
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タグ:広域種
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ナルコユリ(鳴子百合)の花は清楚

100505ナルコユリ@エコカフェ.JPGしろがねの森の路傍植物、続いてはナルコユリです。ナルコユリの仲間は世界に58種、うち日本にはアマドコロ、ミヤマナルコユなど10種ほどが知られています。この仲間はチゴユリの仲間と花被片が離弁なのに対して合着しているのが特徴です。一見両者の外見は似ていますが、よく花を観察する必要がありそうです。[2013年5月5日撮影:国立科学博物館附属自然教育園@山崎]

ナルコユリ(鳴子百合、学名:Polygonatum falcatum A.Gray)はユリ科アマドコロ属の多年草。分布は本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国東北部に及び、山地の明るい林内や林縁、草原などに自生。草丈は50pから90cmほど、茎の断面は円形で上部でしなり、葉は互生し無毛、葉身8pから15pほどの披針形で全縁、葉先は尖ります。花期は5月から6月頃、葉腋から細い花柄を伸ばし青白色の花を1個から5個ほど咲かせます。花は花被片が筒状に合着し長さ約2o先が浅6裂します。雄蕊6本の花糸は無毛で葯は黄色です。果実は径7oから10oほどの球形の液果で黒紫色に熟します。

名前の由来は花や果実のつく様子が「鳴子」(長い縄に板と竹を結びつけ、それを沢山並べぶら下げて、風で揺れると音がなり、稲を荒らす鳥などを追い払う目的や、侵入者を知る目的などに使用した道具)に似ていることにあるそうです。なるほど、なるほどです。


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タグ:広域種
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シモバシラ(霜柱)の名前は

130505シモバシラ@エコカフェ.JPG今日は子どもの日、端午の節句です。天気も良いので「しろがねの森」に草花教室のための事前散策に行ってきました。自然教育園を入ると散策路の両側には路傍の草木が植栽展示してあります。ここではシモバシラを紹介します。冬期に枯れた茎に霜柱が良くできるのが名前の由来、冬の高尾山でもよく見られます。[2013年5月5日撮影:国立科学博物館附属自然教育園@山崎]

シモバシラ(霜柱、学名:Keiskea japonica Miq.)はシソ科シモバシラ属の宿根性の多年草。日本固有種。分布は本州関東地方以南、四国、九州に及び、低山の林内や渓流沿いなどに自生。草丈は40pから70cmほど、茎の断面はシソ科特有で四角形、葉は茎節ごとに対生し薄く、葉身8pから20pほどの楕円形で葉縁に粗鋸歯、葉先は尖ります。葉表の脈上に細毛が生えます。花期は9月から10月頃、水平にたわんだ茎上部の葉腋から総状花序を垂直に伸ばし、白色の小花をたくさん咲かせます。小花は釣鐘状で花冠の長さ約7o、雄蕊が突出します。果実は径約2oの球形の分果、褐色に熟します。

シモバシラは名前の通り、冬季でも地下茎(根)は生きていて枯れた地上部の茎(導管)から水分が蒸散し、冷気に触れて氷結することで背の高い霜柱ができるんですよ。面白いですね。


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タグ:日本固有種
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シマウリカエデ(島瓜楓)とは

130411シマウリカエデ@エコカフェ奄美大島エコツアー_251_s.jpg奄美大島の金作原原生林は亜熱帯性照葉樹林の森であるが、わずかながら落葉広葉樹が混生。カエデの仲間ではアマミカジカエデとシマウリカエデ、どちらも奄美固有種として貴重である。ここではアマミウリカエデを紹介します。[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]

シマウリカエデ(島瓜楓、学名:Acer insulare Makino)はカエデ科カエデ属の落葉小高木、奄美固有種。分布は奄美大島と徳之島(わずか)に限り、低地から山地の林縁などに自生。130411シマウリカエデ樹肌@エコカフェ奄美大島エコツアー_252_s.jpg樹高は5mから10mほど、樹皮はマクワウリにように淡緑色に暗緑色の縦筋が入り、葉は対生し葉柄は長く、葉身6pから12pほどの卵状三角形で全縁または浅く3裂か5裂、葉先は尾状に尖ります。葉は見事に黄葉します。花期は3月頃、雌雄異株、本年枝先の葉腋から細長い総状花序をだし10個から15個の黄緑色の花を咲かせます。果実は翼果で風散布します。、

アマミウリカエデは屋久島固有種のヤクシマオナガカエデ(屋久島尾長楓)、本州福島県以南、四国に分布するホソエカエデ(細枝楓)、さらに、本州、四国、九州と屋久島に分布するウリハダカエデ(瓜膚楓)に似ているというが、隔離により環境適応の結果として種分化が進んでいる形態のひとつと考えてよいのではないでしょうか。


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