人と自然のきずな〜森里海連環学へのいざない〜

⇒シンポジウムetc 2013年05月02日 11:17

京都大学・日本財団共催シンポジウム

タイトル:人と自然のきずな〜森里海連環学へのいざない〜
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日本列島に降った雨は森をはぐくみ、里を潤し、豊かな海の生産を支えます。このような水を通した森、川、海のつながり、そして人とのつながりは、決して一方通行ではなく相互に関係するものです。近年、森林や河川、沿岸、海洋などの生態系が劣化してきた原因として、これら生態系のつながりがなくなってきたことがあげられます。京都大学は、そのつながりを科学的に明らかにし、人と自然の関わり方を考え直すための新しい学問として「森里海連環学」を提唱しています。また、日本財団との共同事業として「森里海連環学教育ユニット」を設立しました。このユニットでは、2013年度から5年間、京都大学大学院生を対象とした「森里海連環学教育プログラム」を開講し、森里海連環学にもとづく持続可能な社会づくりを国際的な舞台で実行できる優秀な人材を育てることを目指します。この機会に、京都大学と日本財団が進めてきた森里海連環学の成果をふりかえり、フィールド(現場)に密着したさまざまな調査研究を通じて、今後どのように研究を発展させていくか、また、人材育成にどのように貢献できるかを参加者とともに考えます。

会場:日本財団ビル2F大会議室(〒107−8404 東京都港区赤坂1丁目2番2号)

開催時期:2013年6月29日(土)

プログラム:
11:00〜13:00 パネル展示・立会い(1Fロビー)(パネル展示は17:30まで継続)
13:00〜13:05 開会のあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・日本財団常務理事 海野光行
13:05〜13:20 森里海連環学とはなにか・・・・・・・・・・ 京都大学フィールド研教授 山下 洋
13:20〜14:10 基調講演 ふるさと見分け・ふるさと磨きの空間学
・・・・・・・・・・・・・ ・東京工業大学大学院社会理工学研究科 桑子敏雄
14:10〜14:20 (休憩)
14:20〜15:50 森里海連環学へのいざない
14:20〜14:50 森、里、海の向こうに・・・・・・・・・・京都大学フィールド研教授 吉岡崇仁
14:50〜15:20 魚を調べ、沿岸域を知る・・・・・・・東北大学大学院農学研究科教授 片山知史
15:20〜15:50 連環をひろげる公共政策・・ ・京都大学大学院人間・環境学研究科教授 浅野耕太
15:50〜16:00 (休憩)
16:00〜17:20
パネルディスカッション 森里海連環学にもとづく環境づくり人づくり
コーディネーター:京都大学森里海連環学教育ユニット 吉積巳貴
パネリスト:NPO法人森は海の恋人 畠山 信
舞鶴市市民,環境!みる・きく・考える会 青海典子
電力中央研究所 鈴木健太郎
京都大学森里海連環学教育ユニット 向井 宏
17:20〜17:30 閉会挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・向井 宏

申込 E-mail:renkan1@kais.kyoto-u.ac.jp 
Fax:075-753-2263(お名前と連絡先を明記下さい)
定員 先着200名(無料)


エコカフェは、パネル展示の予定。


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アマミイシカワガエル(奄美石川蛙)は渓流の宝石

130412イシカワガエル@エコカフェ.JPGここ数日はヒンヤリで過ごしやすいですが、陽の光が少ないのは残念です。奄美大島の深い森の深い渓流にわたしらは人間様とは無関係に棲んでいます。それゆえ森ではヒュー、ヒューとやや高い鳴声のみ。わたしらとはイシカワガエルです。かつては沖縄本島産と同種とされていたが、数年前、アマミイシカワガエルとして別種とされました。奄美博物館の飼育水槽は窮屈でたまらんな。友だちもいないし....。[2013年4月12日撮影:奄美大島自然体験ツアー@阿部]

130412イシカワガエル案内板@エコカフェ.JPGアマミイシカワガエル(奄美石川蛙、学名:Odorrana splendida Kuramoto, Satou, Oumi, Kurabayashi et Sumida)はアカガエル科ニオイガエル属の大型の蛙。奄美固有種で絶滅危惧TB類(EN)。分布は奄美大島に限り、深い森の渓流やその周辺の林内などに生息。体長は88cmから120cmほどでメスのほうがやや大きめです。体色は日本の蛙の中では最も美しいといわれ、黄緑色で黒褐色や紫褐色の斑紋が、腹面は白色で網目状に黒褐色の斑紋が入ります。背面の皮膚は円錐形の大型隆起や顆粒状の小型隆起で覆われるのも特徴です。前脚指は5本、普通の指4本のほか棘状の骨質の指1本。指趾の先端は吸盤があり、趾間には水掻きが発達するため、木登りも泳ぎも達者です。成体は夜行性で繁殖以外は渓流近くの林内で暮らします。食性は肉食性で昆虫、ザトウムシ、多足類、甲殻類などを食します。繁殖期は4月から5月頃、渓流源流の岩の間隙などの伏流水のあるような場所で産卵するそうです。

ちなみに沖縄本島北部(やんばるの森)産のイシカワガエルは体色が緑色であり、奄美産のものより濃いそうです。地理的に隔離分布しているが、古くは陸続きであったことが偲ばれる生きた証拠でもあるのです。


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