アカヤスデ(赤馬陸)はおはよう!

ビーグル号の航海日誌 2013年04月04日 23:13

130404アカヤスデ@エコカフェ.JPG早朝、建物の壁に蠢く物体。ムカデかと思いきや、ヤスデの仲間だ。調べるとすぐにアカヤスデと分かったが、国内に生息するアカヤスデにはタンバアカヤスデ、ヤマトアカヤスデなど4種が知られるが、一般にタンバアカヤスデ=アカヤスデとして紹介されることが多いようだ。普段は石や落ち葉の下、腐葉土中に生息しているが、大雨が降ると這い上がり姿を現すという。前に紹介したオオゲジサツマゴキブリなどと同様に不快害虫として嫌われているようです。[2013年4月4日撮影:渋谷区@山崎]

アカヤスデ(赤馬陸、学名:Nedyopus tambanus)は倍脚網オビヤスデ目ヤケヤスデ科の多足の節足動物。分布は近縁種も含め本州中部以西、四国、九州、朝鮮半島に及び、農村地の森林原野、近年では都市部の公園、民家庭先の落葉や石の下、腐食度中などに棲息。体長は2pから3pほど、黒褐色をし歩肢は黄色。頭と20個の胴節、歩肢は雄で30対、雌では31対あるという。食性は菌類や腐植質。産卵期は5月頃、孵化後7回脱皮し秋に生体となり、越冬して翌年4月頃に徘徊。特に、地面や土中に棲むため雨が降ると高い所に避難するため人の目の前に出現することになるのですね。

攻撃を受けると渦巻状になって身を守るほか、胴の側面または下面の臭腺から刺激臭のある体液を分泌します。体液にはヨード、キノンのほか青酸、ベンズアルデヒドも含まれており、皮膚に触れると炎症を起こしたりするそうです。なんども有毒害虫でもあるのです。


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タグ:広域種
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これなんだシリーズ(214)

130404これなんだ@エコカフェ.JPGうららかな春。
今日は昨日の嵐のような天気とは一転して陽光の射す暖かな一日でした。
公園や民家の庭先でよく見かけますね。
蜜を求めて虫たちが....。




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ヒメジョウゴゴケ(姫漏斗苔)は可愛い

120311ヒメジョウゴゴケ@エコカフェ.JPG南三陸町志津川にあるエコカフェの拠点のひとつ、京都大学フィールド科学教育研究センターと共同主催していた「森里海学びツアーin気仙沼・志津川」の活動の拠点。2年前の東北地方太平洋沖地震による巨大津波の被害を受けた。瓦礫撤去で一見綺麗になっているが何もない光景が続いている。そんな一角、庭にあった大きな石組の石上に可愛らしい青錆色の地衣が逞しく戻ってきていました。昨年の一周年記念追悼式に訪問した時に撮影しました。震災の年の5月に訪問した時は何もなかった。最近、調べて分かったのですが、ヒメジョウゴゴケではないでしょうか。[2012年3月11日撮影:南三陸町志津川@須合]

ヒメジョウゴゴケ(姫漏斗苔、学名:Cladonia humilis (With.) J.R.Laundon. )はチャシブゴケ目ハナゴケ科ハナゴケ属の痂状地衣。分布は本州、四国、九州、国外では北アメリカに及び、平地から低山地の地上や岩上、民家の庭石や植木鉢などに自生。草丈は0.5cmから1pほど、基本葉体は数oの鱗片状、子柄は1pほどのラッパ状盃形で粉芽に覆われ、盃縁から1-2回発芽し褐色の子器を生じるそうです。

ヒメジョウゴゴケに似ているが、子柄がより漏斗状になるものにジョウゴゴケ、メロジョウゴゴケ、粉芽がないのはヒメジョウゴゴケモドキだそうです。実際に見分けるのは難しいようです。


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