カラヤスデゴケもごく普通に

⇒自然観察会 2013年04月03日 07:54

2013_03_23_カラヤスデゴケ@第15回自然観察会in箱根_115-1_s.jpg箱根駒ケ岳から神山に向かう登山道脇の苔たち。倒木(径約10p)にまとわりついていた紫色の倒瓦状に重なり合って伸びるヤスデゴケの仲間を紹介しましょう。苔の中では大きな属であって熱帯を中心に世界で約900種、日本では約30種が知られるそうです。調べてみるとカラヤスデゴケの紫褐色タイプではないかと思います。[2013年3月23日撮影:第15回自然観察会@阿部]

カラヤスデゴケ(学名:Frullania muscicola Steph.)はウロコゴケ目ヤスデゴケ科ヤスデゴケ属の苔類。分布は日本全国、国外(恐らくアジア?)、低地の樹幹、倒木、岩上などに自生。草丈は2pから4pほど、茎は這い不規則に羽状に分枝。色は緑色のものと紫褐色のものがある。茎葉体といって葉は倒瓦状に重なり、2列の卵形の側葉(側片)と下側に1列のヘルメット形の腹葉がつきます。腹葉(腹片)には水分を貯える機能があるそうです。 雌雄異株。苞葉から花被は袋状で胞子嚢がつきます。胞子は胞子嚢の裂開と同時に中にある弾糸がバネのようにはじけることで一瞬にして遠くに放出されるといいます。

箱根山付近で観察することができるヤスデゴケの仲間は、カラヤスデゴケのほかにカギヤスデゴケ、シダレヤスデゴケ、ウサミヤスデゴケなどがあるようです。


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タグ:蘚苔類
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