ハイゴケ(這苔)はごく普通に

⇒自然観察会 2013年04月02日 07:40

2013_03_23_ハイゴケ@エコカフェ第15回自然観察会in箱根_62_s.jpg箱根駒ケ岳から神山に向かう登山道脇でもよく見かけました。姿が美しく特徴的なのでハイゴケだと分かります。乾燥しているので色彩はやや褐色がかっています。[2013年3月23日撮影:第15回自然観察会@阿部]

ハイゴケ(這苔、学名:Hypnum plumaeforme Wilson)はハイゴケ目ハイゴケ科ハイゴク属の大型の蘚類。分布は日本全国、東アジアに広く、明るい尾根筋や露岩地、樹幹下部、流水近くなどの湿潤な腐食土上など幅広い環境下で自生。2013_03_23_ハイゴケ@エコカフェ第15回自然観察会in箱根_63_s.jpg草丈は10pほど、茎は這って規則正しく羽状に分枝し、葉は2oから3oほどの広卵形で葉縁には細歯があり、中肋は2叉し短い。葉先は尖り鎌形に下側に曲がるため、上面から見ると組み紐のように見えるのが特徴です。雌雄異株。胞子体の剳ソは長さ2pから3cmほど、凾ヘ円筒状で湾曲し傾斜、剋浮ヘハイゴケ型で内外2列に並びます。

ハイゴケは樹幹の下で他の蘚苔類とせめぎ合うような感じで大きな群落をつくっていました。乾燥に強いのも生存競争に勝つための戦略のひとつです。なお、箱根山で見られるハイゴケ科の仲間にはオニクシノハイゴケ、ヤマトキヌタゴケ、ヒメハイゴケ、オオベニハイゴケ、イトハイゴケアカイチイゴケ、キャラハゴケが知られているようです。


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