大地の歴史を語る箱根山

ビーグル号の航海日誌 2013年03月22日 07:35

130320金時山山頂@エコカフェ.jpg130320金太郎@エコカフェ.jpg明日はエコカフェ第15回自然観察会で箱根駒ケ岳、冠山、神山を目指すことにしています。三山は箱根山の中央火口丘に位置し、一昨日、会員有志により縦走した金時山、明神ヶ岳は箱根山の北側から東側にかけての外輪山を形成します。ちなみに箱根山は中央火口と外輪山を含めての総称です。[2013年3月20日撮影:箱根山@中村敏之]

130320明神ケ岳とハコネダケ@エコカフェ.jpg金時山(標高:1213m)にはこれまでに何度か登頂しているが、外輪山を縦走するのは今回が初めてである。低山といっても立派な活火山である。有史の噴火はないが、活火山のなかでは約40万年前頃から火山活動を繰り返す比較的新しい火山とされる。約25万年前には標高2700mもの古箱根火山と呼ばれる成層火山が誕生し、その後の噴火で18万年前頃には陥没しカルデラ古期外輪山が形成し沈静。13万年前頃に再び活動期に入り楯状火山が誕生し5万2千年前頃に破局的噴火に至り、カルデラ内の東側から南側にかけて浅間山などの新期外輪山が誕生。4万年前頃になると新期外輪山の北側に箱根駒ケ岳などの巨大な溶岩ドームが形成され、火砕流の発生により仙石湖が誕生。3000年前頃、最後の噴火は水蒸気爆発で土石流を伴い仙石湖は埋まり仙石原に、早川がせき止められて芦ノ湖が生まれ現在に至るそうです。

滝廉太郎の作曲に『箱根八里』があります。「箱根の山は、天下の嶮 函谷關(かんこくかん)も ものならず 萬丈の山、千仞(せんじん)の谷 前に聳(そび)え、後方(しりへ)にささふ 雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす 昼猶闇(ひるなほくら)き杉の並木・・・・・」。さあ登ろう!!


関連記事(第15回自然観察会のご案内)⇒
人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ


posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(1) | TrackBack(0)

▲このページのトップへ