奥鬼怒で見たコウヤノマンネングサ(高野の万年草)

ビーグル号の航海日誌 2013年03月04日 22:34

120708コウヤノマンネングサ@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷日光沢温泉から丸沼までの登山道は広葉樹林と針葉樹林の混合林から針葉樹林へと森が変化する様子を楽しむことができます。もちろん、湿気が多いようで林下などは蘚苔類の協奏曲が広がっています。コウヤノマンネングサを紹介します。[2012年7月8日撮影:奥鬼怒@山崎]

コウヤノマンネングサ(高野の万年草、学名:Climacium japonicum Lindb.)はコイヤノマンネングサ科コウヤノマンネングサ属の大型の蘚類。120708コウヤノマンネングサ群生@エコカフェ.JPG分布は北海道、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、シベリアなどに広く、温帯上部から亜高山帯の林下の半日陰の朽ちた樹や腐食土上に自生。草丈は5pから10pほど、地下茎は地中を這って仮根を生じ、地上茎を地上に直立。地上茎(二次茎とも)は長さ5pから6cmで先端に羽状の枝伸びる。直立茎につく葉はウロコ状、枝の葉は長さ2.5mほどの広被針形で鋸歯がつき先が尖ります。凾つけることはめったなく、地下茎で増えて群落を形成するようです。

名前の由来は「高野山」に生え地下茎から次から次へと万年ほどに芽をだすことあるようです。高野山では昔から乾燥させ色づけしたものをお守りとしているそうです。へえですね。


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エダツヤゴケ(枝艶苔)は美しい

エダツヤゴケ@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷加仁湯温泉近くの路傍の林下の岩上や地面、樹上には多様な蘚苔類、地衣類が観察できます。新緑とともに梅雨の頃にもなると美しいモスグリーンの装いをしています。ここではエダツヤゴケを紹介します。[2013年2月1日撮影:奥鬼怒@山崎]

エダツヤゴケ(枝艶苔、学名:Entodon flavescens (Hook.) A.Jaeger)はツヤゴケ科ツヤゴケ属の蘚類。分布は北海道、四国、九州、東アジアに広く、山地の岩上や地上などに自生。草丈は4cmから5cmほど、茎は匍匐し不規則に羽状によく分枝し枝をおよそ10pも伸び、下垂したりもします。茎葉は長さ1.2mmから1.6ほど広卵状で先端部に微鋸歯があって尖り、枝葉は長さ0.6mmから1.3mmほどの長楕円形で葉縁全体に微鋸歯がつく。葉は濡れると鮮やかなモスグリーンで美しい。雌雄異株。胞子体は剳ソの長さ3、4cmほど、凾ヘ円筒形で赤褐色、剋2列にパピラがつきます。


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