久米島の自然とはての浜の夢

ビーグル号の航海日誌 2013年03月01日 22:00

121031はての浜@エコカフェ(久米島).JPG久米島は琉球内孤隆起帯に属し火成岩(安山岩や火山最屑岩)からなり、現在でも島の西方海域ではカルデラ式海底火山や活発な海底熱水活動が確認されています。熱水鉱床の発見は最近のことのようです。意外と資源国家日本なのです。島内北部には最高峰宇江城岳(標高:310.4m)はかつてグスク(城)を擁し、山域にはラムサール条約に登録の「久米島の渓流・湿地」が広がっています。[2012年10月31日撮影:久米島@阿部]

121031熱帯魚たち@エコカフェ(久米島).JPG島の形成は1500万年前頃のフィリピンかプレートがユーラシアプレートの下に沈み込みによる激しい地殻変動による隆起や沈降によるが、現在のように近隣島嶼と分離したのは170万年前以降と考えられます。植生は基本的に沖縄本島と同じだが、生息する生き物の中にはクザトサワヘビやクメジママイマイ、クメジマミナミサワガニ、クメジマホタルなど島で分化・進化したものが確認されています。

島の東海上には全長7kmもの「はての浜(ハテノハマ)」と呼ばれる珊瑚州が断続して伸びています。ただひたすら白い珊瑚砂と青い海、潮風と太陽の光しかない世界が広がっているのです。小さな島ながら変化に富んだ素敵な時間が約束されているようです。


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新たな時代を拓くために

SN3M0007_0001.jpg130228SATREPS_APLシンポジウム集合写真.jpg昨日は海洋開発研究機構が主催する『APL-SATREPSシンポジウム「変化する惑星に生きる」』に参加してきました。山形俊男先生がこのところずーっと力を入れてきた南アフリカにおける研究プロジェクトの最新の成果も踏まえたプレゼンがありました。宮崎先生たちにもお会いできました。

シンポジウムの前半では 熱帯起源による気候変動だけでなく亜熱帯に起源をおく気候変動予測についての科学技術振興機構と国際協力機構による共同実施の「地球規模課題対応国際科学技術協力プロジェクト」で得られた最新の成果とアフリカ南部地域への展開について紹介がありました。気候予測は世界中で起こっている感染症への対策や食糧不足への対応としての農業計画などの幅広い応用分野に利活用され、もはや持続可能な未来社会のデザインには不可欠な要素と結論付けています。シンポジウムの後半では、シミュレーションが切り拓く「未来の地球」について紹介がありました。示唆に富んだ報告内容でありました。

最後の白山先生による閉会の挨拶のなかでも、私たちの未来のためには気候変動をはじめとした多くの地球規模の問題に自然科学と人文社会科学の両面からの研究のアプローチの必要性が紹介されていました。まさに自然科学と人文社会科学の統合した管理手法の研究が進展し、その成果が政治・行政分野でも積極的に活用されたいものです。エコカフェの活動もそんな裾野の片隅に位置したいものです。


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