衆議院憲政記念館国会前庭でお花見を

船長からのお知らせ 2013年03月31日 10:09

130330憲政記念館花見@エコカフェ.JPGこの週末のお天気は花冷えのようですね。桜の花も耐えて散りつつあるようで風情があります。
昨日は国会議事堂の前にある衆議院憲政記念館と国会前庭でお花見をしました。集合場所の国会議事堂正門前から信号をわたるとお庭への門が開いています。
ここはかつて井伊直弼大老の上屋敷があったところです。
お庭には年配の訪問者が数組いるていどでした。
若い人たちにはなじみがないのでしょう。

130330枝垂れ桜@エコカフェ.JPG130330一葉@エコカフェ.JPG大きなクスノキが高台の南側に植栽されているのが印象的でした。東側からは内堀通り、桜田濠を挟んで皇居の森が眺望でします。
もちろんお庭には何種類かのサクラも植えられています。
染井吉野はときおり花弁を風に遊ばせて花吹雪を見せてくれました。130330皇居方面@エコカフェ.JPG一葉枝垂れ桜はちょうど見ごろのようでした。

事務局の活動をいろんな場面で支えてくださっていることに感謝しながら、笑いがお庭の桜に大きな華を添えていました。美しい中の美しさ、全体が絵画的で芸術的でしたね。


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休日の国会議事堂と議事堂前の桜

ビーグル号の航海日誌 2013年03月30日 20:00

130330国会議事堂前の桜@エコカフェ.JPG130330国会議事堂@エコカフェ.JPG休日の国会議事堂はひっそりしています。
それでも議事堂の中庭には視察のため上京した一行が記念撮影をしています。
どなたか国会議員の地元の支援者の人たちのようです。
議事堂前の桜を一人占めできるのも嬉しいですね。


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これなんだシリーズ(213)

⇒これなんだシリーズ 2013年03月29日 21:06

130329クヌギ雄花@エコカフェ.JPG130329クヌギ@エコカフェ.JPG桜の花だけではないですね。
ブナ科の落葉高木のこの木も花が咲き始めました。
雌雄異花であって写っているのは長くぶらさがった穂状の雄花ですよ。
雌花は葉腋につき目立たないようです。
なんだか藁縄をぶら下げたようです。
風にゆらゆら遊んでいます。



ヒント⇒
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四谷見附の土手で花見を

ビーグル号の航海日誌 2013年03月28日 23:55

130328さくら@エコカフェ.JPG現四谷見附には江戸城総構えの外周をなす外濠の土手が残され公園として利用されています。土手の眼下の真田濠は太平洋戦争による戦災の灰燼を処理するために埋め立てられ、現在は上智大学に無償貸与、テニスコートに使用されています。この土手は桜の名所にもなっています。[2013年3月28日撮影:四谷見附@青山]

江戸城には外濠が廻らされ防御のため36見附が目を光らせていたという。130328桜@エコカフェ.JPG今も赤坂見附、四谷見附、牛込見附などが地名に残っている。そもそも「見附」とは枡形門(枡形をした城門)の外側に面した部分のことで、見張りの番兵を配置されていたそうだ。三代将軍徳川家光の時の「天下普請」により、四谷見附には長門藩主毛利秀就により、江戸城の西の防御のため、寛永13年(1636年)に城門石垣、寛永16年(1639年)に枡形門が築かれたという。枡形門の構造は、濠に面した小さく狭い高麗門、入ると矩形の空間、左右の何れかに直角に折れた面に、大きく頑強な造りの渡櫓門がある。この門の上には侵入した敵を弓や鉄砲で一網打尽にするための櫓(矢倉)があったそうだ。外濠に架かる木橋はやや小さめで有事の時は切り落として敵の侵入を防いだという。

多くの人びとが桜の花に見いっていました。なぜここに土手があるのか。なぜテニスコートが低い所にあるのか。そんなことは知る由もないのです。

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隅田川派流晴海運河と桜

ビーグル号の航海日誌 2013年03月27日 22:30

130327相生橋@エコカフェ.JPG佃と越中島の境界で隅田川から分かれ東京湾に注ぐ区間のこと晴海運河と呼ぶそうだ。
この運河の上流部に架かる橋が「相生橋」であって、全長149m、幅員22mもあり、トラス桁橋と呼ばれる構造形式によっている。
この形式は初代の橋に市電を通す大正8年当時に改修した際の形式に倣った、と東京都建設局の案内板に説明がある。[2013年3月27日撮影:相生橋付近@青山]

130327晴海運河@エコカフェ.JPG130327晴海運河沿いの桜@エコカフェ.JPGこの橋には西岸の中央区佃と東岸の江東区越中島を結ぶ清澄通りが走っていて、橋桁上から眺望するとこの運河の先に豊洲運河、朝潮運河などが分れ連なり広がっている様子が見える。

かつて佃は佃島、越中島は中州であったという。江戸時代から明治、大正、昭和と浚渫、埋立て工事が続き、現在の姿になっている。広大な運河と霧雨に煙る摩天楼を見ながら遠い遠い時間を感じるのも面白いではないか。越中島側の堤防上にはソメイヨシノがしっとりと花弁を濡らし震えているようだ。


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森本さん、土岐くんの壮行会!!

船長からのお知らせ 2013年03月26日 22:00

130326よき仲間たち@エコカフェ.JPG当初、森本さんだけの壮行会でしたが、ニューズレターの編集委員として携わっていただいておりました土岐くんもこの4月より京都大学生態学研究センターでポスドクとして行かれるということで、急遽、お二人の壮行会にさせていただきました。

森本さんへは「デジカメと観葉植物」
土岐くんへは「名刺入れと観葉植物」
をお贈りさせていただきました。130326誓い@エコカフェ.JPG130326笑い@エコカフェ.JPG 


お二人のこれからのますますのご活躍と、引き続きエコカフェに積極的に参加いただけることを誓ってのお開きとなりました。日程に選択肢がなかったため、主役の日程を優先に決めさせていただいたこと、ゆかりの皆さまを中心にお声掛けをさせていただいたことを御理解下さい。皆さまにおかれましては、引き続きよろしくお願いいたします。


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箱根大涌谷はかつては地獄谷と

2013_03_23_大涌谷@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_147_s.jpg箱根山の中央火口丘を形成する神山(標高1436m)と冠ヶ岳(標高1409m)から箱根大涌谷まで下ってくると辺りの様子は様変わりだ。噴気による硫黄臭の漂う火山ガスと高温の水蒸気が地表の至る所から立ち上っている。かつて地獄谷と呼ばれた。[2013年3月23日撮影:第15回自然観察会@阿部]

約3000年前、神山北西斜面で大規模な水蒸気爆発が起こった。そのとき山崩れが発生し爆裂火口を堆積物が覆い隠してしまって大涌谷が生まれた。2013_03_23_大涌谷@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_149_s.jpg道理で至る所から噴気が立ち上っているわけだ。現在はジオパークとして一大観光地となり、散策道も整備され、名物の真っ黒な温泉卵が売られている。温泉卵の殻が黒色になるのは硫黄と鉄分が化学反応した硫化鉄が付着するからだ。5個で500円、良心的な価格である。

大涌谷の周辺にはススキ、ブナ、アセビミズナラなどが植生回復しているが、さすがに今でも時々発生する崩壊地や火山ガスの影響の出やすい斜面などでは裸地であったり、イタドリノリウツギ、コアジサイ、イオウゴケなど酸性に強い植物の進出と攻防が見てとれたりもする。また、立ち枯れした樹木が自然の造形美を見せてくれるのも面白い。


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駒ケ岳山頂に駒形大神が鎮座

2013_03_23_箱根神社元宮@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_22_s.jpg箱根駒ケ岳は火山ドームであるため土鍋を逆さにしたような形状で山頂は緩やかに湾曲傾斜している。北側には最高峰の霊峰神山(標高1438m)を仰ぎ、古代より山岳信仰の霊地であって山頂には箱根元宮の社殿があり、箱根大神が鎮座しているという。[2013年3月23日撮影:第15回自然観察会@阿部]

由緒案内看板には、「二千有余年の昔、孝昭天皇の御代、聖占仙人が、神山に鎮まります山神の威徳を感應し、駒ヶ岳山頂に神仙宮を開き、次いで利行丈人、玄利老人により、神山を天津神籬(アマツヒモロギ)とし、駒ヶ岳を天津磐境(アマツイワサカ)として祭祀したのに始まる。2013_03_23_箱根神社元宮馬降石@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_21_s.jpg2013_03_23_駒形大神@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_20_s.jpg・・・・人皇二十九代欽明天皇の御代に佛教が渡来して以来神佛習合して、修験者等が練行苦行する霊場として有名になった。」とある。その後、奈良時代の天平宝字元年(757年)、万巻上人が入峰して山麓の芦ノ湖畔に箱根神社(箱根里宮)を創建し、僧・俗・女の三体の神を箱根三所権現(箱根大神:瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)・木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメノミコト)・彦火火出見尊(ヒコホホデミノミコト))として祀ったという。箱根大神は習合して文殊菩薩・弥勒菩薩・観世音菩薩が本地仏となります。箱根駒ケ岳は箱根神社の神体山でもあるのです。

参道の階段を上がった鳥居の左手に、注連縄を張ってある「馬降石」があり、白馬に乗って神様が降臨された岩と伝えられているそうです。「馬降石」の奥に小さな石造りの御宮があり、駒形大神が鎮座しています。当時の朝鮮は高麗朝時代、仏教文化伝来の国、箱根神社が駒形神社を奉祀するのは、朝鮮から高麗大神を勧請したことに関係があるのでしょう。左手には「馬乗石」があります。なんとも神話とは厄介なものです。


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箱根駒ケ岳山頂にロープウェイで

⇒自然観察会 2013年03月25日 22:40

2013_03_23_ロープウェイ@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_10_s.jpg東名高速道路が渋滞したため第15回自然観察会in箱根は芦ノ湖湖畔で昼食をとってからスタートした。所要7分、駒ケ岳ロープウェイで一気に箱根駒ケ岳(標高1356m)山頂に降り立ちました。ロープウェイ直下の山腹急斜面にはハコネダケが群生し、左右の山腹には植林された美しいヒノキ林、直下正面に芦ノ湖が広がっていました。湖面には海賊船が小さく見えました。[2013年3月23日撮影:第15回自然観察会@阿部]

2013_03_23_ロープウェイ@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_11_s.jpg2013_03_23_ロープウェイ巨大車輪@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_9_s.jpg足を使って植生観察しながら登ることが多いのですが、今回はリーダーの意向もあって文明の利器、駒ケ岳ロープウェイを使っての登頂であった。確かにロープウェイから眺望する景観は地を這って登る景観とは全く異なるものであった。最高地点で地表から75mの高さ、鳥になった気分とはこのことであろうか。山々など全体を鳥瞰するのも悪くはないのです。

何が何でも足で稼ぐということではなく、文明の利器である乗り物を駆使して視点を変えて観察するのもエコカフェらしいのだと思います。


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イオウゴケ(硫黄苔)は地衣類

⇒自然観察会 2013年03月24日 22:43

2013_03_23_コナアカミゴケ@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_138s.jpg昨日は第15回自然観察会を箱根の中央火口丘を形成する箱根駒ケ岳、神山、冠ヶ岳や地獄谷の植生観察とトレッキングを行いました。地獄谷では名物の温泉卵もいただきました。冠ヶ岳から大涌谷に下る左右に噴気孔のある硫黄臭のする登山道脇の枯れた倒木や岩上には広範囲にわたってイオウゴケがたくさん自生していました。[2013年3月23日撮影:第15回自然観察会@阿部]

イオウゴケ(硫黄苔、学名:Cladonia vulcani Savicz.)はハナゴケ科ハナゴケ属の小型の樹状地衣。2013_03_23_コナアカミゴケ@エコカフェ第13回自然観察会in箱根_142s.jpg分布は北海道、本州、四国、九州に及び、高山地帯の硫黄臭のきつい温泉地や火山帯に自生。葉体は径約3o、子柄は樹状に立ち上がり、無盃で不規則に分枝し、皮層は顆粒状でまれに粉芽がつく。子柄の先端に赤色の子器(有性生殖器官)がつき、胞子が造られます。

イオウゴケに似ているものに、子柄が粉芽に覆われるコナアカミゴケ、子柄が分枝しないウロコアカミゴケや子柄の先端が漏斗状になり赤い子器がつくコアカミゴケがあるそうです。

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タグ:箱根 地衣類
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ミヤマオウム(深山鸚鵡)

NZ0104 161.jpgニュージーランド南島のクライストチャーチ近郊のアーサー峠への道。道路上で悠然とパンを食べるミヤマオウムを見かけました。かつては羊を集団で襲ったりするため害鳥として駆除されてきた。絶滅寸前になって初めて法令に基づき保護されるようになったそうです。[2009年1月4日撮影:ニュージーランド南島@朝日]

ミヤマオウム(深山鸚鵡、学名:Nestor notabilis Gould)はオウム科ミヤマオウム属の陸鳥。ニュージーランド固有種。分布はニュージーランド南島に限り、高山帯の森林や草原などに生息。全長は約46cm、体重は0.7kgから1kgほど、頭部と腹部の羽毛は灰色ががるが、全体的にはオリーブグリーン色の羽毛に覆われます。食性は雑食性で果実、花の蜜や葉、昆虫や小鳥なども食します。好奇心が旺盛で、学習能力があり、協調性や適応性が極めて高いため、集団で生存のための工夫を凝らすため結果として人びとにとっては迷惑な悪戯とされることも多いという。

ミヤマオウムの仲間は1500万年前頃にニュージーランドで種分化したと考えられており、南島に分布する絶滅危惧TB類のカカとすでに絶滅してしまったキムネカカが知られています。


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ソメイヨシノ(染井吉野)は

ビーグル号の航海日誌 2013年03月23日 20:00

110405ソメイヨシノ@エコカフェ (3).JPG桜満開、花見に興ずるもまた愉し。東京ではソメイヨシノが満開です。急に暖かな陽気となり、我慢していたところを誘われ一斉に開花したようです。とりわけ東京の開花が早いのは都市化した街のヒートアイランド現象も一役かっていそうです。[2011年4月5日撮影:新宿御苑@阿部]

ソメイヨシノ(染井吉野、学名:Cerasus ×yedoensis (Matsum.) A.V.Vassil)はバラ科サクラ属の落葉高木。オオシマザクラとエドヒガン系列の一代交配種。ソメイヨシノ花@エコカフェ.JPGただし人工交配の可能性が指摘。樹高は10mから15mほど、樹皮は暗灰褐色で皮目は横長、葉は広楕円形で葉縁に重鋸歯があり葉先は尖ります。分布は日本全国、公園、土手、民家庭などに植栽。花期は3月から4月頃、新葉の展開に先駆けて、散形状の花序に3個から5個ほどの淡桃色の5弁花を咲かせます。萼片は筒状、雄蕊は30から35本、雌蕊は1本、不捻だが、まれに未熟な果実をつけます。増殖は接ぎ木によるそうです。

クローンであるため遺伝的に耐性の獲得が難しく、てんぐ病など病気に弱いとさ、剪定などによる切口には腐朽菌が繁殖しやすい特徴があるという。これもソメイヨシノの運命のようです。小野小町の句に「花の色は うつりにけりな いたづらに 我が身世にふる ながめせしまに」とある。それにしてもライトアップされた夜桜は暗闇に淡いピンクの花弁が浮かび上がり不思議な刹那の美しさを漂わせますよね。


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大地の歴史を語る箱根山

ビーグル号の航海日誌 2013年03月22日 07:35

130320金時山山頂@エコカフェ.jpg130320金太郎@エコカフェ.jpg明日はエコカフェ第15回自然観察会で箱根駒ケ岳、冠山、神山を目指すことにしています。三山は箱根山の中央火口丘に位置し、一昨日、会員有志により縦走した金時山、明神ヶ岳は箱根山の北側から東側にかけての外輪山を形成します。ちなみに箱根山は中央火口と外輪山を含めての総称です。[2013年3月20日撮影:箱根山@中村敏之]

130320明神ケ岳とハコネダケ@エコカフェ.jpg金時山(標高:1213m)にはこれまでに何度か登頂しているが、外輪山を縦走するのは今回が初めてである。低山といっても立派な活火山である。有史の噴火はないが、活火山のなかでは約40万年前頃から火山活動を繰り返す比較的新しい火山とされる。約25万年前には標高2700mもの古箱根火山と呼ばれる成層火山が誕生し、その後の噴火で18万年前頃には陥没しカルデラ古期外輪山が形成し沈静。13万年前頃に再び活動期に入り楯状火山が誕生し5万2千年前頃に破局的噴火に至り、カルデラ内の東側から南側にかけて浅間山などの新期外輪山が誕生。4万年前頃になると新期外輪山の北側に箱根駒ケ岳などの巨大な溶岩ドームが形成され、火砕流の発生により仙石湖が誕生。3000年前頃、最後の噴火は水蒸気爆発で土石流を伴い仙石湖は埋まり仙石原に、早川がせき止められて芦ノ湖が生まれ現在に至るそうです。

滝廉太郎の作曲に『箱根八里』があります。「箱根の山は、天下の嶮 函谷關(かんこくかん)も ものならず 萬丈の山、千仞(せんじん)の谷 前に聳(そび)え、後方(しりへ)にささふ 雲は山を巡り、霧は谷を閉ざす 昼猶闇(ひるなほくら)き杉の並木・・・・・」。さあ登ろう!!


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おきあがりこぼしの眼差しは

ビーグル号の航海日誌 2013年03月21日 18:33

おきあがりこぼし@エコカフェ.jpgいつからおまえはいるの
会津地方に400年も前から伝わる伝統玩具
おきあがりこぼし
震災のあと届けてくれた方がいたんだ
大きな顔に
小さな目と小さな口
眉もちいさい
小さなお腹の部分には
がんばれ東日本
と書かれている
心をいやしてくれるような
愛らしさ
眼差しの先にみんなの幸せがある


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目まぐるしい風の季節

130317ビワ倒木@エコカフェ.JPG昨日は春分。文字通り三寒四温、一転今日は北風が強く寒い。発達した低気圧が日本海から太平洋側に列島を斜めに縦断する際に前線を伴い春先の嵐を伴うことが多いようだ。南からの暖かな空気と北からの冷たい空気のせめぎ合い、湿気を含んだ南からの空気は北からの冷たい空気に冷やされ強い雪や雨をもたらす。とりわけ、前線通過前後では気温変化が顕著だそうだ。[2013年3月17日、2011年4月5日撮影:新宿御苑@山崎]

110405ビワ@エコカフェ.JPG110405ビワ果実@エコカフェ.JPG新宿御苑の大きな枇杷の木が強風のために倒れてしまったそうだ。樹幹が折れたのではなく根をつけて倒れたため根元と折れた枝の伐採など養生がしてあった。ついている葉は青々とし樹勢があって意外と元気なようすだ。110405ビワ果実@エコカフェ.JPG

今後は逞しい生命力を感じる存在になりそうだ。
わたしたちは変化の激しい天候を経験することになるが、アジアモンスーンのただ中にあって素晴らしい四季があり、自然に恵みをもたらす湿潤な気候にむしろ感謝すべきなのだろう。


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ヒノキ(檜)は花粉と精油成分が

ビーグル号の航海日誌 2013年03月20日 23:22

130317ヒノキ@エコカフェ.JPG日本人が古来より森を敬い森を大切にしてきたことは歴史が証明しているところである。戦後の高度経済成長の時代を経て海外からの安価な輸入材に押され、日本の林業は壊滅的になり、高級材など一部のものが生業を維持しているに過ぎない。ここから何を学ぶべきだろうか。さて、現代病と言われる花粉症もスギ花粉からヒノキ花粉の季節に移行しつつあるようです。[2013年3月17日撮影:新宿御苑@阿部]

130317ヒノキ@エコカフェ.JPGヒノキ(檜、学名:Chamaecyparis obtusa Sieb. & Zucc.)はマツ目ヒノキ科ヒノキ属の針葉樹で常緑高木。日本固有種で準絶滅危惧(NT)。分布は本州福島県以南、四国、九州、屋久島に及び、山地の尾根や崖地などのやせ地に自生。樹高は20mから30mほど、樹皮は赤褐色で細縦裂、枝を水平に伸ばします。葉は互生し、鱗片状に密につき葉先は丸く、葉裏にY字形の白い気孔帯があります花期は4月頃、雌雄異花、枝先に雄花は2、3oの広楕円形で紫褐色、雌花は4o前後の球形、果実は1p前後の球果で秋に熟すと赤褐色になります。

ヒノキはスギと同じように植林の主要樹種であったため日本の多くの山林はスギ・ヒノキを中心とした二次林が広がっています。手入れに行き届かなくなったこれらの樹は、生育環境が劣悪になるに従って、必死に子孫を残そうと沢山の花を咲かせ、雄花から大量の花粉が供給されるんですね。精油(ヒノキオイル)には∂-カジネン、α-ピネン、T-ムロロール、カンフェン、リモネンなどの成分が含まれ、リラックス効果などがあります。しっかり管理してもっと活用したいものです。


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カンヒザクラ(寒緋桜)は釣鐘状

130317カンヒザクラ@エコカフェ.JPG新宿御苑に植栽されているカンヒザクラは外来種ですよ。園内にあまたある桜の中でも色が鮮やかなためひときわ目立ちます。[2013年3月17日撮影:新宿御苑@阿部]

カンヒザクラ(寒緋桜、学名:Cerasus cerasoides (D.Don) S.Ya.Sokolov var. campanulata (Maxim.) X.R.Wang et C.B.Shang)はバラ科サクラ属の落葉亜高木。分布はヒマラヤ、中国南部、台湾に及び、暖帯南部から亜熱帯の山地などに自生。日本には古くから琉球列島や鹿児島などに移入、一部で野生化。樹高は5mから7mほど、樹皮は平滑で皮目が横に入り暗紫褐色。葉は互生し、葉身8pから13cmほどの長楕円形から楕円形で葉縁に不揃いの鋸歯、葉先は尾状に尖ります。花期は1月から3月頃、葉の展開前に前年枝の葉腋から径約2pの釣鐘状の濃紅紫色の花を2、3個咲かせます。果実は長径約1pの卵形の核果で5、6月頃に紅色に熟します。

カンヒザクラはヒガンザクラとよく混同される人がいるが、全く別種ですよ。カンヒザクラの名前は寒い時期に緋色の花を咲かせることにあります。寒緋桜と彼岸桜、漢字で書くと花の時期が異なることも別種であることも明らかになりますね。


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ヒマラヤザクラは高山性

130317ヒマラヤザクラ@エコカフェ.JPG一気に咲き始めた桜の花。今年は陽気がよろしく、日本列島をあっというまに駆け抜ける勢いのようだ。新宿御苑には多くの種類の桜がコレクションされ、いろいろと花の色や形などの違いを愛でることができる。サクラの仲間は北半球に広く、特に東アジア、日本に多くの野生種が知られています。ヒマラヤザクラは高山性の桜です。[2013年3月17日撮影:新宿御苑@阿部]

ヒマラヤザクラ(学名:Cerasus cerasoides (D.Don)Sokolov)はバラ科サクラ属の落葉高木。分布はインド、中国、ネパールなどのヒマラヤ地方、標高1200mから2400mの暖温帯の高山に植生。樹高は約30m、樹皮は平滑、葉は互生し楕円形で鋸歯があり先が尖ります。花期は12月から翌年1月頃、花は5弁花で薄紅色です。果実は卵形の核果で赤く熟すという。

ヒマラヤザクラはソメイヨシノに比べて二酸化窒素の吸収同化能力が約5倍と高く、環境浄化木として注目されているという。ただし、もともと高山性の樹種のため平地での栽培は実際には難しいようです。


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タグ:外来種
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サワラ(椹)は水湿性に優れる

121013サワラ@エコカフェ.JPG深大寺植物公園は薔薇のコレクションで有名ですが、広い園内には武蔵野の雑木林、いわゆる里山を代表するクヌギコナラ、アカシデ、イヌシデ、アラカシヒサカキエゴノキムクノキアカマツアオキ、ミズキなどの樹種がよく保存されています。しかも大きな木が多く、のんびり散策しながら過ごすにはよい場所だと思います。ここではサワラを紹介します。[2012年10月13日撮影:深大寺植物公園@阿部]

121013サワラ葉@エコカフェ.JPGサワラ(椹、学名:Chamaecyparis pisifera Sieb. & Zucc.)はヒノキ科ヒノキ属の針葉樹で常緑高木。日本固有種で軽度懸念(LC)。分布は本州岩手県以西、九州に及ぶが本州中部(木曽、上高地など)に多く、山地の斜面中腹部や沢筋などの混合林内に自生。樹高は30mから40mほどで主幹がまっすぐ伸び、樹皮は灰褐色で縦裂しスギに似、樹冠はヒノキに似るが枝間隔が大きいためざっくり感があります。葉は鱗状でヒノキに似るが、葉先が尖り葉裏の白い気孔線はX字となります。花期は4月頃、果実は秋には熟します。

名前の由来「ひのきよりさわらか(さっぱりしていること)」にあるように、成長が早いため木質が柔らかかいので柱などの構造材には不向きですが、抗菌性、水湿性に優れるため桶、飯櫃、杓文字などの台所廻り品には最適で、昔はよく利用されてきました。残念ながら今日ではこれらは石油化学製品に取って代わってしまいましたが、本来はサワラのほうが地球には優しくエコなのです。


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新宿御苑温室でプチ小笠原を

ビーグル号の航海日誌 2013年03月19日 07:34

オオハマギキョウ@エコカフェ.JPG新宿御苑の大温室は長らく工事中であったが、昨年11月にリニューアルオープンしています。春の暖かさに誘われるままに、エコカフェの草花教室のための事前調査に行ってきました。館内は新しいためコンパクトかつ小綺麗に珍しい熱帯・亜熱帯の植物が植栽展示されています。

わたしたちは小笠原の植生展示コーナーを注目。管内でも取り分け日当たりのよい一角にコーナーが用意されており、オオハマギキョウムニンツツジムニンノボタンムニンシャシャンボムニンタツナミソウシマカコソウチチジマキイチゴなどの基本的な小笠原に固有の植物を見ることができます。

もちろん、小笠原に固有のマルハチタコノキも少し離れたヤシの仲間が展示してあるコーナーで見ることができます。初めて小笠原の亜熱帯の固有植物を知ろうとするには向いているかもしれませんね。夢の島熱帯植物館や小石川植物園温室などもあわせて訪ねてみるとよいでしょう。


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シデコブシ(幣辛夷)は日本固有種

ビーグル号の航海日誌 2013年03月18日 00:36

130317シデコブシ花@エコカフェ.JPG130317シデコブシ蕾@エコカフェ.JPG新宿御苑ではモクレンの仲間の花が満開です。桜に先立ち咲きます。モクレンの仲間は前にも書きましたが被子植物の中でも原始的な形態を今日まで維持しているグループ、1億年の太古から今のような姿で、世界中で200種を越える仲間が存在し、気候変動や地殻変動を何度も経験したため、それらの分布は地理的に不連続なのです。雄蕊と雌蕊の構造に特徴があるんです。ホオノキオオヤマレンゲ、シデコブシ、タムシバなどがそうです。ここではを改めてシデコブシを紹介しましょう。[2013年3月17日撮影;新宿御苑@山崎]

130317シデコブシ蕾@エコカフェ (2).JPG130317シデコブシ蕾@エコカフェ (3).JPGシデコブシ(幣辛夷、学名:Magnolia stellata)はモクレン科モクレン属の落葉小高木。分布は東海地方の一部、湿地や渓流沿いに自生。日本固有種で野生種は絶準滅危惧(NT)に指定。花弁は9枚から多いもので20枚以上もあり変化に富みます。分布が限定しているのは系統的にコブシとタムシバの交雑が起源と考えられているためです。タムシバは本州、四国、九州の暖帯上部から冷温帯に自生し、コブシはタムシバと分布域が重なる地域では標高の低い場所に自生し住み分けをしています。しかしながら、東海地方にあっては局所的にタムシバとコブシの交雑が可能な環境があったことが起因していると考えられているようです。

ちなみにタムシバもコブシと同じように花弁6枚、顎片3枚ですが、コブシのように顎片下に一葉がつくことはないのです。コブシは街路樹などに植栽されることがあります。気づいたら白い萼片の下に一葉あるか確認してみてください。


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ハクモクレンの純白な花に

ビーグル号の航海日誌 2013年03月17日 17:11

130317ハクモクレン@エコカフェ.JPG130317ハクモクレン花@エコカフェ.JPG今日も暖かな一日。桜の開花宣言もあったので新宿御苑まで足を運んでみた。大寒桜、寒緋桜、枝垂れ桜などの早咲き組はたくさんの花を咲かせていました。残念ながら染井吉野はまれに数輪咲いているか、蕾のままでした。新宿御苑は多様な桜が植樹されているので比較的長く桜の花を楽しむことができます。[2013年3月17日撮影:新宿御苑@阿部]130317ハクモクレン全景@エコカフェ.JPG

開花順でいけば何といってもハクモクレンやコブシ、シデコブシであろう。とりわけ新宿御苑のハクモクレンは大きな木に育っているので、葉の展開前に満開の花をつける様子は見事なまでに華やかで美しいですね。


関連記事(ハクモクレンとコブシ)⇒
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ハナビラダクリオキン

ハナビラダクリオキン@エコカフェ.JPGハナビラダクリオキン@エコカフェ.JPG奥秩父山塊最北部の主峰である瑞牆山(標高2230m)は百名山のひとつでもあります。全山が黒雲母花崗岩からできています。そのため摂理に沿った浸食崩壊が進みオベリスクのような奇怪な特徴的な岩々がそそり立っています。昨年秋に訪れた時に撮ったカラマツの切株に出現したレンジ色のキノコの写真、調べるとどうもハナビラダクリオキンにたどり着きます。[2012年9月27日撮影:瑞牆山山中@山崎]

ハナビラダクリオキン(学名:Dacrymyces palmatus (Schwein.) Bres.)はアカキクラゲ科アカキクラゲ属のキノコ。針葉樹の枯木や枯枝などに出現するという。形態は脳みそ状で浅裂して葉状の裂片となるそうです。触るとゼラチン質状で崩れてしまいました。


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これなんだシリーズ(212)

120526これなんだ@エコカフェ.JPG120526これなんだ@エコカフェ.JPG風薫る5月、三宅島の森はめぐみの森に変身します。
ちょうど今年もその頃に植林活動、森や海の散策をします。
森に入るとほんのり甘い果実をたくさん見つけることができます。
この頃は伊豆諸島の島々から多くの小鳥が集まります。
求愛シーズンでもあります。
森のめぐみは命を育んでもいるのです。



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桜の開花宣言!

ビーグル号の航海日誌 2013年03月16日 20:00

100327さくら蕾@エコカフェ.JPG今日、東京では桜の開花宣言がありました。
気象庁の職員が靖国神社の基準木で5輪の花を確認したそうです。
例年より10日早く、2002年と並ぶ早さだそうです。
このところの暖かな陽気に誘われたのでしょうね。
厳しい寒さからようやく解放でしょうか。



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満開のテッポウユリ

ビーグル号の航海日誌 2013年03月15日 18:30

120415奄美大島 003.jpg昨年の4月に奄美大島に行ったときは、テッポウユリが満開でした。
東京などでは初夏に咲いています。
塩風のなかにユリの香りがただよう奄美大島沿岸でした。



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ユウゼン(友禅)は悠然

ビーグル号の航海日誌 2013年03月14日 04:54

120102ユウゼン@エコカフェ.JPG今朝はNHKで小笠原の海を紹介していた。サンゴの森にネムリブカ、ツバメウオ、ユウゼンなどがゆったりと泳いでいるボニンブルー。石灰が溶け込んだほんのりミルク色が染みています。ユウゼンは日本固有種です。瀬戸海浜公園でシュノーケリングしたときにたくさん泳いでいたのを思い出します。写真は小笠原水産センター水族館で撮影したものです。[2012年1月2日撮影:お正月の旅 小笠原@吉岡明良]

120102ユウゼン@エコカフェ (2).JPGユウゼン(友禅、学名:Chaetodon daedalma (Jordan and Fowler))はスズキ目チョウチョウウオ科チョウチョウウオ属の海水魚。日本固有種。分布は伊豆諸島、小笠原諸島、高知県、大東島の海に限り、浅海のサンゴ礁に生息。体長は15pほど、体色は黒色に白色の斑点が散在、背びれ、尻びれ、尾びれの縁に黄色が入ります。食性は雑食性、海底の小動物や海藻を食します。名前の由来は斑点模様が友禅に似ていることにあります。

まだ足踏みがちな春を前に気持ちは夏に飛んでいってしまいがちです。小笠原の前に奄美大島に行きます。


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ソテツ群生地

ビーグル号の航海日誌 2013年03月13日 18:21

120415奄美大島 001.jpgソテツの群生地です。
奄美大島のあやまる岬の付近にあります。
非常に大きく、人の背丈を越えるものもありました。
島の所々で見られることができるので、今回の訪問でもたくさん見ることができるでしょう。



関連記事(化石植物、ソテツ(蘇鉄))⇒
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春よ来い、早く来い、・・・・

ビーグル号の航海日誌 2013年03月12日 07:11

120624影@エコカフェ.JPG東日本大震災は人びとの心に何を残したのだろうか
復興、復旧、絆、絆が大切と口では言ってきたが
先行きの見えない不安ほど人の心を蝕み
生きる気力を減退させ
免疫力さえ低下させてしまう
生きる希望の光
春のような明るく優しい日の光
少しずつ明るさを増していく日の光
120624シロサギ@エコカフェ.JPG春の光の中に一筋の希望を見出そうと
あなたがいるからわたしはいる
わたしはあなたのために
あなたはわたしのために
わたしたちは東北の人たちのために
小さなことでもできることを
心がつながるできることを
春の光の中で一筋の希望を見出そうと

「春の日の光」よりトノサマガエル
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先住民族の知恵に学ぶ、インドネシア

船長からのお知らせ 2013年03月11日 00:46

インドネシア.jpg久しくお会いできていない月尾嘉男先生からBS-TBS番組「地球千年紀行 先住民族の智恵に学ぶ インドネシア」の紹介がありました。喜望峰の荒れ狂う海峡をカヌーで越えたり、地球環境問題から現代人の生き方を問うたり、人と自然との関わりを深く洞察したりとエコカフェの活動の本質的な所で大きな影響を与えている人のひとりです。

4月21日(日)17時〜:独自の死生感で秘境に生きる・トラジャ族
5月19日(日)17時〜:自由を求めて海に生きる・ハジャウ族

狩猟採集、定住生活、牧畜農耕への人類は最終氷期の終了とともに大きく生活形態を変え、物々交換から余剰生産物資を対価とした分業体制への移行、貨幣(交換手段)という信用の発明により、金さえあれば何でも手に入れられるといった欲望の虜に悩まされてきた。ギリシャ時代も現在も本質的には変わらないように思えます。歴史に学ぶが、歴史はいともたやすく繰り返してしまう。何故でしょう!


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唐津旧七山村『薫や』親父さんのお話

ビーグル号の航海日誌 2013年03月10日 18:50

130302七山村名産@エコカフェ.jpg旧七山村は佐賀県唐津市の北西部に位置し、背振・天山山系の尾根に連なる山々に囲まれた風光明美なところであるという。平成の全国的な大合併の流れの中、村議会と村長が対立し、揉めに揉めた末、最後のやり直し選挙で合併推進派の村長が当選し、2006年(平成18年)1月1日に唐津市に編入した有名な村でもあり、記憶に新しいのではないでしょうか。

そもそも七山村は明治22年の周辺8村が合併して誕生。名前の由来は村の周囲を、玄界灘から内陸に時計回りで十坊山(標高535m)、浮岳(標高805m)、女岳(標高748m)、穀地蔵岳(標高893m)、笛岳(標高698m)、亀岳(標高740m)、椿山(標高760m)の七つの山に囲まれていることにあるという。『燻や』の親父さんのお話では兎に角、水が美味しい所だそうです。そんな場所で自然の恵みの中で育てた豚の肉を使って燻製をつくっているという。もちろん、海に近く、玄界灘でとれた魚も燻製にして販売しています。味は本場の燻製をしのぐほどに美味しく、脂身がしつこくなく素晴らしいといいます。

阿蘇外輪山の西側に位置し山々に囲まれているため水が豊かなのも素晴らしいのでしょう。林業が中心ですが稲作も頑張っているそうです。日本滝百選にも選ばれている観音の滝をはじめ渓流には多くの滝があり、樫原湿原などが広がり貴重なサギソウ、ユウスゲ、コバギボウシなど水生植物も観察できるそうです。ぜひとも訪ねてみたい場所のひとつです。


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午後から東京上空にも黄砂の飛来→煙霧の発生

130310黄砂襲来@エコカフェ (2).JPG報道では中国大陸からの偏西風に乗って飛来した黄砂が3月9日に九州から甲信地方にかけての広い範囲で観測されたという。気象庁予報では本日に関東地方にも到達とあったが、まさに正午過ぎから西南の空が黄土色に染まり始め、小1時間もしないうちに全天を覆いつくしてしまいました。新宿の副都心の高層ビルは視界からすっかり消えてしまいました。[修正:気象庁によると地上付近の霧が風で巻き上げられた煙霧だそうです。しかし車のボンネットには薄ら細かな砂埃が積もっていますよね。]

黄砂は東アジアから中央アジアにかけて広がるタクラマカン砂漠、ゴビ砂漠や高度高原などの乾燥地帯が故郷だそうです。130310黄砂襲来@エコカフェ.JPGこれらの地域では春先の気象条件により発生頻度が多く、偏西風に乗って日本までやってくという。特に、中国工業地帯の上空を通過するときにPM2.5や光化学オキシダント、二酸化硫黄などの大気汚染物質も吸着させるため、日照を妨げ、視界を遮るだけではなく、健康被害を及ぼしかねないなどの影響をもたらします。スギ花粉の飛来時期と重なって辛い日々が続きそうです。

これらに対する対処としては、普及しているマスクでは十分な効果がないことから外出を控えるのが一番との考えがあります。熊本県、福岡市、山口県などではPM2.5が環境省の暫定指針値(1日平均70マイクロ・グラム超)以上トなる可能性がある場合に、県民や市民に外出自粛、うがい、目洗いなど推奨など注意喚起などを呼びかけています。しかしながら、過去の経験からも健康被害はただちにが現れるわけではなく、得てして時間がかかるケースが多いことから、自治体により対応にバラつきがあることは好ましいことではありません。国により安全安心できる国民に向けた対応の仕組みの整備が急務でしょう。


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オガサワラハチジョウシダ(小笠原八丈羊歯)

ビーグル号の航海日誌 2013年03月09日 14:44

110917オガサワラハチジョウシダ@エコカフェ.JPG小笠原諸島母島に上陸し、宿に荷物を下ろし、さっそく出かけたのが清見ヶ岡鍾乳洞です。鍾乳洞へ向かう途中の岩場でオガサワラハチジョウシダを見かけました。[2011年9月17日撮影:祝世界自然遺産登録・エコカフェ小笠原諸島ツアー@阿部]

オガサワラハチジョウシダ(小笠原八丈羊歯、学名:Pteris boninensis H. Ohba)はイノモトソウ科イノモトソウ属の常緑性シダ植物。小笠原固有種。分布は小笠原諸島、火山列島に及び、山地のやや乾燥した場所などに自生。草丈は約1m、根茎葉太く斜上し葉は束生、葉柄は黄緑色で葉身より長く、基部は茶褐色で鱗片があります。葉質はやや厚く硬いうえに葉表の光沢が強く、羽片の先が尾状に伸びます。胞子嚢群(ソーラス)は葉裏に縁取るように並んでつきます。小笠原にはハチジョウシダも自生するが葉表の光沢は強くないらしいです。

葉の先の形が蕨に似ているので「大花蕨」とも書くようです。この夏に小笠原ツアーを計画中で父島列島沈水カルスト地形の南島に上陸を考えています。海に洗われるような南島の岩場などでは、マルベリーの吉井さんのブログによるとオガサワラハチジョウシダやコヒロハハナヤスリ、ケホシダも過去に記録があるようです。


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奄美大島自然体験ツアー

⇒エコツアー 2013年03月08日 11:18

120415奄美大島 065.jpg東洋のガラパゴスといわれ、自然豊かな奄美大島。
アマミノクロウサギを代表に動植物も個性豊かだ。
ここにエコカフェ絶滅危惧種保護センターがある。
暖かい気候と自然豊かな中で、いきいきと暮らしているのだ!
そこで、センターの視察と奄美大島の自然を体感しに行ってみたい。

日 程:2013年4月11日(木)〜14日(日)

スケジュール(予定)
4月11日(木)
 11:40 羽田発
 14:10 奄美大島着
 15:00 エコカフェ絶滅危惧種保護センター視察
 19:00 ナイトツアー(目的:アマミノクロウサギをみる!) 

4月12日(金)
 9:00  湯湾岳散策
 14:00 マングローブ原生林カヌー体験

4月13日(土)
 9:30  奄美野生生物保護センター視察
 14:00 金作原原生林散策

4月14日(日)
 9:00  奄美自然観察の森散策
 15:00 奄美大島発
 16:45 羽田着

費用:55,000円(飛行機、ホテル、船、レンタカー代のみ)

参加ご希望の方は、早めに事務局まで御連絡ください。
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これなんだシリーズ(211)

⇒これなんだシリーズ 2013年03月07日 07:29

これなんだ@エコカフェ.JPG今日は気温がぐんぐん上昇。桜も一気に蕾を膨らませるでしょう。しかし開花まではまだまだといったところでしょうか。待ち遠しいですね。

この花ももうすぐですよ。
花壇に植えられる方も多いようですね。
別名に「ベツレヘムの星」とあります。
物語りがあるようですね。


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もうすぐやってくる

ビーグル号の航海日誌 2013年03月06日 12:29

090411第30回草花教室 020.jpg
もうすぐ桜の季節がやってくる。
あとどれくらいで咲くのだろう?
今年は寒かったからいつに増して待ち遠しい。
早く桜の季節がやってこないかな。
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第6回エコカフェみんなの森づくり

⇒森林づくり+α 2013年03月05日 11:34

120526第4回三宅島 011.jpg今年も三宅島での植林をする時期になりました。
昨年は、植林したところを草刈も行い手入れにも貢献できるように。
島のおじいちゃん、おばあちゃんが笑顔で暖かく迎えてくれます!
5月の三宅島は、バードアイランドです。
鳥の声をシャワーのように浴びながら植林を体験してみましょう!

・日 程:2013年5月24日(金)〜26日(日)
・定 員:8名
・参加費:【エコカフェ会員価格】30,000円、【一般価格】35,000円
     (往復船[特2等船室、2等船室]、宿泊、仮眠朝食込み)
・行 程:5月24日 21:45 竹芝桟橋集合 受付(第一待合所)
           22:20 竹芝発(さるびあ丸)【特2等船室】
     5月25日  5:00 三宅島着
                 仮眠休憩朝食
           10:00 植林(ヤブツバキ、ヒサカキ、ハチジョウイボタなど地元の植物を植える)
           12:00 昼食
                 溶岩遊歩道や桟橋での釣り、島内散策など120526第4回三宅島 107.jpg
           16:00 温泉:「ふるさとの湯」(500円別料金)、その後宿にて夕食
     5月26日 午前中  フリー
           (オプション:釣り、アカコッコ館、長太郎池、大路池等で鳥や魚、植物の観察)
           14:20 三宅島発(さるびあ丸)【2等船室】
           20:30 竹芝着

 

【主催】NPO法人エコロジー・カフェ
【協力】三宅島森林組合、三宅村役場、三宅島観光協会、株式会社旅職人
【旅行に関するお問い合わせ】
 株式会社 旅職人  TEL:03-3710-7747  mail:info@tabi-shokunin.co.jp   担当:村上


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奥鬼怒で見たコウヤノマンネングサ(高野の万年草)

ビーグル号の航海日誌 2013年03月04日 22:34

120708コウヤノマンネングサ@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷日光沢温泉から丸沼までの登山道は広葉樹林と針葉樹林の混合林から針葉樹林へと森が変化する様子を楽しむことができます。もちろん、湿気が多いようで林下などは蘚苔類の協奏曲が広がっています。コウヤノマンネングサを紹介します。[2012年7月8日撮影:奥鬼怒@山崎]

コウヤノマンネングサ(高野の万年草、学名:Climacium japonicum Lindb.)はコイヤノマンネングサ科コウヤノマンネングサ属の大型の蘚類。120708コウヤノマンネングサ群生@エコカフェ.JPG分布は北海道、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、シベリアなどに広く、温帯上部から亜高山帯の林下の半日陰の朽ちた樹や腐食土上に自生。草丈は5pから10pほど、地下茎は地中を這って仮根を生じ、地上茎を地上に直立。地上茎(二次茎とも)は長さ5pから6cmで先端に羽状の枝伸びる。直立茎につく葉はウロコ状、枝の葉は長さ2.5mほどの広被針形で鋸歯がつき先が尖ります。凾つけることはめったなく、地下茎で増えて群落を形成するようです。

名前の由来は「高野山」に生え地下茎から次から次へと万年ほどに芽をだすことあるようです。高野山では昔から乾燥させ色づけしたものをお守りとしているそうです。へえですね。


関連記事(下田代で見たフロウソウ(不老草))⇒
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エダツヤゴケ(枝艶苔)は美しい

エダツヤゴケ@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷加仁湯温泉近くの路傍の林下の岩上や地面、樹上には多様な蘚苔類、地衣類が観察できます。新緑とともに梅雨の頃にもなると美しいモスグリーンの装いをしています。ここではエダツヤゴケを紹介します。[2013年2月1日撮影:奥鬼怒@山崎]

エダツヤゴケ(枝艶苔、学名:Entodon flavescens (Hook.) A.Jaeger)はツヤゴケ科ツヤゴケ属の蘚類。分布は北海道、四国、九州、東アジアに広く、山地の岩上や地上などに自生。草丈は4cmから5cmほど、茎は匍匐し不規則に羽状によく分枝し枝をおよそ10pも伸び、下垂したりもします。茎葉は長さ1.2mmから1.6ほど広卵状で先端部に微鋸歯があって尖り、枝葉は長さ0.6mmから1.3mmほどの長楕円形で葉縁全体に微鋸歯がつく。葉は濡れると鮮やかなモスグリーンで美しい。雌雄異株。胞子体は剳ソの長さ3、4cmほど、凾ヘ円筒形で赤褐色、剋2列にパピラがつきます。


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タチシノブ(立忍)の北限は

ビーグル号の航海日誌 2013年03月03日 21:28

120504タチシノブとササグモ@エコカフェ.JPG国立科学博物館・筑波実験植物園で展示植栽されているシダ植物のコレクションのほかにも園内に自生しているシダ植物があります。タチシノブはそのひとつです。別名にカンシノブ(寒忍)ともいいます。タチシノブは北限が茨城県ではなく数か所の自生地があることから福島県いわき市周辺らしいです。一緒に写っている蜘蛛はササグモといいます。[2011年5月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

タチシノブ(立忍、学名:Onychium japonicum (Thunb.) Kunze)はホウライシダ科ホウライシダ属の暖地性の常緑性シダ植物。120504タチシノブ@エコカフェ.JPG分布は本州福島県南部以南、四国、九州、南西諸島、小笠原諸島、国外では朝鮮半島南部、中国、マレー半島、インドなどに広く、低山の林内や林縁、民家近くの日当たりのよい場所に自生。草丈は30pから70pほど、根茎は匍匐し茶褐色の鱗片がつく。葉は栄養とやや長い胞子葉の二形だが、シシガシラヤマソテツのように外形的に明確な違いが認められるわけではない。葉身は3、4回羽状複葉で卵状披針形、細かく裂けた裂片は先が尖ります。胞子嚢群(ソーラス)は細長く裂片の中央部に位置し、葉の縁が膜状になった偽苞膜を伴います。

日本にはこの仲間は1種のみ、世界では10数種。名前の由来はシノブ科シノブ属のシノブに似ていて地上から葉を立てることによるそうです。葉が似ているシノブは夏緑性で裂片の先は鈍頭であるため区別は難しくないようです。最も冬期に見たらタチシノブということになります。


関連記事(オリヅルシダ(折鶴羊歯)の北限は)⇒
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オオイタチシダ(大鼬羊歯)は美しい

120504オオイタチシダ@エコカフェ.JPGどんよりしていると時間が止まってしまったかのような感覚になります。体内時計のみが頼りですね。続いて国立科学博物館・筑波実験植物園での展示植栽されているシダ植物コレクションの中からオオイタチシダを紹介します。先に紹介したイヌイワイタチシダの近縁です。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

オオイタチシダ(大鼬羊歯、学名:Dryopteris pacifica (Nakai) Tagawa)はオシダ科オシダ属の常緑性シダ植物。 分布は本州東北地方南部以南、四国、九州、沖縄本島、国外では朝鮮半島、中国に及び、内陸部山地の林縁などに自生。草丈は50pから120pほど、根茎は短く斜上しやや株立ち、葉柄基部には線状披針形で黒褐色の鱗片がつく。葉質は硬紙質で時に光沢があり、葉身は2回羽状複葉、卵形か五角形で先は急に細く狭まります。最下部の羽片は大きく有柄、各小羽片先端の辺縁に小さい鋸歯がつくのが特徴です。胞子嚢群(ソーラス)は小さく、小羽片の中肋と辺縁の中間かやや辺縁寄りにつきます。染色体数はn=123の3倍体で無融合生殖で増えます。

オオイタチシダは変異が大きく、葉に光沢のないもの、裂片の鋸歯が不明瞭なもの、綜辺の縁が裏側に反るもの、などが知られます。葉に光沢がなく、裂片に鋸歯のないものをヤマイタチシダ、葉質が厚く革質で先端がほこ型になるものをナンカイイタチシダといいます。


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ヒメカナワラビ(姫鉄蕨)

120504ヒメカナワラビ@エコカフェ.JPG東京は午後からどんよりと曇り、寒さは緩んでします。続いて国立科学博物館・筑波実験植物園での展示植栽されているシダ植物コレクションの中からヒメカナワラビを紹介します。別名にキヨズミシダというそうです。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

ヒメカナワラビ(姫鉄蕨、学名:Polystichum tsus-simense (Hook.) J.Sm)はオシダ科イノデ属の常緑性シダ植物。分布は本州福島県南部以南、四国、九州、南西諸島まで、国外では朝鮮半島、中国揚子江以南、台湾、インドシナなどに及び、山地の湿った岩上や岩壁、特に石灰岩地や結晶片麻岩地を好むという。草丈は40pから60pほどで根茎は短く斜上、葉身は披針形で2回羽状複葉、小羽片は全縁で先は刺状に尖ります。胞子嚢群(ソーラス)は葉身の下部中軸寄りから外に向けてつくそうです。染色体数はn=123の3倍体で無性融合生殖で増えます。

名前に「ワラビ」とつきますが、ヒメカナワラビは私たちが山菜として食べる「ワラビ(蕨)」とは科も属も全く異なります。シダ植物も名前だけで推測すると大間違いをおかしそうです。


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イヌイワイタチシダ(犬岩鼬羊歯)

120504イヌイワイタチシダ@エコカフェ.JPGこの冬、オホーツク海岸には例年より寒くずっと多い流氷が押し寄せているそうです。国立科学博物館・筑波実験植物園内のシダ植物の展示植栽コーナー、イヌイワタチシダの紹介です。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

イヌイワイタチシダ(犬岩鼬羊歯、学名:Dryopteris saxifragi-varia Nakai)はオシダ科オシダ属の常緑性シダ植物。分布は本州(福島県以南、岐阜県以西)、朝鮮半島に及び、山地の二次林などの林下の斜面地などに自生。草丈は15pから30pほど、葉身は卵状長楕円形、2・3回羽状複葉、全縁で先が尖る。葉柄につく鱗片が上方に鉤形に曲がり、柄の上方で多く下方で少ないのが特徴のようです。

近縁のイワイタチシダは日本全土のやや標高が高く岩場や岩礫地に自生し、鉤形鱗片がやや下方に曲がり葉柄全体につくのが特徴といいます。この仲間にはオオイタチシダやヤマイタチシダが知られています。


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イズコモチシダ(伊豆子持ち羊歯)は自然雑種

120504イズコモチシダ@エコカフェ.JPG昨日、北海道オホーツク海側では爆弾低気圧による猛吹雪で視界不良、交通機関がマヒし道路も通行不能となったといいます。東京でも強い風が吹いていました。今日は桃の節句、春はもうすぐそこまで来ています。草花教室もそろそろ始動しようかと。国立科学博物館・筑波実験植物園では多様なシダ植物が展示植栽されています。写真の写りが悪くてすみません。[2011年6月11日撮影:第46回草花教室@山崎]

イズコモチシダ(伊豆子持ち羊歯、学名:Woodwardia ×izuensis Sa. Kurata)はシシガシラ科コモチシダ属の常緑性シダ植物でコモチシダとハイコモチシダの自然雑種。分布は本州静岡県と九州熊本県の一部に限り、コモチシダとハイコモチシダの混生する場所に自生。 コモチシダは広域種であり、ハイコモチシダの分布が本州伊豆半島や九州南部(熊本県・鹿児島県)に限られるといいます。自然雑種であるのか、よく似た変種・亜種であるのか、の判別はほぼ不可能です。専門の研究者に委ねたいところです。そういった意味ではつくば植物園のように名称を掲げて展示栽培してくれているのはありがたいですね。


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マスタケ(鱒茸)は美味しい!?

ビーグル号の航海日誌 2013年03月02日 22:00

120708マスタケ@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷日光沢温泉から丸沼までの登山道は広葉樹林と針葉樹林の混合林から針葉樹林へと変化する森で出逢った綺麗な薄橙色の分厚いキノコの塊。ミズナラ立木の樹幹を思うままに宿主としていた。名前はマスタケというらしい。傘が黄色いアイカワタケの変種とする考えと同一種とする考えがあるようですが、ここでは前者に従いました。[2012年7月8日撮影:奥鬼怒@中村敏之]

マスタケ(鱒茸、学名:Laetiporus sulphureus (Fr.) Bond. et Sing. var. miniatus (Jungh.) Imaz.)はサルノコシカケ科アイカワタケ属の大型の1年性キノコ。木材腐朽菌。120708マスタケ@エコカフェ (2).JPG分布は北海道、本州、四国、九州で本州以北に多く、国外では朝鮮半島、中国、サハリンなどに及び、冷温帯の針葉樹、まれに広葉樹などの倒木や枯木の樹幹の低い所に自生。発生時期は7月から9月頃。傘は半円形か扇形で厚さ1、2pほど、重なり合って全体幅で20pから30pほどになります。傘表は朱紅色で放射状に皺が入り、傘裏は鮮黄色又は白色で官孔状になります。幼体は柔らかく、やがて硬く堅牢となり、しかし最後にはぼろぼろなり崩れます。

名前は傘肉の色を「淡い鱒肉の色」になぞらえて付けられ、幼体は食すことができるそうです。マスタケやアイカワタケはセルロース分解菌であって、樹皮と材部との間に白っぽいなめし革に似た菌糸の厚い層(暖皮、間皮)をつくります。


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久米島の自然とはての浜の夢

ビーグル号の航海日誌 2013年03月01日 22:00

121031はての浜@エコカフェ(久米島).JPG久米島は琉球内孤隆起帯に属し火成岩(安山岩や火山最屑岩)からなり、現在でも島の西方海域ではカルデラ式海底火山や活発な海底熱水活動が確認されています。熱水鉱床の発見は最近のことのようです。意外と資源国家日本なのです。島内北部には最高峰宇江城岳(標高:310.4m)はかつてグスク(城)を擁し、山域にはラムサール条約に登録の「久米島の渓流・湿地」が広がっています。[2012年10月31日撮影:久米島@阿部]

121031熱帯魚たち@エコカフェ(久米島).JPG島の形成は1500万年前頃のフィリピンかプレートがユーラシアプレートの下に沈み込みによる激しい地殻変動による隆起や沈降によるが、現在のように近隣島嶼と分離したのは170万年前以降と考えられます。植生は基本的に沖縄本島と同じだが、生息する生き物の中にはクザトサワヘビやクメジママイマイ、クメジマミナミサワガニ、クメジマホタルなど島で分化・進化したものが確認されています。

島の東海上には全長7kmもの「はての浜(ハテノハマ)」と呼ばれる珊瑚州が断続して伸びています。ただひたすら白い珊瑚砂と青い海、潮風と太陽の光しかない世界が広がっているのです。小さな島ながら変化に富んだ素敵な時間が約束されているようです。


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新たな時代を拓くために

SN3M0007_0001.jpg130228SATREPS_APLシンポジウム集合写真.jpg昨日は海洋開発研究機構が主催する『APL-SATREPSシンポジウム「変化する惑星に生きる」』に参加してきました。山形俊男先生がこのところずーっと力を入れてきた南アフリカにおける研究プロジェクトの最新の成果も踏まえたプレゼンがありました。宮崎先生たちにもお会いできました。

シンポジウムの前半では 熱帯起源による気候変動だけでなく亜熱帯に起源をおく気候変動予測についての科学技術振興機構と国際協力機構による共同実施の「地球規模課題対応国際科学技術協力プロジェクト」で得られた最新の成果とアフリカ南部地域への展開について紹介がありました。気候予測は世界中で起こっている感染症への対策や食糧不足への対応としての農業計画などの幅広い応用分野に利活用され、もはや持続可能な未来社会のデザインには不可欠な要素と結論付けています。シンポジウムの後半では、シミュレーションが切り拓く「未来の地球」について紹介がありました。示唆に富んだ報告内容でありました。

最後の白山先生による閉会の挨拶のなかでも、私たちの未来のためには気候変動をはじめとした多くの地球規模の問題に自然科学と人文社会科学の両面からの研究のアプローチの必要性が紹介されていました。まさに自然科学と人文社会科学の統合した管理手法の研究が進展し、その成果が政治・行政分野でも積極的に活用されたいものです。エコカフェの活動もそんな裾野の片隅に位置したいものです。


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