ホッサマグナと栃木県北部地震

ビーグル号の航海日誌 2013年02月25日 23:55

眼下に八丁の湯@エコカフェ.JPG小雪崩後@エコカフェ.JPG2月25日16時23分、栃木県北部を震源とする日光湯元で震度5強(深さ約10km、M6.2)、続く34分、震度4(M4.7)の地震が相次いで発生、その後も有感地震が続いています。奥鬼怒温泉郷手白沢温泉は雪崩で孤立。栃木県北部はホッサマグナの東端の柏崎千葉構造線上に位置することから、茶臼岳、日光白根、男体山、高原山など日光火山群が連なり、地震が多発する地域でもあるのです。60年前の昭和24年(1949年)12月26日8時17分、25分に相次いでM6.2とM6.4の地震が発生しています。この地震は「今市地震」と呼ばれ、被害が大きかったようです。

およそ2100万年前から1100万年前頃にかけてユーラシアプレートに海洋プレートが沈み込むことで、日本海がグリータフを交えながらゆっくりと開き、古日本列島は逆くの字に折れながら形成されたのがホッサマグナ帯と呼ばれる地溝帯です。ホッサマグナ帯では、海洋プレートの更なる沈み込みにより再び左右からの圧縮が起こり、褶曲や造山運動などの地殻変動や、基盤に亀裂が入った場所で地下からマグマが貫入したり、火山が誕生したりしたという。現在でもホッサマグナ帯内には、新潟焼岳、妙高山、草津白根山、浅間山、八ヶ岳、富士山、箱根山、天城山などの火山列が南北に走っているんです。山好きの人なら知っています。

立山雷鳥エコツアーを実施したときに、トローリーバスでトンネルを抜けるときに見た破砕帯を思い出すと今でもぞっとします。私たちが生きている地球の上に住んでいるという宿命のようなものを感じます。


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