兼六園の雪吊り

ビーグル号の航海日誌 2013年02月28日 23:55

110206兼六園桂坂口@エコカフェ.JPG110206徽軫灯籠と霞ヶ池と内橋亭@エコカフェ.JPGこの冬は積雪が多かった。金沢の兼六園では雪吊りにより庭園内の松が守られています。冬の風物詩といったところですね。写真は2年前のものです。[2011年2月6日撮影:兼六園@十川雅彦]

110206兼六園内唐崎松雪つり@エコカフェ.JPG110206眺望台@エコカフェ.JPG兼六園は岡山後楽園、水戸偕楽園とともに日本三名園のひとつです。17世紀中頃、加賀藩による金沢城の外郭に造営された藩庭が起源、13代藩主前田斉泰によりほぼ現在の形になったという。庭園は江戸時代に大名の間で流行った池泉回遊式です。大きな池を中心に築山、滝や流れ、小島、橋、名石、植栽などにより景勝を再現し、茶室や展望台などを設えています。まあ、日本人の美意識が凝縮されていますね。

110206瓢池と夕顔亭@エコカフェ.JPG桂坂口から庭園内に入り、徽軫灯籠のある地点から霞ヶ池越しに内橋亭を眺める。これが唐崎松の雪吊り、まったくもって美しい。眺望台という場所から外へ目をやると金沢市街地を一望することができる。とぼとぼゆっくり歩いて行くとやがて瓢池にでる。池の水面には氷が解けず薄らと白濁し覆っている。対岸には茶室の夕顔亭が佇んでいるのが目に入る。のんびりのんびり歩いていると視覚から飛び込んでくる美の映像に心がゆっくりと深くまで癒されてゆくのが意識されるでしょう。


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横須賀港の風景は!?

ビーグル号の航海日誌 2013年02月27日 20:00

米海軍イージス艦「ジョン・S・マッケイン」と「シャウプ」@エコカフェ.JPG輸送艦「しもきた」とイージス艦「きりしま」@エコカフェ.JPG横須賀港には海上自衛隊横須賀基地と在日米軍横須賀海軍施設がある。地域の人びとにとっては当たり前になっている自衛艦や軍艦などがたたずむ港の風景は、外からの訪問者にとっては新鮮で不思議な風景に写るかもしれない。同じ日本であることに。[2013年2月22日撮影:横須賀@山崎]

130223ヴェルニー公園@エコカフェ.JPG横須賀港の左手にはイージス艦「きりしま」と輸送艦「しもきた」が停泊し、右手には米海軍イージス艦「ジョン・S・マッケイン」と「シャウプ」が人影もなく停泊していました。波止場の一角にあるヴェルニー公園には照葉樹林の代表樹であるホルトノキやタブノキ、多くの園芸品種のバラが植栽されています。

そこはただただ静かな時間が流れています。JR横須賀駅が近いので時折、駅に入ってくる電車と出発する電車をアナウンスする声が聞こえてくるに過ぎないのが不思議なくらいです。


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ヴェルニー記念館でスチームハンマーを

ビーグル号の航海日誌 2013年02月26日 12:58

130223スチームハンマー(0.5t、3t)@エコカフェ.JPG早朝、降り立った横須賀駅は意外にもこじんまりしていた。駅前から道路をまたぐと波止場沿いに細長い小さな緑地公園がある。ヴェルニー公園と名付けられています。

時は江戸時代末期、明治維新に先立ち、日本の近代化のため多くの外国人技術者が招かれた。フランス人技術者のフランソワ・レオンス・ヴェルニー(François Leonce Verny)もそのひとり、造船のエンジニアである。明治政府の殖産興業・富国強兵のもと、ヴェルニーは最先端の西欧技術と機械類を移入して横須賀製鉄所(造船所)を建設・運営の礎を築いた。130223スチームハンマー案内板@エコカフェ.JPG130223ヴェルニー祈念館内@エコカフェ.JPGその名誉を讃えて公園が整備され、片隅に歴史を伝えるためのヴェルニー記念館が建てられた。館内には、加熱した金属材料に打撃を加えて鍛造作業を行うスチームハンマー2台(0.5t、3t)が展示されています。慶応2年(1866年)にオランダから輸入されたもので、国の重要文化財に指定されています。横須賀製鉄所は、フランス、オランダの技術に加えて、明治以降はドイツ、イギリス、アメリカの工業技術も移入された最先進工場であったといいます。

JR横須賀線や京浜急行線の沿線には、洋風の洒落た駅や病院がたたずみ、当時を忍ぶことのできる和風建築と洋風建築の混在する趣のある町並みを見ることができるのも嬉しいですね。


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ホッサマグナと栃木県北部地震

ビーグル号の航海日誌 2013年02月25日 23:55

眼下に八丁の湯@エコカフェ.JPG小雪崩後@エコカフェ.JPG2月25日16時23分、栃木県北部を震源とする日光湯元で震度5強(深さ約10km、M6.2)、続く34分、震度4(M4.7)の地震が相次いで発生、その後も有感地震が続いています。奥鬼怒温泉郷手白沢温泉は雪崩で孤立。栃木県北部はホッサマグナの東端の柏崎千葉構造線上に位置することから、茶臼岳、日光白根、男体山、高原山など日光火山群が連なり、地震が多発する地域でもあるのです。60年前の昭和24年(1949年)12月26日8時17分、25分に相次いでM6.2とM6.4の地震が発生しています。この地震は「今市地震」と呼ばれ、被害が大きかったようです。

およそ2100万年前から1100万年前頃にかけてユーラシアプレートに海洋プレートが沈み込むことで、日本海がグリータフを交えながらゆっくりと開き、古日本列島は逆くの字に折れながら形成されたのがホッサマグナ帯と呼ばれる地溝帯です。ホッサマグナ帯では、海洋プレートの更なる沈み込みにより再び左右からの圧縮が起こり、褶曲や造山運動などの地殻変動や、基盤に亀裂が入った場所で地下からマグマが貫入したり、火山が誕生したりしたという。現在でもホッサマグナ帯内には、新潟焼岳、妙高山、草津白根山、浅間山、八ヶ岳、富士山、箱根山、天城山などの火山列が南北に走っているんです。山好きの人なら知っています。

立山雷鳥エコツアーを実施したときに、トローリーバスでトンネルを抜けるときに見た破砕帯を思い出すと今でもぞっとします。私たちが生きている地球の上に住んでいるという宿命のようなものを感じます。


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五島半生手延べうどんの地獄だきを

船長からのお知らせ 2013年02月24日 21:30

五島うどん@エコカフェ.JPGエコカフェとJSBNのコラボは腰の強いうどんに例えられるなあ、と先日の意見交換の際に話をしていたら、一昨日、突然に「五島半生手延べうどん」が事務職に届いた。五島列島にJSBN取材班が訪ねた時に、竹酔亭で「地獄だき」を食べたらすごく美味しかったということで、ぜひ食して欲しいと送られたものだ。

ちょうど週末土曜日に「QUEST CUP 2013」で日経新聞が無料配布され、「プラス1」を開いたら「温泉食紀行」のページに「花咲く歴史と信仰の島」として五島列島が紹介されていた。もちろん、記事の中で上五島の郷土料理「五島手延べうどん」はかつて島ではハレの日にしか食べられなかったそうです。貴重な食べ物だったということになります。鉄鍋でゆがいて火を止め麺すくいですくって、焼きあごの出汁か、溶いた卵に生醤油を垂らした出汁のいずれかで食べるそうです。うどんには椿油が使われているという。

来年度はエコカフェとしても離島の自然と歴史に触れることのできるプロジェクトを企画したいと思う。企画案は募集します!


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ツボゴケ(坪苔)は淡黄緑色で美しい

120407ツボゴケ@エコカフェ(鋸山).JPG鋸山山中で見蘚苔類のひとつにツボゴケというのがあります。苔とは思っていなかったのですがよく見ると胞子体がある。調べてみるとツボゴケか、コツボゴケらしいです。ここではツボゴケとしておきます。[2012年4月7日撮影:第12回自然観察会@阿部]

ツボゴケ(坪苔、学名:Plagiomnium cuspidatum (Hedw.) T.J.Kop.)はチョウチンゴケ科ツルチョウチンゴケ属の蘚類。分布は日本全土、北米大陸や東アジアなど広く、やや湿った林下の切株や倒木、岩上などに自生。草丈は2pから3pほど、匍匐茎と直立茎があり、葉は一層のみの細胞からなり薄く透明感がある。葉身は2oから3.5oほどの卵形、葉縁に舷があり上半部に鋭鋸歯がつき、葉先が尖ります。雌雄同株。胞子体は1pから3cmほどの長い剳ソの先に凾つけます。匍匐茎はシュートし仮根をだし増殖することもできます。

近縁種に日本をはじめ東アジア、ヒマラヤなどに分布するコツボゴケ(小坪苔)があるが、やや小さめで雌雄異株である点が異なるそうです。それにしても胞子体がなければ蘚類であるとは気づきにくいですね。


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ヘリトリゴケ(縁取り苔)は最大の地衣類

120407ヘリトリゴケ@エコカフェ(鋸山).JPG千葉県房総半島にある鋸山(標高:329.5m)を目指し、浜金谷駅で下車して車道を離れ山中に入っていくと、金谷川が小さな渓谷をつくっています。そんな渓谷を眼下に残し、照葉樹林の森をぐんぐん中に分け入っていく。林下には散らばった岩上にペンキをぬったように灰青色の地衣類がへばりついるのをよく目にするでしょう。正体はヘリトリゴケです。[2012年4月7日撮影:第12回自然観察会@阿部]

ヘリトリゴケ(縁取り苔、学名:Lecidea albocaerulescens (Wulf.) Ach.)はチャシブゴケ目ヘリトリゴケ科ヘリトリゴケ属の痂状地衣。120407鋸山を目指して@エコカフェ.JPG分布は北海道、本州、四国、九州、南西諸島、海外では北半球に広く、低地から山地の日当たりのよい岩上に着生。地衣体は連続して広がり、大きいものでは径1mを超え、岩上に固着し平滑、色は灰白色から淡青色です。子器は大きいもので径約1oの灰色の盤状で縁は黒く隆起。この黒い縁取りが名前の由来でもあります。

エコカフェでは「第1回南紀白浜学びツアー」(2005年7月実施)で古座川の一枚岩を訪ねた時に、白山先生の指導のもとで岸壁に大きな円形の斑紋をつくっているヘリトリゴケをいくつも観察しました。


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エノシマキブシ(江ノ島木五倍子)は

121117エノシマキブシ@エコカフェ.JPGこれまでもこのブログでキブシの仲間を取上げてきたが、地域的な変異が大きいことが知られています。関東南部・東海・伊豆諸島のハチジョウキブシ、ほぼ本州から九州にかけてのキブシ、小笠原諸島に固有のナガバキブシハザクラキブシのほかに、ナンバンキブシ、ケキブシ、コバノキブシなどがあるようです。ここではエノシマキブシを紹介します。[2012年11月17日撮影:第14回自然観察会、2004年4月26日撮影:第1回自然観察会@阿部]

080426エノシマキブシ@エコカフェ(江ノ島) 071.jpgエノシマキブシ(江ノ島五倍子、学名:Stachyurus ovarifolius Nakai)はキブシ科キブシ属の落葉低木。 日本固有種。分布は関東地方、海岸近くの山野で自生。樹高は3mから4mほど、葉は互生し、楕円状卵形でやや大きめ、葉縁には鋸歯がつきます。花期は3月から4月頃、雌雄異株、葉腋から穂状花序を下垂させ、雄株に咲く雄花は雌しべが退化、雌株に咲く雌花は雄しべが退化します。果実は径約1.5pの扁卵形の実をつけます。花穂が長く葉に光沢があることなどハチジョウキブシに極めて近いが、葉裏の脈に毛があることで区別するそうです。しかし、ハチジョウキブシとエノシマキブシを同種として扱う場合もあるようです。


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タグ:日本固有種
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温故知新、明治時代の郵便差出箱

121117明治時代の郵便差出箱@エコカフェ(江ノ島).JPG121117江ノ島郵便局@エコカフェ.JPG日差しは暖かいのですが。江ノ島郵便局前に明治時代の郵便差出箱を復元したポストが置かれています。訪ねた折には記念スタンプを押してもらいお手紙を投函してみたいものですね。昨年秋に自然観察会で江ノ島の海岸植生を観察に行った時に写したものです。シーズンにもなると参道の観光客でごった返すそうです。[2012年11月17日撮影:第14回自然観察会@阿部]

121117参道仲店@エコカフェ(江ノ島).JPG案内板には「明治4年3月に郵便事業が創業し、明治5年、東京府下に郵便取扱所を開設するにあたり書状箱を設置したのが始まりです。この郵便差出箱は明治20年頃に使用していたものを復元したものです。皆さまから愛され、利用していただくことにより『あなたの街の郵便局』のポストとして江ノ島のふるさとづくりに役立ちたいと思います」とあります。控えめな文章で紹介されているが、民営化したのだからもう少し積極的な訴える取り組みを期待したいと思う。

暖かくなったら番外編、事務局研修で訪れてみたいと思う。「温故知新」の気持ちを大切にして多様性を組み合わせることで新しい価値創造にチャレンジしていきたいです。


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オベリスクは太陽神と王との一体の象徴

ビーグル号の航海日誌 2013年02月23日 23:35

070504トトメス1世とハトシェプストのオベリスク@エコカフェ.JPG070504ハトシェプスト女王のオベリスク折れた先頭@エコカフェ(カルナック神殿).JPGオベリスクは古代エジプトにおいて権力者である王はこの世を支配する絶対的な神、太陽神ラー(後にアメン・ラー)と一体化され、民衆にその権威を誇示するための象徴のひとつとしてオベリスクが建立されたと考えられます。そのためオベリスクの先端の四角錐の部分(ピラミディアン)には太陽神の顕わすため金薄板が装飾されていたそうです。さらにオベリスクの起源はヘリオポリス(現カイロの一地区)にあるベンベンの丘を模した再生と復活をつかさどる精霊が宿るとされる四角錐の石にあるといいます。その精霊が後に太陽神と習合し、オベリスクの頂上部に置かれることになったのです。ピラミッドの頂上に置かれた四角錐の石も同様です。写真はカルナック神殿のトトメス1世とハトシェプスト女王(高さ29.56m、折れたもの)、アメン神殿のセティ2世(単体)のオベリスクです。

070504セティ2世のオベリスク@エコカフェ.JPG古代エジプトでは1万2千年前頃から牧畜・灌漑農耕が始まり、紀元前3500年頃には都市の形成が始まったとされています。狩猟採集時代には精霊信仰であったが、定住と農耕が始まると、太陽信仰、つまり太陽の死と復活の営みこそが万物の営みを支配すると信じる太陽神ラーを神々の中心とする信仰が定着していったと考えられます。古代エジプトの人びとは太陽の日出と日没とともに太陽神ラー自体も変化し、日出のときはケプリ(スカラベの象徴)の姿として現れ、日中はハヤブサの姿をして天を舞い、夜は雄羊の姿で月の船に乗り死界を旅すると考えられています。

土着信仰における太陽神信仰は、古代西アジアのミスラ(ローマ、ギリシャでミトス又はミトラース)、古代イランのミトス、古代インドのミトラ、インカのインティなど、不思議なことに世界各地で見らるのも興味深いですね。


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サン・ピエトロ大聖堂とサン・ピエトロ広場のオベリスク

120822サン・ピエトロ大聖堂@エコカフェ.JPG120822サン・ヒエトロ大聖堂2@エコカフェ.JPGテレビ番組でイタリアを紹介していた。バチカン市国の南東端に位置するカトリック教会総本山、創建4世紀と伝えられるサン・ピエトロ大聖堂があります。現在のものは1626年竣工。もちろん世界文化遺産に登録され、いつも世界各地から訪れる観光客で賑わっています。[2012年8月22日撮影:バチカン市国@山崎]

120822サン・ヒエトロ広場@エコカフェ.JPG0386_サンピエトロ広場@エコカフェ.JPG120822ドーリス式円柱@エコカフェ(サン・ピエトロ広場).JPG教会堂の前には列柱広場として知られるサン・ピエトロ広場があり、中央に高さ25.37mのオベリスクが直立しています。このオベリスクは古代エジプト第12王朝の頃(紀元前20世)にヘリオポリスの太陽神殿に建てられていた2本のうちのひとつと伝えられ、太陽神ラーと王の権威を象徴しているのです。

古代エジプトのオベリスクの多くは少なからず戦利品として略奪にあった結果が現在に至っていることを忘れてはならないのではないでしょうか。 本家エジプトではわずかに見られるに過ぎません。年月という壁が何世代にもわたる人の交替の中で過去を清算してしまっているかのようです。


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少しずつ春はやって来ている!

ビーグル号の航海日誌 2013年02月22日 07:29

130221ヂンチョウゲ蕾@エコカフェ.JPG130221ヂンチョウゲ@エコカフェ.JPG立春も過ぎて三寒四温、少しずつではありますが春の気配が広がっています。
心なしか陽の光も強くなって明るさを増しているように思えます。
公園や民家の植え込みなどに植栽された沈丁花(ヂンチョウゲ)も蕾をつけています。
この花は甘く爽やかな独特の香りが強くします。
しばらく蕾がつづきますが少しずつ大きくなります。
やがて花が開くと虫たちが蜜を求めてやってきます。
蟻や蜂やアブの仲間です。
その頃は暖かな日差しの下、鼻の周りは少しだけ賑やかになるんです。


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ダイダイ(橙)は縁起良い保存食でも

ビーグル号の航海日誌 2013年02月21日 20:25

130113ダイダイ@エコカフェ(世良田).JPGダイダイの果実は冬を過ぎても落下せず2、3年は枝に残ります。名前の由来もそこにあるようです。日本では正月飾りにはつきもの、家が「代々栄える」ようにと、鏡餅や門松などのお正月飾りに用いられてきました。お寺の境内などでもよく見かけますよね。[2013年1月13日撮影:世良田東照宮@山崎]

ダイダイ(橙、学名:Citrus aurantium Citrus)はムクロジ目ミカン科ミカン属の常緑小高木。分布はインド、ヒマラヤだが日本には古く移入。ヨーロッパでもビターオレンジと呼ばれ栽培。樹高は4、5mほど、枝に棘を生じ、葉は10cmほどの卵状被針形、葉縁に小鋸歯がつき葉先は尖ります。花期は春頃、径約4cmの白色の花です。果実は扁球形、冬に橙色に熟します。

果皮表面に油胞が無数に点在し、含まれるシネフリンやリモネン成分は交感神経・副交感神経混合型興奮作用を引き起こします。また、果肉と果皮からビターオレンジ、枝葉からプチグレン、花からネロリなどの精油が得られ、リラックス効果があるためアロマテラピーなどに利用されています。


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タグ:帰化植物
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三木麻未さん報告「ハッチョウトンボの里調査隊」

⇒シンポジウムetc 2013年02月20日 14:52

130209ミミカキグサ生育調査@エコカフェ.JPG2月9日に開催したエコカフェ第8回シンポジウムの続レポート。第U部@、2番バッターは岡山県玉野市立日比小学校5年生の三木麻未さん。昨年8月26日、10月6日に実施した「ハッチョウトンボの里調査隊」での調査活動の報告がありました。

湿生植物学習センターの湿地は通称「ハッチョウトンボの里」と呼ばれています。湿地を上流、中流、下流に区分して、ハッチョウトンボとミミカキグサについて生息数や生態について調査しました。調査して次のように思ったそうです。
130209目が釘付け@エコカフェ.JPG@ヤゴが生息できる浅い水辺と湿地特有の植物(ホザキノミミカキグサ、ミミカキグサなど)が性sくできる日当たりのよい環境が整うことが、ハッチョウトンボの生息に必要である。
A湿地の下流域でウメノキゴケを見つけた。ウメノキゴケは空気のきれいな所にしか生えない環境を示す基準となる植物といわれる。この湿地の空気がきれいだということが考えられる。
B水のきれいな所にしか生育しないニッポンイヌノヒゲがこの湿地には一番多く観察された。

130209質疑応答@エコカフェ.JPG三木さんは3年生、4年生の夏休みにも岡山理科大学と連携して湿生植物学習センターで実施した「ハッチョウトンボの里調査隊」に参加されたそうです。大学生のお兄さん、お姉さんに指導していただいて普段の小学校での学習とは一味も二味も違ったフィールド学習を重ねています。ずいぶん、刺激になったのではないでしょうか。


関連記事(国方優さん報告「ハッチョウトンボvsモウセンゴケ」)⇒
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国方優さん報告「ハッチョウトンボvsモウセンゴケ」

⇒シンポジウムetc 2013年02月19日 02:40

130209国方優さん@エコカフェ.JPG2月9日に開催したエコカフェ第8回シンポジウムのレポートです。第U部、発表@は、岡山県玉野市おもちゃ王国内に開設の湿生植物学習センター(センター長:金子嘉宏)における「昆虫調査隊」に参加してくれた小学生の中から代表2名が調査報告をしてくれた。

まず、岡山市立芳泉小学校4年生の国方優さん、タイトルは「ハッチョウトンボvsモウセンゴケ」。サンタさんの長靴のような形をした湿地を上流から下流の順に、A、B、Cの3地点に区分して、両者の個体数の比較するために、8月から日をかえて3回にわたって観察してくれた。130209調査方法@エコカフェ.JPGモウセンゴケについては個体の大きさ(草丈)が違うことから記録をとり比較することにしたという。

各地点の特徴を水深や草の生え方からとらえ、ハッチョウトンボとモウセンゴケの個体数を数えて、モウセンゴケは大きさの比較も記録。3回にわたる調査結果を表にして両者の個体数の違いやモウセンゴケの大きさの違いがあることに気づき、その理由を観察された各地点の環境の違いからしっかりまとめ(洞察)をしてくれた

130209国方さんまとめ@エコカフェ.JPG その小さな気づきはハッチョウトンボやモウセンゴケの気持ちに同化しながら周囲を観察することに始まり、違いのあることを発見し、その違いからハッチョウトンボやモウセンゴケが何を好んでそこに集まるのかを解き明かす大きな発見につながったと評価できます。発表形式も紙芝居方式でしっかりシナリオができていました。とてもよくできました。拍手、拍手。


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水仙月、まずはニホンズイセンの花を

ビーグル号の航海日誌 2013年02月18日 22:16

130214すいせん@エコカフェ.JPG春の走り始め、2月は水仙月とも。公園の花壇でも水仙の花が咲き始めています。よい香りがしますね。今日では園芸品種も多い。原産地は地中海沿岸や北アフリカ、日本にはシルクロードを渡り中国を経由して古く平安時代に移入したのがニホンズイセン。[2013年2月14日撮影:渋谷区内公園@山崎]

ニホンズイセン(日本水仙、学名:Narcissus tazetta L. var. chinensis Roemer)はユリ目ヒガンバナ科スイセン属の耐寒性多年草。単子葉、球根植物とも。日本では関東地方以西の暖地の海岸などに野生化。草丈は30pから50cmほど、葉はやや厚く粉緑色、葉身20pから40cmほどの線形、全縁で鈍頭、時計回りにねじれるのが特徴です。花期は12月から3月頃、花茎頂に数個の花を横向きに咲かせます。花は外側の花披片は白色、長さ1.5cmほどの卵円形で開出し、内側の副花冠は黄色、径約1cmの杯状です。

全草にリコリン、タゼチン、ガランタミンなどのアルカロイド毒成分を含み、食すると嘔吐、下痢、頭痛などの中毒症状を発します。花言葉は「うぬぼれ」「自己愛」だそうです。なんだかな。


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タグ:帰化植物
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はるの香り

DSC_0406.jpgDSC_0405.jpg 昨日、今日と冷たい強風が吹いていましたが、梅やスイセンがキレイに咲いていました。
今年は、寒さが続いていたので見頃がこの時期になっているようだ。
スイセンの香りが、強風で持って行かれてしまっているが、春の香りにちょっぴり温まる。
これから咲くカタクリが待ち遠しい。

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ハザクラキブシ(葉桜木五倍子)も本土系

ビーグル号の航海日誌 2013年02月17日 20:30

ハザクラキブシ@エコカフェ.JPGハザクラキブシ葉@エコカフェ.JPG小石川植物園に保存展示されているハザクラキブシはナガバキブシの変種。母島乳房山付近の個体から挿し木したものだそうです。両者は隣り合わせの鉢にそれぞれ植えられているのだが、外形的にどう見ても違いは分かりません。葉の厚さ、花期、花序の長さ、果実の大きさなどに違いがあるようですが。[2013年1月27日撮影:小石川植物園@山崎]

ハザクラキブシ(学名:Stachyurus macrocarpus Koidz. var. prunifolius Tuyama)はキブシ科キブシ属の常緑低木。小笠原固有変種で絶滅危惧TA類(CR)。分布は母島に限り、乳房山周辺の沢沿いの斜面地などに極わずかに自生。樹高は2、3mほど、葉は互生し薄質、葉身10cmから15cmほどの長楕円形で葉縁に鋸歯、葉先は尖ります。花期は晩秋から翌春、雌性両全異株、葉腋から10cmから14cmほどの穂状花序を下垂、たくさんの小花を咲かせます。果実は長径約12mmの卵球形だそうです。

ナガバキブシもハザクラキブシも本土に自生する落葉性キブシと近縁の関係にあると考えられています。特に、日当たりのよい場所に自生するナガバキブシは葉が円く厚みがあるためハチジョウキブシに似ているそうです。


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ナガバキブシ(長葉木五倍子)は本土系

ナガバキブシ@エコカフェ.JPG小笠原の植物に特徴的に見られる現象の一つに雌雄異株化というものがあります。いわゆる島嶼効果のひとつで遺伝的劣勢を防御するために自然に獲得した仕組みです。遺伝的多様性を担保することで外部環境変化や病害虫などから種を保全することができると考えられます。自然の素晴らしい摂理のひとつです。[2013年1月27日撮影:小石川植物園@山崎]

ナガバキブシ(長葉木五倍子、学名:Stachyurus macrocarpus Koidz)はキブシ科キブシ属の常緑低木。小笠原固有種で絶滅危惧TA類(CR)に指定。分布は父島、兄島に限り、山地北側の林内などにわずかに自生。樹高は2mほど、葉は互生しやや葉薄、葉身10cmから15cmほどの狭い長楕円形で葉縁に鋸歯、葉先は尖ります。花期は1月から3月頃、雌性両全性異株で雌性固体と両性個体の両方が存在するという。前年枝の葉腋から5cmから7cmほどの穂状花序を下垂させ、淡黄色の鐘型の4弁花を幾つも咲かせます。果実は長径約2cmの広楕円形、3月頃に熟すが結実数は少ないという。

ちなみに小笠原固有種のムニンハナガサノキ(無人花笠の木)は雄性両全異株、ムニンヤツデ(無人八手)は両性株だが雄性先熟、ムニンアオガンピ(無人青雁皮)は雌雄異株とされるが雄花、雌花のほかに両性花をつけるんですね。神秘のベールに包まれ奥が深いですよ。


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オオバシロテツ(大葉白鉄)は種分化

ビーグル号の航海日誌 2013年02月16日 23:06

130127オオバシロテツ@エコカフェ.JPG小笠原諸島の植物の中には、小笠原固有属であって島内で種分化しているものが少なからずある。要するに先祖種が小笠原に偶然にも辿りついてから島内で環境適応しながら種分化したと考えられているのです。シロテツ属3種、トベラ属4種ムラサキシキブ属3種ノボタン属3種ハイノキ属3種タブノキ属3種イチジク属2種などが知られています。ツルマンリョウ属のシマタイミンタチバナは分化途上にあるようです。ここではオオバシロテツを紹介します。[2013年1月27日撮影:小石川植物園@山崎]

130127オオバシロテツ花序@エコカフェ.JPGオオバシロテツ(大葉白鉄、学名:Boninia grisea Planchon)はミカン科シロテツ属の常緑高木。小笠原固有種。分布は父島列島、母島列島に広く、海岸近くから島中央の山地の日当たりのよい場所を好んで自生。樹高は3、4m、ときに10m、樹皮は灰褐色、若枝に軟毛を密生しやだて脱落。葉は互生し、葉身は最大20pの長楕円形で全縁、先は鈍頭。葉脈は目立ち、葉表で凹、葉裏で凸になります。花期は4月から5月頃、雌雄異株、枝先に近い葉腋から集散花序をだし、白緑色の多数の4弁花を咲かせます。雌花は雄蕊4本が退化します。果実は扁平球形の分果で11月頃に熟すと裂開し、黒紫色の種子をはじき出します。


オオバシロテツはおよそ127万年前に起源の1種が3種に適応・分化、種内の遺伝的多様性も大きいそうです。実際には父島に自生するシロテツとの区別は難しいようです。もう1種は父島と兄島の岩石地の風衝帯に自生するオオバシロテツの変種であるアツバシロテツが知られています。


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コモチイトゴケ(子持糸苔)は子持ち

コモチイトゴケ@エコカフェ.JPG今日はポカポカ日和。都心の公園のケヤキの樹皮上にコモチイトゴケがコロニーを作っています。もちろん宿主の樹幹樹皮にはヒナノハイゴケ、サヤゴケなどの蘚苔類、ハクテンゴケロウソクゴケなどの地衣類もまとわりついています。主人公が小さすぎて写りはよくありません。[2012年38日撮影:渋谷区内公園@山崎]

コモチイトゴケ(子持糸苔、学名:Pylaisiadelpha tenuirostris (Bruch et Schimp.) W. R. Buck)はナガハシゴケ科コモチイトゴケ属の蘚類。分布は北海道、本州、四国、九州、国外ではロシア東部、朝鮮半島、中国に及び、山地や市街地の樹幹や倒木上に自生。草丈は1pから2pほど、茎は細く分枝し這う。葉は葉身0.6mmから1oほどの披針形、全縁または葉縁上部に細鋸歯、葉先は細く尖ります。凾ヘ円筒形で1.5pから2pの剳ソの先につきます。葉腋に糸状の無性芽がでることでローン型に増殖します。


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ハクテンゴケ(白点苔)

120309ハクテンゴケ@エコカフェ.JPG都内公園のケヤキの樹皮に着生するウメノキゴケの仲間です。排気ガスに比較的強いと言われているものにハクテンゴケ、トゲハクテンゴケ、マツゲゴケなどが知られていますが、写真のものはハクテンゴケと思われます。小さくパッチ状に展開しています。[2012年3月9日撮影:渋谷区内公園@山崎]

ハクテンゴケ(白点苔、学名:Punctelia borreri (Sm.) Krog)はウメノキゴケ科ウメノキゴケ属の葉状地衣。分布は温帯地域を中心に広域のようで、平地から低山の樹木の樹皮に着生。葉状地衣体は径約20pにもなり、表面は灰白色、多数の白色の擬盃点と円形のソラリア(粉芽が一定の形を持ったもの)が散生。裏面の白色から褐色、偽根で基盤に着生します。子嚢盤はまれに生じ径約6o、褐色で光沢があるそうです。

名前の由来は疑盃点が白色であること、苔に似ていることからにあるのでしょう。写真のものはまだ小さな個体なので特徴がはっきり表れていないようです。


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ふじ丸で行く小笠原のたび

ビーグル号の航海日誌 2013年02月15日 16:56

P5050060.JPGCIMG0104.JPGエコカフェ会員の「株式会社ナショナルランド」さんより、小笠原クルーズのご案内です。
6月に引退となる「ふじ丸」でのクルーズ。
ゆっくりとしたクルーズとのんびり島時間を堪能。
嬉しいことに・・・
なんと!!
エコカフェ会員の方は5%割引!!
ぜひ、この機会に小笠原に行かれてみてはいかがでしょうか。


小笠原返還45周年に合わせての企画クルーズ。
船内はもちろん島内も返還祭で盛り上がるはず!
6月20日発 小笠原船の旅6日間

「ふじ丸」最後のクルーズ。
24年間の締めくくりは小笠原。船でしかいけない場所を「ふじ丸」最後のご案内。
6月25日発 ふじ丸最後の小笠原クルーズ6日間



(写真撮影:2010年5月父島にて十川・梅田)
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ロウソクゴケ(蝋燭苔)とは是如何

ビーグル号の航海日誌 2013年02月14日 20:00

130214ロウソクゴケ@エコカフェ(イチョウ).JPG花粉飛翔は東高西低で昨年夏の気温傾向と同じ。マスクをした予防対策の人を多く見かけます。都心の公園のイチョウヤ、ケヤキの樹木に鮮やかな黄色のペイントらしきものがついていた。いたずらだろうか。近付くと正体は地衣類のようだ。調べるとロウソクゴケ、大気汚染に比較的強いそうだ。一緒にヒナノハイゴケやサヤゴケの蘚類も着生していました。[2013年2月14日撮影:渋谷区内公園@山崎]

ロウソクゴケ(蝋燭苔、学名:Candelaria concolor (Dicks.) Stein)はロウソクゴケ科ロウソクゴケ属の地衣類。130214ロウソクゴケ@エコカフェ(ケヤキ).JPG分布は本州、四国、九州、世界中の温帯域から極地まで広く、平地から山地の岩上や樹皮上に自生。葉状地衣体は径約1pほどに広がり、多くの地衣体が隣接しコロニーを形成。裂片の縁に粉名芽がつき、増殖します。子嚢盤は径約1oで暗黄色、嚢胞子をつくり増えます。地衣類の仲間の多くは無性生殖と有性生殖の二面作戦で種を残すのです。

ロウソクゴケは北ヨーロッパでは祭祀用の蝋燭の色づけに利用されてきたそうです。なぜでしょうね。教会に訪ねる機会があったら確認してみたいと思います。


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逞しいギンゴケ(銀苔)

ビーグル号の航海日誌 2013年02月13日 07:53

ギンゴケ2@エコカフェ.JPG明方に降雪し薄ら雪化粧。石積塀の隙間を上手についの積みかとしている植物に気づきました。東側に車道があって道の反対側には高い垣根が展開していて、早朝からわずかな時間帯ののみ日が当たるような場所でした。調べてみるとギンゴケらしいです。

ギンゴケ(銀苔、学名:Bryum argenteum Hedw.)はマゴケ目ハリガネゴケ科ハリガネゴケ属の蘚類。分布は温帯域に多いとされるが南極大陸など世界中に及び、日本でも田畑や路傍、都心のコンクリートの隙間などにも自生。ギンゴケ@エコカフェ.JPG草丈は1pほど、茎には仮根を伴い、葉は茎に重なり合ってつき、上部は乾燥すると灰銀色になります。これが名前の由来でもあります。胞子体は1pほどの柄の先に卵形の凾ェつくそうですが、無性芽でも増殖するらしいですよ。乾燥にもつよくわずかな土埃と水分で生きていける逞しい奴なのです。

条件の良い場所では大きなパッチをつくることもあるそうですが、都会のコンクリート塀ではわずかに小さな身体を寄せ合って暮らしているんですね。


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第15回自然観察会のご案内

⇒自然観察会 2013年02月12日 16:10

200711 162.jpg
梅がちらほらと咲き始めてきました。
まだまだ寒い日が続くようですが、徐々に春は近づいてきているようです。
春先の箱根を散策します。
大涌谷を見下ろすことができる駒ケ岳を目指し、のんびりと箱根を歩きます。
集合日時:2013年3月23日(土)午前11時30分
集合場所:箱根園

スケジュール(予定)
11:30  箱根園集合 着後<昼食>
12:00  駒ヶ岳ロープウエイ乗車
     頂上まで約7分 片道620円
12:10  駒ヶ岳頂上 着
13:00  防ヶ沢分岐 着
14:00  神山頂上 着
14:10  冠ヶ岳 着
14:40  大涌谷分岐 着
15:00  大涌谷 着
 ※帰りは、大涌谷駅からロープウエイ、登山鉄道をつないで箱根湯本駅。

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男体山、女峰山、太郎山は日光連山に

ビーグル号の航海日誌 2013年02月11日 10:37

130203男体山@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷加仁湯の帰路。宿のバスで東武日光線下今市駅まで送ってもらった。約2時間半の道のりです。半睡眠だったのだろう、バスの振動にうとうととしながら運転士さんのぼくとつとしたお話が遠くで聞こえていた。雪の薄化粧をした山々は、日光表連山一峰を構成する男山、大真名子山、小真名子山、帝釈山、女峰山、赤薙山、太郎山などだそうです。「覚えられねえんだよな。」と、わざわざ地図を取り出して説明。昔、高い所嫌いなのに大工さんをやっていたそうだ。楽しそうだ。[2013年2月3日撮影:下今市駅@山崎]

130203帝釈山・女峰山・赤雉山@エコカフェ.JPG男体山(標高2486m)は成層火山で日本百名山のひとつでもある。中禅寺湖北岸に成層火山のすそ野を落とし、古くから山岳信仰の対象、山頂に日光二荒山神社(創建767年:現別宮)の奥宮が鎮座。山頂からの眺望も素晴らしい。女峰山(標高2464m)も成層火山、山頂の南東側に位置する雲竜渓谷は谷が深く滝が多い景勝を抱える。太郎山(標高2368m)も成層火山、山頂部は溶岩ドーム。山頂の南側に位置する旧噴火口跡には草原が広がる。これら三山は神体山、男体山は大己貴命(おおなむちのみこと=大国主命)、千手観音、女峰山は田心姫命(たごりひめのみこと)、阿弥陀如来、太郎山は味耜高彦根命(あじすきたかひこねのみこと)です。3柱神をまとめて二荒山大神と称す。仏様は12世紀頃に習合されたもので、麓の日光輪王寺に祀られています。観音信仰の霊地「補陀洛山」が「二荒山」になり、さらに「日光山」と転じたのでしたね。

先行のエコカフェのメンバーからも「よい山ですよ。」と報告。今年は山行と歴史探訪を絡めてしっかり計画してみたいと思う!


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第8回シンポジウム速報(感謝の演奏)

⇒シンポジウムetc 2013年02月10日 07:19

ティンカーベル演奏@エコカフェ.jpg第T部が終り第U部が始まる前に参加くださった皆さまにハンドベルの奏でる音色をプレゼントさせていただきました。
演奏は埼玉県戸田市のハンドベル楽団「ティンカー・ベル」、10年前に知的障害者の子どもたちにより結成されました。今は社会人として働いているメンバーもいらっしゃいます。

演奏してくださった曲目は「サクラ」「エーデルワース」「赤とんぼ」そして「ふるさと」でした。エコカフェの活動にあわせた選曲。一人ひとりが奏でるハンドベルの一つひとつ音色が重なり合ってひとつのメロディーの流れとなる。その澄んだ高いベルの音色は会場の人たちの心にしっかりと届いたようです。ティンカーベル@エコカフェ.jpg

10年が経過し、持ち局数も30曲を超えるそうです。楽譜は手作り、ドレミを色で表現。指導されている先生に「ご苦労はありましたか?」との問いに、「苦労というよりはいつの間にかみんなが育ってくれたんです。」といった言葉が印象的でした。こころよりありがとうございました。


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第8回シンポジウム速報(第T部)

⇒シンポジウムetc 2013年02月09日 22:38

130209第8回シンポジウム@エコカフェ.jpg昨年度は3.11東日本大震災もありシンポジウムは中止としました。今年度は第8回ということで当初の予定プレゼン内容を追加変更しての開催となりました。事前準備、当日のサポート、演者の皆さまには深く感謝を申し上げたいと思います。
第T部では、環境省自然環境局ふれあい推進室の澤野崇さんのフィールド経験をされた貴重なプレゼンがありました。
沖縄本島やんばるの森でのレンジャーとしての体験。「種の保存法」では絶滅危惧T類とU類のなかから希少種を指定し、保護増殖事業に取り組んでいるとのお話がありました。沖縄ではハブ退治に良かれとと思って100年前に移入したマングースがハブではなく固有野生生物の脅威となってしまったとのことです。現在、ヤンバルテナガコガネ、ヤンバルクイナ、ノグチゲラの3種が希少種に指定されてるそうです。
130209第8回シンポ第T部@エコカフェ.jpgレンジャー2度目。釧路湿原がフィールド。希少種はエトピリカ、タンチョウ、オジロワシ、オオワシ、シマフクロウの5種が指定されているそうです。シマフクロウの保護増殖事業の具体的な取り組みのお話は大変興味深く聞くことができました。

とりあえず、T部の澤野さんのプレゼンの報告でした。皆さんも国立公園内にあるビジターセンターなどしっかり訪ねてみるとその地域の自然についていろいろと学ぶことができるそうです。ぜひぜひ。


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ランラ、ランラ、ラン

ビーグル号の航海日誌 2013年02月08日 03:05

ランの花@エコカフェ.JPGランの花2@エコカフェ.JPGランの花は美しいですね。
南極大陸以外の全大陸で見ることができます。
生態系のニッチなポジションに出現します。
種子の発芽を共生菌が助けます。
虫媒花のため芳香が強いものが多いです。ランの花3@エコカフェ.JPG
特定の昆虫との共進化しているものもみられます。
花が美しいため園芸品種も多く開発されています。
栽培は難しいものが多いです。

とにかく奥の深い植物です。


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地衣類って何だ?

ビーグル号の航海日誌 2013年02月07日 23:48

130202葉状地衣類@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷加仁湯の近く散策道脇の樹上や岩上では、真冬だというのに多様な蘚苔類や地衣類を観察することができます。ここではこれまでも時どき取り上げている地衣類について少し説明しましょう。地衣類は菌類(多くは子嚢菌)と藻類(緑藻やシアノバクテリアなど)からなる共生生物、構造体(地衣体)は菌糸で内部に藻類が入り、光合成をおこなう。繁殖は胞子による有性生殖ですが、なかには無性生殖するものもあります。外部形状から3つのタイプに整理されます。[2013年2月2日撮影:写真葉状地衣、樹状地衣、蚊o状地衣、加仁湯@山崎]

130202固着地衣類@エコカフェ.JPG130202樹状地衣類@エコカフェ.JPG〇葉状地衣類
地衣体は葉状、もしくは鱗片状で薄く、内部は四層構造(上皮層、藻類層、髄層、下皮層)、藻類層は上皮層の下部に層状に配列、髄層は菌糸がゆるく絡まり合い、下皮層から偽根を出し基物にゆるく付着。例:エピラゴケマツゲゴケ

〇樹状地衣類
地衣体が樹状、または樹状に分枝、地衣体断面は円形や扁円形で藻類層は同心円状に並び、基物にしっかり付着し立ち上がるか、下垂。例:ヤマヒコノリハナゴケ

〇痂状地衣類(固着地衣類とも)
地衣体は非常に薄く横に広がり、皮層はほぼ未発達、髄層の菌糸で基物に入りこみ付着。例:チズゴケ

地衣体の色は含まれる化学成分により黄色(ウスニン酸系色素)や橙色(アントラキノン系色素)のほかに灰色があります。地衣体に有性生殖のための子器(子実体)ができ、その内部の子嚢の中で胞子は減数分裂によって形成され、上に放出。胞子は発芽し藻類を取り込んで成長します。子器は、皿状または壺状の子器の周囲果托が地衣体と同じ色のレカルノ型、子器の周囲果殻が炭化するレキデア型、子器の周囲果殻が炭化しないビアトラ型、溝状に細長いリレラ型に分類。無性生殖は地衣帯に粉芽や裂芽、針芽をつけ増殖します。

一般に地衣類のイオウ酸化物など化学物質に弱く多くは環境指標植物として知られていますが、構造的には乾燥や低温、高温に耐える能力が高いそうです。また、低温、乾燥などの環境下では呼吸量を極端に少なくし、エネルギー消耗を極度に抑えるため、仮死状態のようにして何年間も耐える能力をもっているため、極限のヒマラヤや南極・北極圏などにも進出しています。


関連記事(オガサワラカラタチゴケ(小笠原唐立苔)は地衣類)⇒
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ポッポッポ、ハト、ポッポ

ビーグル号の航海日誌 2013年02月06日 20:00

ハト@エコカフェ.JPG都心で一年中見られる鳥といえば烏(カラス)に続いて鳩(ハト)、雀(スズメ)、目白(メジロ)といったところだろうか。もちろん、鴨(カモ)の仲間や鶯(ウグイス)のように季節になれば渡りや山から里に下りてくる鳥たちもいる。カラスはゴミをあさり散らかしたり、ハトも糞などの問題をともなうことも多いようです。[2010年4月10日撮影:新宿御苑@山崎]

上野公園や新宿御苑、明治神宮の森などではドバトをよく観察することができます。ドバトは本来はカワラバトといいます。カワラバト(河原鳩、学名:Columba livia Gmelin)の原産はヨーロッパや北アフリカ、中央アジアだそうです。日本には奈良時代頃に移入されたといいます。カワラバトが野生化したものをドバト(土鳩)と呼んでいるのだそうです。「ぽっぽっぽ、鳩、ぽっぽ、餌が欲しいか、そらやるぞ、・・・・」と歌にあるように餌をやる習慣があって、天敵の猛禽類がいないのと繁殖力が旺盛なことも相まって都市部では増え過ぎて困るケースもあるという。「平和の象徴」である鳩が皮肉にも迷惑な象徴になってしまっているということです。寺社仏閣では鴨居などに止まらぬよう網をかけているのをよく見かけます。

私たちのご都合主義にハトも翻弄されているということでしょう。やはり森の中で見るハトは街中で見るハトとはちょっと違って見えますね。警戒心も強いようだし....。


関連記事(早朝の原宿竹下通りは)⇒

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ガメラのような?

ビーグル号の航海日誌 2013年02月05日 23:00

kaniyu 001.JPG
生きているのか?
それとも剥製か?
まったく動く気配のないワニガメ。
ガメラのモデルになったといわれている。
見るからに強そうな顎は、人間の指を食いちぎるほどの力があるそうだが、ワニガメにとっては唯一の天敵は人間かもしれない。
以前は、大きくなったカメは食用に小さいカメはペットように乱獲されたため絶滅危惧種に指定されている。
日本では、飼えなくなって捨てられたり、逃げ出したカメが公園や街中でみつかり騒ぎになったこともあるため、飼育時には厳重な管理が求められている。
第2保護センターでも、しっかりと鍵をかけて飼育がされている。
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ニホンウナギを絶滅危惧に指定!

ビーグル号の航海日誌 2013年02月04日 17:15

080821ニホンウナギ@エコカフェ(ポケゼミ ).jpg2月1日の報道で環境省はニホンウナギを絶滅危惧TB類に指定とあった。今では冷凍ものもあり一年中食されるウナギ。日本では先史時代から食べられていたという。古来より、利根川や荒川が江戸湾に注ぎ、ウナギにとって棲みやすい広大な湿地や湖沼などが点在していた。江戸時代中期以降、「土用の鰻」と称して滋養強壮があり、夏バテ解消のよいと蒸して串に刺した現在の蒲焼きが広まり、江戸の伝統的郷土料理、日本食文化の一つにもなったのです。[2008年8月23日撮影:森里海学びツアーin志津川・気仙沼@阿部]

ニホンウナギ(日本鰻、学名:Anguilla japonica Temminck & Schlegel)はウナギ目ウナギ科の魚類。分布は日本、朝鮮半島、中国、ベトナムなど東アジアに広く、産卵期は海洋であるが海洋に通じる河川中流から河口域、湖沼などに生息。体長は40cmから50cmほど(最大で1m超)、下顎が上顎より長いのが特徴です。夜行性、食性は肉食性で魚、エビ、貝、水生昆虫などを食します。産卵期は6月から7月頃、新月の日、マリアナ海嶺付近の水深およそ150mから200mの中層で一斉産卵すると考えたれています。産卵場所の特定化は2006年2月、東京大学海洋研究所をはじめとした日本の研究チームの苦労と努力の結果だそうです。卵は産卵後2、3日で孵化し、葉形幼生(レプトケファルス:仔魚)は海流に浮遊、変態を経て成体と同じ体型で体長約5cmのシラスウナギ(稚魚)になり、黒潮に乗って北上し東アジア沿岸域で川を遡上します。淡水で5年から10年十分に育つと、産卵のための再び海に下ります

ニホンウナギが壮大な旅をすることや産卵場所がどこであるかが明らかとなったが、なぜそのような生態行動を選択しているのだろうか。日本列島の起源も赤道付近の海底にあったといいますが、さてさて。江戸下町探訪WSでもぜひ一度取り上げていただきたいネタですね。


関連記事(第1回江戸下町探訪レポート)⇒     関連記事(ポケゼミ番外編)⇒

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見事な自然の造形美を前に

130202柱状節理@エコカフェ(加仁湯).JPG奥鬼怒温泉郷加仁湯の鬼怒川を挟んだ対岸の岸壁の上部は垂直に切り立っている。いつ落ちてくるのかと心配もあるが、見事としか言いようがない。
おそよ2200万年前の海底での大噴火による結果を見せられているというから驚かずにはいられない。日本列島の形成史の中でも最も激しい地殻変動があった時代のひとつとぴえよう。新生代・古第三紀(6500万年前〜2380万年前頃)の海底火山噴火により形成された凝灰岩の亀裂や割目に、地下からの新たなマグマ上昇し海底火山噴火が繰り返され、さらに岩盤に貫入し冷え固まったものが輝石安山岩という岩石であるという。冷え固まる際に収縮が起こるが岩石の成分により決定づけら、輝石安山岩は柱状節理といって多角柱(多くは、断面が4角形、5角形、6角形)の造形美を見せてくれています。
130202柱状節理拡大@エコカフェ.JPGその後1400万年前頃以降には、隆起が浸食に勝ち、全体としては現在の位置まで押し上げられていくが、現在では浸食に耐えない安山岩などの柔らかな地層は削られ深い渓谷を造っているのでです。

何とも説明を聞けば、なるほど、となるのではあるが、見事な自然の造形美を崇拝したくなってしまうのは太古の祖先たちだけではなく私たちにも言えることではないでしょうか。


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ナメラカラクサゴケ(滑ら唐草木毛)は地衣類

ビーグル号の航海日誌 2013年02月03日 22:07

13020ナメラカラクサゴケ@エコカフェ.JPG奥鬼怒温泉郷の加仁湯の近くを雪中散策中に岩上や樹皮上に多様な蘚苔類や地衣類を確認することができた。辺りは雪深く、氷点下の日もまだ多いというのに、むき出しの姿で寒さに耐えているような気がする。ヤマヒコノリと一緒に樹皮に着生する恐らくナメラカラクサゴケだと思います。名前に「コケ」とありますが、蘚苔類ではなく地衣類です。[2013年2月2日撮影:加仁湯周辺@山崎]

ナメラカラクサゴケ(滑ら唐草木毛、学名:Parmelia praesquarrosa Kurok.)はウメノキゴケ科カラクサゴケ属の葉状地衣類。分布は日本ではブナ帯以上の針葉樹林内などの樹皮に着生。地衣帯の背面は灰緑色で全体に滑らかで不整形な白色班が入り、葉縁部は灰白色の細い線で縁取られます。粉芽も裂芽もなく、子器はレカノラ型、胞子で増えます。

同じ仲間に粉芽も裂芽も形成しないトゲナシカラクサゴケ、粉芽はないが裂芽を形成するカラクサゴケが知られています。同定は難しいのでカラクサゴケの仲間とするので十分なのかもしれませんね。


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断崖上部に柱状摂理の絶壁

SN3M0010_0001.jpgSN3M0007_0001.jpg加仁湯対岸には見事な断崖絶壁がそそりたっています。
地下のマグマが上昇し地上近くで冷え固まったものだ。輝石安山岩だそうです。
断崖下部では絶えず崩落が発生しているため大きな樹木は育っていません。

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八丁の湯は遥か眼下に

130202_1514~02.jpg130202_1514~01.jpg眼下の渓流沿いに八丁の湯があるという。道中一の絶景だ。
気温は南から入り込む暖かな大気のため七度まで上昇している。
先週末は日中でも氷点下七度だったというから雪解けが進みそう。
コの付近で積雪は一メートル近くはあるそうだ。

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蛇王の滝というが

ビーグル号の航海日誌 2013年02月02日 14:36

130202_1428~01.jpg130202_1427~01.jpgなぜに蛇王の滝というかは分からないそうだ。
蛇の王様が登る様子にたとえたものでしょうか。
落差がかなりあるようです。途中が氷結しています。

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奥鬼怒温泉郷は遠い!

130202_1142~02.jpg130202_1145~01.jpg北千住駅11時30分集合。
11時42分発、きぬ113号。
快適な列車旅の始まり。
車窓からは冬枯れの田んぼが変化なく続く。
子どもの頃の話が続く。スキー、スケート、そり、スノーシュー、なぜできないのか。子どもの頃の経験が大切なようだ。
ゆるキャラ集めが流行っているらしい。

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春を告げる花は

ビーグル号の航海日誌 2013年02月01日 08:55

ロウバイ@エコカフェ.JPGカンコウバイ@エコカフェ.JPG二月は水仙月とも。天気予報では今日は小春日和になりそうです。
これから林内や林床では早春を告げる花(スプリング・エフェメラル)が楽しめるようになります。
小石川植物園ではロウバイ、マンサク、カンコウバイが見ごろのようです。
マンサク@エコカフェ.JPGロウバイ(蝋梅)は「唐梅」ともいい、中国唐からの移入種、カンコウバイ(寒紅梅)はウメの一変種、マンサク(万作)は「まんず咲く」の転訛したもので東北地方でよく見られます。

五感でしっかり春の移ろいを感じたいですね。

少しずつですが森には明るさが戻ってくるのです。



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