冬枯れのシマサルスベリ(島百日紅)

ビーグル号の航海日誌 2013年01月31日 19:57

シマサルスベリ@エコカフェ.JPG小石川植物園の園内にはシマサルスベリの小規模の並木がある。この季節、常緑樹に囲まれた一角がいやに明るくなっている。樹幹や枝をくねらせたシマサルスベリが静かに天然の造形美を誇っている。屋久島の深い森の中でも見た記憶が。ただし、近縁のヤクシマサルスベリかもしれない。まあ、一度ご覧あれ。[2013年1月27日撮影:小石川植物園@山崎]

シマサルスベリ(島百日紅、学名:Lagerstroemia subcostata Koehne)はフトモモ目ミソハギ科サルスベリ属の落葉高木。準絶滅危惧(NT)。分布は屋久島を北限に南西諸島、小笠原諸島、台湾、中国南部に及び、林内や林縁に自生。樹高は15mから20mほど、樹皮は平滑で剥落し淡褐色に斑紋、葉は2対互生(コクサギ葉序)、葉は葉身3cmから8cmの卵状楕円形で全縁、サルスベリに比べ葉裏が白く、大きくて細長く、葉先が尖るのが特徴です。花期は6月から8月頃、枝先から10cmから20cmほどの円錐花序を伸ばし、径約1.5cmの白色の花をたくさん咲かせます。花中央に多数の雄蕊、その外側に雌蕊6本、萼片は筒状で裂、花弁6枚は基部が長い柄状でうちわ形、ひどく縮れます。果実は長径約1cmの楕円形の刮ハ、中には翼のついた種子が入っています。

シマサルスベリの仲間は熱帯アジア中心にオーストラリアも含め約30種が知られる。公園や庭木として植栽されるサルスベリは、本来は中国南部原産のサルスベリの園芸品種が多い。夏を代表する樹花であって、花は赤色、淡桃色、白色と多様性に富んでいる。日本には南西諸島のシマサルスベリと屋久島と奄美大島に自生するヤクシマサルスベリが知られています。材質が堅いため建築材や家具材などに利用されるそうです。


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posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

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