ムニンノキ(無人の木)は不明

ビーグル号の航海日誌 2013年01月07日 00:20

ムニンノキ@エコカフェ.JPG小石川植物園の温室で保護栽培されている小笠原固有種のひとつにムニンノキがあります。小笠原ではヤマガヤ、またオオバクロテツとも呼ばれています。アカテツに近いのですが起源はよくわかっていないようです。[2012年5月4日撮影:小石川植物園@山崎]

ムニンノキ(無人の木、学名:Planchonella boninensis (Nakai) Masam. et Yanagihara)はアカテツ科アカテツ属の常緑小高木。小笠原固有種で絶滅危惧TB類(EN)。分布は聟島、父島、兄島、母島列島に及び、山地の乾燥の強くない場所に自生。樹高は3mから6mほど、樹幹径約20cmで樹皮は黒褐色、葉はらせん状に互生し、厚く光沢があり枝先に集中します。葉身10cmから20cmほどの長楕円形、全縁で葉先は丸いか凹みます。ただし、葉の形状はアカテツと同じように変異が大きいという。花期は6月から7月頃、雌雄異株と推定、枝先に近い葉腋から花序をだし、数個から十数個ほどの花が咲きます。花は雄蕊5本、雌蕊花柱5裂を伴うが、雄花は不捻の子房、雌花には結実しない花粉を伴うということだろうか。花柄や萼片に褐色毛が生え、果実は花に比べて大きく、長径約5cmの楕円形の液果、翌年5月頃に黄色に熟し、食用になります。もちろん鳥散布です。

アカテツに似ていますがその違いは、葉の幅が広いこと、葉軸に褐色毛が無いこと、樹皮をはじめ全体的に黒っぽいこと、果実がずっと大きいことで区別することができますよ。また、ムニンノキにはアカテツやシマホルトノキと同じようにアレロパシー物質を伴うようです。

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posted by エコ・カフェ事務局 | Comment(0) | TrackBack(0)

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