クジャクヤシ(孔雀椰子)

ビーグル号の航海日誌 2012年12月25日 20:00

100507クジャクヤシ(外来種)@釣浜.JPG小笠原父島の釣浜ではモクマオウ、コクタンなどの外来種が目に付きます。クジャクヤシもそのひとつです。おそらく有用植物として持ち込まれたものが野生化しているのでしょう。[2010年5月7日撮影:小笠原エコツアー「ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅」@山崎]

クジャクヤシ(孔雀椰子、学名:Caryota urens L.)はヤシ科クジャクヤシ属の常緑高木。分布はインド、スリランカ、マレー半島に及びます。樹高は12mから18mほど、樹幹は単幹で直立し竹のよう、葉は2回羽状複葉で葉身2.5m。小葉は葉身約10pでさかなの胸びれのような形をし、先端に二重鋸歯がつくのが特徴です。葉柄の周囲には粗い糸状の繊維が網状に取りついています。名前の由来は葉の広がる様子が孔雀の雄が羽を広げたように見えることにあるという。花期は8月頃、樹幹上部から下に向かって順次肉穂花序を簾のように下垂させ、帯桃赤色の小花をそれぞれたくさん咲かせます。果実は黒紫色に熟します。

幹からデンプンを採取したり、用材として利用したり、繊維からはロープなど作り、花柄の汁液からは酒を醸造します。まったくもって熱帯アジアの人びとの暮らしにはサゴヤシと同様に欠かすことのできない植物のようです。


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