佐瑠女神社で天宇受賣命に祈願!

ビーグル号の航海日誌 2012年11月26日 22:31

121028佐瑠女神社@エコカフェ.JPG猿田彦神社を紹介したので、その境内の一角に小さな佐瑠女神社についても触れましょう。御祭神は天宇受賣命です。天細女命とも書く。おおらかな女性の神様で、芸能・鎮魂・縁結びの神様として信仰を集めてきました。[2012年10月28日撮影:伊勢視察@山崎]

日本神話に「天岩戸こもり」があります。天照大御神の弟に素戔嗚尊がいた。乱暴もので、ある時、機織りの女を殺してしまった。これに怒った天照大御神が岩戸に身を隠してしまうというくだりです121028猿田彦神社灯篭@エコカフェ.JPGすると、高天原も葦原中国(現日本)も太陽が隠れ、暗闇が支配し、災難に見舞われてしまったという。そこで、心配された八百万神々たちが、八咫鏡と勾玉飾り、白の幣と青の幣を榊の枝にかけ、祝詞を奏上し、神楽や舞踊を披露し、笑いと神秘の演出で天照大御神の関心を引き、岩戸から引っ張り出したという注連縄で岩戸入口を封鎖すると、再び神界も現界も平和な世に戻ったとされます。この時、天舞を披露したのが天宇受賣命です。後に猿田彦大神と結ばれ、「佐瑠女(さるめ)」と名乗ったという。猿田彦神社境内に佐瑠女神社が合祀されているのは納得です。しかも、各地の道祖神は猿田彦大神と同一視され、天宇受賣命が合祀されているという。江戸時代には道祖神信仰は地蔵信仰とも結びつきますます庶民の間に普及していったようです。

エコカフェの活動を応援してくれたUZUME(ウズメ)というレビュー集団。脚本は鵜飼彩子さん。なかなか斬新でストーリー性に優れた歌と踊りとトークによるレビューを披露してくれました。エコカフェのキックオフ会でもオリジナル・レビューで楽しませてくれました。懐かしいです。


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日本神話へ、猿田彦神社

121028猿田彦神社2@エコカフェ.JPG121028猿田彦神社@エコカフェ.JPG伊勢市の伊勢神宮内宮の近くに猿田彦神社が鎮座しています。主祭神は猿田彦大神とその子孫の大田命です。日本神話の世界から由緒を紹介しましょう。[2012年10月28日撮影:伊勢視察@山崎]

121028八角柱@エコカフェ(猿田彦神社).JPG国津神の猿田彦大神は天津神の天照大御神の孫に当たる邇邇芸尊(ニニギノミコト)が高天原から豊葦原中国(現日本)の筑紫日向の高千穂に天降る際に先導したという。先導後に故郷である伊勢の五十鈴川の川上へ、降臨に随伴した天宇受売神と一緒に戻り、一説に結婚したのち、伊勢阿邪訶(現松坂市)の海で漁労中に溺死。その子孫の大田命は垂仁天皇の第四皇女倭姫命に天照大御神を祀る地として献上。大田命の子々孫々は宇治土公と称し伊勢神宮の玉串大内人を奉職し、一方で屋敷神として祖神猿田彦大神を祀っていたという。猿田彦大神の姿については鼻長七咫、背長七尺、目八咫鏡とあり、天狗の原型と推察。「天地を照らす神」とあり、天照大神以前に伊勢の地で信仰されていた太陽神との説もあります。猿田彦大神は天孫降臨の案内役であったことから、江戸時代には村落の境界や辻を守る道祖神と同一視され、また、庚申塚、庚申講とも結びつき、庶民に広まっていったようです

明治時代になって屋敷神を改め神社としたのが猿田彦神社だそうです。交通安全、旅の安全、方位除けの神社としての信仰を集めます。本殿は「ひだひこ造り」特殊な入母屋造りで、方位を表す八角柱が鎮座しています。また、境内の片隅に芸能の神様、天宇受売命を祀る小さな佐瑠女神社(さるめじんじゃ)が愛らしく佇んでいます。


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