草むらの住人、イヌタデ(犬蓼)

ビーグル号の航海日誌 2012年11月08日 12:55

121104イヌタデ托葉鞘の長いひげ@エコカフェ.JPG杉並区浜田山の日本郵政グランドの草むらにはカヤツリグサやツユクサオオイヌノフグリセイヨウタンポポ、イヌタデなどいろんな雑草が観察できます。こんな草むらにはエンマコオロギ、トノサマバッタダンゴムシなど多様な昆虫たちのついの棲みかでもあるようです。

イヌタデ(犬蓼、学名:Persicaria longiseta (Bruijn) Kitag.)はタデ科イヌタデ属の一年草。分布は北海道、本州、四国、九州、国外では朝鮮半島、中国、ヒマラヤ、樺太などに広く、やや湿った原野や道端などに自生。121104イヌタデ@エコカフェ.JPG草丈は10pから50pほど、茎は地を這い斜上し赤味を帯び、葉は互生し、葉身3pから8pほどの広披針形、全縁で先が尖ります。葉表の縁近くや葉裏の脈上に毛が生え、葉基部の杔葉鞘は8oほどの筒形で縁に長い毛が生えます花期は6月から10月頃、枝先に穂状花序をだし、たくさんの紅色の小花を咲かせます。花披長約2oで5深裂します。果実は黒色の3稜形の痩果、これを花披片が残り包みます。

この仲間には葉の形、花序の様子、杔葉鞘の毛の有無などに変異があって、ハナタデ、サクラタデ、ヤナギタデ、ボントクタデ、ハルタデ、オオイヌタデ、サナエタデ、オオベニタデなど多くの種類が知られています。野外で見分けるのは難しいでしょう。

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季節遅れのへちまさん

121107ヘチマ花@エコカフェ.jpg121107ヘチマ@エコカフェ.jpg早朝散歩は気持ちよいもの。民家の庭先に盛夏に盛んであったへちまの2世でしょうか。こぼれた種から芽が出た一株が花を咲かせしっかりと立派な実を横たえていました。すごい生命力です。あっぱれです。名前の由来が「糸瓜」が転訛し「とうり」となり、「と」が『いろは』の「へ」と「ち」の間にあたることから「へち間(ま)」となったそうです。面白いですね。

ヘチマ(糸瓜、天糸瓜、学名:Luffa cylindrica (L.) Roem)はウリ目ウリ科ヘチマ属のつる性一年草。分布は元来インド。日本には江戸時代に中国を経由して渡来、今日では日本中で栽培。茎には稜があり、巻きひげが他のものに絡みついて伸びます。葉は互生し、掌状に5から7裂、裂片の先は尖ります。花期は7月から9月頃、雌雄異花、自家和合性、葉腋に雄花序は長さ約20pの花柄の先にたくさんの花を咲かせます。雌花序は葉腋に単生します。花は径約8p、黄色の花弁5枚。果実は長さ30pから60cmの円錐状うり形、果肉は繊維質の網状組織です。

ヘチマの若い果実は食用に、熟した果実はへちま水を採取したりたわしなどに用いられます。へちま水の成分にはヘチマサポニン、硝酸カリウム、ペクチン、タンパク質、糖分などが含まれ、民間薬としてあせも、日焼け後の肌の手当てに使われます。また、沖縄では「ナーベーラ」と呼び、味噌味の蒸し煮「ナーベラーブシー」にして食します。美味しいですよね。


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