ゼンマイ(薇)は山菜の代表

ビーグル号の航海日誌 2012年09月08日 18:31

120728ゼンマイ@エコカフェ(奈良).JPGこの夏の奈良・京都視察では炎天下の中、春日山散策に挑戦をしました。この山の森は例外なく鹿の食害に会っているようでした。そんな中、わずかに生えていたものの中にゼンマイがありました。[2012年7月28日撮影:奈良・京都視察@山崎]

ゼンマイ(薇、学名:Osmunda japonica Thunb.)はゼンマイ科ゼンマイ属の多年生シダ植物。分布は北海道、本州、四国、九州、樺太、朝鮮半島、中国など広く、平地から山地の斜面や谷筋などに自生。根茎は太く射上し、葉は2回羽状複葉、葉身は50pから100cmほど、葉は栄養葉と胞子葉の2形で胞子葉のほうが長い、新芽は渦巻き状で綿毛に包まれ伸び、葉柄基部に杔葉がつきます。栄養葉の羽片はつやがなく広楕円形で先が丸い。胞子葉は初夏に枯れるという。

若葉は山菜として佃煮、お浸し、胡麻和え、煮物などに調理され美味しく食べられています。韓国料理に欠かせないゼンマイのナムルもお馴染みですよね。


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三宅島の未来は

郵便ポスト@エコカフェ.JPG先週末は三宅島で植林地の下草刈りをしました。2000年(平成12年)7月の噴火から4年半にわたり全島民が避難のため島を離れていた。
2005年(平成17年)2月1日の避難指示解除により徐々に帰島する島民が増加し、2年後には約3800人まで回復し、その後は減少傾向をたどり、この4月には2711名になってしまったといいます。役場の鎌田さんのお話では鎌田家に赤ちゃんが誕生したので人口が1名増加したそうです。
島は高齢化が進み若い人たちが少ないのが活力を奪っているように見受けられます。島の人たちは気立てのよい人たちばかりで、いつも親切にしてもらっています。
雄山は相変わらず噴煙をあげていますが、島の自然は回復途上にあり、原野から植生が回復する様子を観察するには最適な場所であると思います。

島内スイカ@エコカフェ.JPGスーパー@エコカフェ.JPG村の景色も変わり、村にはかつてなかったパチンコ屋ができ、島の老人たちがタクシーで通う姿を見かけます。そんな光景を見かけるとなんか可笑しいぞと感じる瞬間ですね。
私たちはいつものように島のスーパーで飲物やおやつを買って植林地へ向かいました。大粒の汗をかきに。少しだけ植生回復のお手伝いをするために。店の前には赤いポストがあって、今度はいつもの自分にお手紙を書いてみようかとも思いました。


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野菜たちにとっても厳しかったこの夏

⇒寄港地だより 2012年09月07日 22:00

夏野菜2@エコカフェ.jpg夏野菜@エコカフェ.jpgこの夏を振り返ると電力不足の心配に対応しての節電、加えて連日の猛暑日、熱帯夜で体力を消耗したのではないでしょうか。私たちだけではなく夏野菜にとっても厳しかったようです。[2012年8月19日撮影:自然農法展示会@山崎]

夏野菜@エコカフェ.jpgアオジソとアカジソ@エコカフェ.jpg埼玉にあるエコカフェ・ミニ農園では降雨不足のためナス以外はオクラ、トマト、キュウリなど多くの夏野菜が9月入り前に枯れてしまいました。それでも無農薬で育てた夏野菜は味がしっかりしていて楽しい食卓を演出してくれました。
このところ急にスコールのような雨が降り、畑でがんばってきた野菜たちにとっては恵みの雨になっているのではないでしょうか。暑さ寒さも彼岸まで、この秋はじっくりエコカフェの活動に知恵を出していきたいと思う。


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海浜植物、モクビャッコウ(木白虹)

ビーグル号の航海日誌 2012年09月06日 01:07

120722モクビャッコウ@エコカフェ(久高島).JPG久高島の思い出。女神たちが禊ぎを行うための神聖な井戸、ヤグルガーは島の北西に伸びる海岸の断崖下の岩穴に水をたたえています。周囲にはアダンクサトベラ、ハマイヌビワ、ホソバワダンソナレムグラ、モクビャッコウなどの海浜植物が繁茂しています。[2012年7月22日撮影:沖縄視察@阿部]

モクビャッコウ(木白虹、学名:Crossostephium chinensis (L.) Makino)はキク科モクビャッコウ属の常緑小低木。絶滅危惧U類(VU)。分布は小笠原諸島、南西諸島トカラ列島以南、台湾、フィリピン、中国南部に及び、海岸の日当たりのよい石灰岩地に自生。樹高は30pから80pほどで、茎はよく分枝、葉は互生し枝先に集生、葉身2pから5pほどの倒披針状へら形で全縁か先端が深裂。茎や葉裏表に灰白色の短い軟毛が生えます。
花期は10月から12月頃で枝頂に総状花序をだし、たくさんの小さな黄色い頭花を咲かせます。頭花は径約5oで全て筒状花からなります。

最近では護岸工事などの影響で個体数を減らしているそうです。海岸で見るととても目立つ存在ですよ。


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ヤマトリカブト(山鳥兜)

⇒自然観察会 2012年09月05日 10:12

080927ヤマトリカブト@エコカフェ(三頭山) 082.jpgエコカフェの自然観察会で三頭山に登ったことがあります。白亜紀やジュラ紀の地層にマグマが貫入し地中で凝固した石英閃緑岩やマグマの高熱で接触変成したフォルンフェルスと呼ばれる固い岩が露出していたりして地質の学習にはもってこいでしょう。屋久島でもフォルンフェルスは見られます。さて、ここでは三頭山の山中で見たヤマトリカブトを紹介しましょう。[2008年9月27日撮影:第2回自然観察会@阿部]

ヤマトリマブト(山鳥兜、学名:Aconitum japonicum Thunb. var. montanum Nakai)はキンポウゲ科トリカブト属の多年草。オクトリカブトの変種で有毒植物。分布は本州中部地方東部と関東地方西部に限定的で、山地のやや湿った草原や林縁などに自生。草丈は60cmから100cmほどで、根は紡錘形、茎は射場し、葉は互生し葉身6pから20pほどの掌状で3から5中裂します。裂片は披針形から卵状披針形で片縁に欠刻鋸歯がつきます。花期は8月から10月頃で茎頂に散房花序をだし、青紫色から薄紫色の花を多数咲かせます。花は花冠長3pから4.5pほどで、花に見えるのは萼片で兜形の頂萼片と側萼片、下萼片2個の5個、花弁は頂萼片内に筒状で2枚、雌蕊3本、雄蕊多数から構成されます。果実は名ださ約2.5cmの筒状の袋果で先端部に角状突起がつきます。

暑さが和らぐこれからの季節は、高山植物が終わり紅葉を迎える高山に登るのもよいですが、低山の魅力を満喫するのも楽しいですよ。


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タグ:日本固有種
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舞浜アンフィシアターご招待

ビーグル号の航海日誌 2012年09月04日 23:00

120904_2114~01_0001.jpg何気なく応募したTV TOKYOの「プレミアム音楽祭2012」、招待され舞浜アンフィシアターまで収録コンサートまで出掛けた。
舞浜アンフィシアターは東日本大震災まではシルク・ドゥ・ソレイユのサーカス・ショーが行われていた施設である。震災でショーは中止され、コンサート施設に生まれ変わった。
今日がこけら落とし。
懐かしい音楽ばかりで会場の観客もそれ相応の年恰好をしていた。
南こうせつ、山本コウタロー、太田裕美が一番バッター。続いて、小椋佳、岩崎宏美、沢田知可子、島谷ひとみ、原田真二、植村花菜。120904_2115~01_0001.jpg

原田真二さんとは、エコカフェは2006年に東鳴子温泉で「山守り湯治音楽会」を開催したことがあります。森と音楽、楽しかったですね!

帰路は東京ディズニーランド帰りの若者たちにもみくちゃにされました。舞浜駅までネオン灯が異様に華やかで、女の子たちが多いのには驚きました。


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ミノムシはオオミノガの幼虫

ミノムシ2@エコカフェ.JPG佐渡島1日目。佐渡島の佐渡トキ保護センターの林内で最近あまり見かけることにないミノムシ(蓑虫)を見つけました。ミノムシは一般にオオミノガの幼虫を指すが、このガ(蛾)の仲間は雌雄の個体がまったく異なる形態で生殖活動を行うので紹介したい。[2012年8月3日撮影:佐渡島エコツアー@阿部]

オオミノガ(大蓑蛾、学名:Eumeta japonica Heylaerts)はチョウ目(鱗翅目)ミノガ科に属する蛾の仲間。日本固有種。ミノムシ@エコカフェ.JPG分布は本州関東地方以西、四国、九州、南西諸島に及び、幼虫の食草であるバラ科、カキノキ科などの樹木のある林などに生息。開帳は35mm、蓑長は40mmから50mmほどの紡錘形で、表面を小枝や木の葉で覆います。幼虫は終令(8令)のまま蓑の中で越冬し、4月から6月にかけ蛹化し、6月から8月頃に羽化します。成長して蛾になるのは雄のみだが、口は退化してない。雌は成長しても無翅、無脚で小さな頭と胸、大半が腹で口も退化しているという格好で、蓑内部の蛹の殻の中に留まるそうです。この雌の出すフェロモンを頼りに雄は雌の蓑内部に入り込み、交尾をします。雌は蓑の中でたくさん産卵し、卵が孵化すると地上に落下し一生を終えるという。孵化した1令幼虫は糸を垂らし風に乗ってバルーンし、新天地で小さな蓑を造り、7回脱皮を繰り返し、終令になります。蓑の中が子孫を紡ぐ上で最も安全で効率の良い戦略として選ばれたのです

ところが1990年代後半より、オオミノガに寄生するオオミノガヤドリバエが中国から移入したと考えられており、この影響でミノムシが激減しているといいます。当たり前に民家近くでもどこでも見られたのですが、貴重な存在になってしまっているのです。


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三宅島山中でツユクサ(露草)を

⇒森林づくり+α 2012年09月03日 22:27

120902ツユクサ花@エコカフェ(三宅島).JPG私たちが訪れた先週末は三宅島では夜半から明方にかけて猛烈な豪雨になりました。日曜日には一度上がった雨が、朝食後に再び集中的に降りなおしました。雨上がりしてから坪田地区の山中でスダジイの巨樹を目指しながら植生観察のための散策をのんびりとしました。雨粒に濡れた一輪のツユクサの花に出会いました。[2012年9月2日撮影:第5回エコカフェみんなの森づくり@阿部]

ツユクサ(露草、学名:Commelina communis L.)はツユクサ目ツユクサ科ツユクサ属の一年草。120902ツユクサ@エコカフェ(三宅島).JPG分布は日本全土、アジア全域、アメリカ東北部などに広く、草地や道端のやや湿った場所などに自生。草丈は30pから50pほどで茎は下部が地を這ってよく分枝し先がやや立ち上がり、地を這う茎の節から発根することで増殖していきます。葉は互生し葉身5pから8pほどの長卵状披針形、平行脈が目立ち、全縁で先が尖ります。葉の基部は膜質の鞘となり茎を包むのが特徴です。花期は6月から9月頃で、茎の先に二枚貝にような苞葉の中に数個の蕾を抱え、順次一つずつ花を押し出して咲かせます。外花被片は3枚で膜質半透明の白色で目立たず、内花被片は3枚、うち2枚は円形で大きく鮮藍色、残り下側1枚は小さく白色です。雌蕊1本、雄蕊6本、長い2本が完全で4本は黄色い飾雄蕊です。苞葉は二つ折りで無毛又は両側に毛が生えます。

名前の由来は朝咲いたのに午後には萎んで消えてしまうので朝露になぞらえたとする考えや古く「着草(つきくさ)」としたものが転訛したとする考えもあるようです。「着草」とは万葉時代にツユクサの花汁を摺染に用いたことによるそうです。藍色はアントシアニン系化合物(コンメリニン)で、水溶性のため色抜けさせ易いのです。もっとも万葉集では情緒深く「月草」と詠んで儚さを象徴したのでした。


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三宅島坪田地区植林地で下草刈りを

120901第1回植林地@エコカフェ(三宅島).JPG120901第1回植林地@@エコカフェ(三宅島).JPG今回は昨年、三年前の植林地で下草刈りをしました。
昨年の植林地は1週間前に江東区にある科学技術高校の選抜1年の生徒さんたちが下草刈りをしてくれていたので対して労なく作業を終えることができました。

ところが三年前に植林した場所へ行くと直後以外に手入れをしていなかったため、人の背丈をこえるほどのススキとカヤが生い茂っていました。もちろん、植林したはずの苗木はヒサカキがかろうじて頭(樹冠)を」出しているくらいで陰樹であるツバキはすっかり姿を隠していました。

120901第1回植林地B@エコカフェ(三宅島).JPG120901第1回植林地A@エコカフェ(三宅島).JPGまずはススキ・カヤ原に鎌を入れ小道を造りながら手探りで進みながら苗木を探し当て、坪刈りといって苗木の周囲のススキ・カヤを日が当たる程度に刈りとします。
慣れない中腰の姿勢とよく切れる窯に細心の注意を払いながらススキ・カヤの根元際からズバズバと刈っていく。汗が頭からも流れ、大粒の汗がポタポタと地面に落ちていく。目に入ると塩分で痛い。

午前9時半から11時半まで2時間みっちり大汗をかきました。背丈をこえるほどのススキ・カヤ原には幾筋ものけもの道のように小道ができました。子どもたちにとっては、鬼ごっこフィールドとして面白いのではないでしょうか。小さな子供の頃、麦畑でおとなに交っていとこや近所の友だちらと麦刈の搬送の手伝いをしたのを思い出しました。やっぱり手伝いより鬼ごっこになってしまったなあと。


関連報告書(三宅島に緑を!第一回エコカフェみんなの森づくり)⇒
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いざ、三宅島を出航

⇒森林づくり+α 2012年09月02日 14:22

120902_1412~01.jpg120902_1410~01.jpg120902_1421~01.jpg帰ります。
楽しいツアーでした。
では

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これなんだシリーズ(201)

120902_0625~02.jpg120902_0625~01.jpg三宅島大路池への散策路脇でみかけました。

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美味しい熱帯魚

__.JPG三宅島は、スコールのような雨が降りましたが、今はすっかりお天気。
早速、たべたら美味しい熱帯魚がつれました!と、喜ばしい声です。

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三宅島大路池の朝

120902_0629~01.jpg120902_0629~02.jpgおはようございます!

森は野鳥たちの囀ずりがシャワーのようです。

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これなんだシリーズ(200)

⇒これなんだシリーズ 2012年09月01日 22:59

120901_0842~01.jpg三宅島の宿さつきの庭先に植えられていました。
もちろん食べるため植えたそうです。
夕食も島でとれた海の幸と野菜が素材になってました。

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気づいたら三宅島に到着

120901_0449~01.jpg120901_0449~02.jpg120901_0451~01.jpgぐっすりと眠れました。
東の空と西の空は異なった顔をしています。
宿さつきに着いたらもう一寝入りします。

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