ヒトリシズカ(一人静)

ビーグル号の航海日誌 2012年08月18日 17:49

100619ヒトリシズカ@エコカフェ(川苔山).JPG一昨年前に奥多摩にある川苔山(標高1363m)に登った時に湿り気のある林縁でヒトリシズカがひっそりと花序をつけていました。葉は十字対生のはずが、右上の葉が2葉になっています。奇形なのでしょうか。[2010年6月19日撮影:川苔山@山崎]

ヒトリシズカ(一人静、学名:Chloranthus japonicus Chloranthus)はコショウ目センリョウ科チャラン属の多年草。分布は北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国東北部に及び、山地の林内や林縁などの木陰に自生。群生することが多い。草丈は10cmから30cmほどで、根茎が地を這い、茎は直立。葉は光沢があって茎上部に4枚が輪生状に互生し、葉身は8cmから10cmほどの広卵形から楕円形で葉縁に鋸歯がつき、葉先は尾状に尖ります。
花期は4月から5月頃で、茎の先に1本の穂状花序をだし、小さな花をたくさん咲かせます。花は裸花でがく片も花弁もなく、白い糸状の雄蕊3本と緑色の雌蕊1本からなります。

名前の由来は花の咲く可憐な様子を静御前の舞う姿になぞらえたものです。近縁種の北海道から九州の山野に自生するフタリシズカは少し遅れて花を咲かせるそうです。また本州近畿地方以西から九州、朝鮮半島、中国に分布するキビノヒトリシズカは穂状花序が一回り大きいそうです。


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タグ:広域種
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