パワースポット、斎場御嶽

ビーグル号の航海日誌 2012年08月12日 22:06

120722正面に三角岩@エコカフェ(沖縄).JPG沖縄3日目。沖縄本島知念岬の東海上5.3kmにある久高島は琉球王国の最高聖地です。もちろんパワースポットでもあります。この島に渡る前に斎場御嶽(セーファウタキ)で拝む必要があります。そこは沖縄県知念半島に位置し、琉球の始祖「アマミキヨ」が造り、国始めの七御嶽のひとつ、琉球王国の尚真王時代の御嶽とされます。

7月22日、一行は知念安座真港から9時出航前に寄りましたが、首里城跡などとともに世界文化遺産に登録したこともあり公開は9時から、入ることはできないので遥拝させていただいた。
120722三庫理から@エコカフェ(沖縄).JPG120722三庫理から久高島を拝む@エコカフェ(沖縄).JPG久高島を訪島したのちに改めて斎場御嶽を訪ねました。御嶽は古く集落があった場所と考えられ、後に人口が多くなり周辺に居住を構えると、琉球の神様が存在し、来訪する場所であって祖先神を祀る場所とされ、地域の祭祀の中心となる聖地、聖域となったと理解されます
琉球の信仰において神様に使えるのは女性であり、男子禁制の場所であるため、限られた場所までしか男子は入れません。[2012年7月22日撮影:沖縄視察@阿部]

斎場御嶽には6か所の拝所がありますが、最も奥に位置する三角岩の洞門のある三庫理(サングーイ)は三方を岩壁に囲まれ、チョウノハナ、手前右側のオーバーハングした琉球石灰岩の岩壁下にはシキヨダユルアマガヌビーアマダユルアシカヌビーがあります。チョウノハナは最も角が高い拝所で、最高聖地の久高島を拝むことができます


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高山植物の魅力(66)、クルマユリ(車百合)

120804クルマユリ@エコカフェ.JPG120804クルマユリ@エコカフェ(佐渡島).JPG大佐渡石名天然杉は大佐渡山脈主稜線近くの標高約900mに広がっています。ここは年間を通じて雲霧が発生しやすく、冬季の積雪も多く季節風も厳しいといいます。亜高山帯に属するのでしょう。[2012年8月4日撮影:佐渡島エコツアー@阿部]

クルマユリ(車百合、学名:Lilium medeoloides A. Gray)はユリ科ユリ属の多年草。分布は朝鮮半島、中国、樺太、北海道、本州中部地方以北と大台ケ原、四国剣山に隔離し、高山帯から亜高山帯の草原に自生。120804クルマユリ花@エコカフェ(佐渡島).JPG
草丈は30pから80pほどで、地下に鱗茎をもち、茎は直立し、葉は茎の中央付近に1段から3段ほど6枚から15枚ほどが輪生し、その上部にはまばらにつく。天然杉林内では1段のものしか見られなかった。
花期は7月から8月頃で茎先に数個の花が互生して下向きに咲きます。花は径約3pから4pほどで、赤橙色の萼片3枚と花弁3枚、これをまとめて花被片というが、これが著しく反り返り、内側に褐色の斑点が入ります。果実は長径約4pの紡錘形の刮ハで、熟すと開裂し中から径約1pほどの薄紙のような翼のある種子が風に乗って散布されます。

クルマユリの亜種として花被片に斑点のないフナシクルマユリ、葉の細いチシマクルマユリが知られているそうです。しかし、花だけみているとコオニユリオニユリにそっくりですね。

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ヤマユリ(山百合)は百合の女王様

120803ヤマユリ@エコカフェ(佐渡島).JPG佐渡島の金山近代化遺産「大立堅坑」周辺の山野やトキの森公園の林縁などでヤマユリの立派な花が咲いていました。佐渡ではこの季節にあちらこちらで見ることができます。かつて人がこの植物の鱗茎を食用とするため持ち込んだものと推察されます。[2012年8月3日撮影:佐渡島エコツアー@阿部]

ヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum Lindl.)はッユリ科ユリ属の多年草。分布は本州近畿地方以北(北陸を除く)と狭く、山地の林縁や草原に自生。九州北部で野生化。草丈は1mから1.5mほど、地下に径約10pもの大きな鱗茎をもつ。茎は直立しやや湾曲し、葉は無毛でつやがあり、葉身12pから15pほどの披針形から広線形で先が尖り、葉縁に微小な乳頭状突起が密につきます。
花期は6月から8月頃で茎の先に1個から6個ほどの径20pから26pほどの白色の花を咲かせます。花は花弁3枚とやや幅が狭い萼片3枚が反り返り、内側にたくさんの赤褐色の小さな斑点と黄色い斑紋ができ、雄蕊6本、雌蕊1本です。芳香は強いです。果実は長径5pから8pほどの紡錘形の刮ハで6稜あり、熟して開裂すると薄紙のような種子が風で散布されます。

まだ見たことはないが、伊豆諸島では花弁に黄色の斑点が少ない変種のサクユリが自生しているそうです。8月末の「第5回エコカフェみんなの森づくり」で三宅島に行ったら探してみようと思います。


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シロシタホタルガ(白下蛍蛾)

120804シロホタルガ@エコカフェ’(佐渡島).JPG佐渡島2日目。一行は大佐渡石名に向かいました。目的は天然杉を観察するためですが、遊歩道入口手前500mのところにある駐車場近くの林縁でシロシタホタルガを見つけました。最初はホタルガだと思ったのですが、サワフタギの葉に止まっていること、白帯が翅の中央寄りであることからシロシタホタルガと確認しました。天然杉の林内でもよく見かけました。[2012年8月4日撮影:佐渡島エコツアー@叶拓斗]

120804シロホタルガ@エコカフェ(佐渡島).JPGシロシタホタルガ(白下蛍蛾、学名:Neochalcosia remota)はチョウ目マダラガ科のガの一種。分布は北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に及び、山地の食草がある場所で生息。成虫は6月から7月頃に出現、日中に活動、開張は50oから55mmほどで、上翅の白帯は中央寄りでやや水平です。下翅はホタルガとは異なり白色が広がっています。幼虫はカラフルで毒を持ち、サワフタギ、クロミノニシゴリなどの葉を食べるという。越冬も幼虫のままするそうです。逞しいです。

ホタルガの名前の由来は体色が黒色で頭部が赤色であることから蛍に見立てたことにあるという。大佐渡石名天然杉林では縄張りを守って飛行する多くのオニヤンマに出会うことができました。


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タグ:広域種
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浅草で高度経済成長の昭和レトロを

電気ブラン@エコカフェ.jpg虎姫一座レビュー@エコカフェ.jpg虎姫一座@エコカフェ.jpg先々週、浅草レビュー劇団、虎姫一座の「昭和歌謡レビュー」を堪能しました。
エコカフェ理事の鈴木さんと一緒に昭和を振り返ってみました。
高度経済成長に沸く日本列島、テレビ文化史をエノケンこと榎本健一、笠木シヅ子、ザ・ピーナッツ
ほか、ヒット曲で綴るミュージカルレビューです。

東京ブギウギ、恋のバカンス、情熱の花、ロコモーション、可愛い花、レモンのキッス、恋のフーガ、スターダスト、ムーンリバー....。

戦後の日本史をテレビ文化から駆け足で学ぶことができたのは何とも面白かったですよ。帰りに神谷バーで電気ブランを1杯。8月23日から公演が再開されますので興味ある方は足を運んでみてください。


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モミ(樅)は受難の中に

120728モミ大木@エコカフェ(奈良).JPG7月28日、猛暑の中、奈良県の春日山遊歩道周遊コースを散策しました。もちろん私たちのほかに山中を歩いている人はまばらでした。照葉樹林と落葉広葉樹林の尾根筋の混合樹林帯でしばしばモミの大木と幼樹を確認することができました。モミはエコカフェの自然観察会で高尾山など関東周辺の低山に登った時も尾根筋に限って大木が残っているのを観察します。[2012年7月28日撮影:奈良・京都視察@阿部]

120728モミ@エコカフェ(奈良).JPGモミ(樅、学名:Abies firma Sieb. & Zucc.)はマツ科モミ属の常緑針葉樹。軽度懸念(LC)。分布は本州東北地方秋田以南、四国、九州、屋久島に及び、関東周辺では標高1000m付近までにツガとともにシイ・カシなどの照葉樹林帯上部で落葉広葉樹林に混生。日本側には少なく、尾根筋で大木が見られる。樹高は約40m、樹皮は灰褐色で鱗片状に浅く剥離、枝を水平に張り、円錐形の樹冠を形成、葉は枝にらせん状に密生し、無柄、葉身20oから35mmほどの線形で葉先が鋭く2裂します。雌雄異花で雄花は黄緑色の短い円柱形、雌花は緑色で直立。果実は長径約10pから15pの円柱形の球果、熟すと灰褐緑色になり鱗片はばらけて風散布します。

モミは陰樹で照葉樹林帯と落葉広葉樹林帯のせめぎ合いの中にあって、大気汚染に弱いとされていることから個体数を減らしているといわれています。日本にはモミのほか、標高1000m以上の寒冷な気候を好むウラジロモミ、さらに高い標高に自生するシラビソ、多雪地帯に多いオオシラビソ、さらに寒冷な場所を好むトドマツなどが知られています。山の楽しみのひとつですね。

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