ホルトノキは照葉樹林を

ビーグル号の航海日誌 2012年08月13日 00:26

120722ホルトノキ@エコカフェ(沖縄).JPG沖縄本島の知念岬にある斎場御嶽は隆起琉球石灰岩のカルスト地形と亜熱帯照葉樹林に囲まれています。タブノキ、ホルトノキ、スダジイ(イタジイとも)、イスノキ、アカギ、ガジュマル、アコウ、ハマイヌビワなどが見られます。ここではホルトノキを紹介します。[2012年7月22日撮影:沖縄視察@阿部]

ホルトノキ(学名:Elaeocarpus sylvestris Poir var. ellipticus)はホルトノキ科ホルトノキ属の常緑高木。分布は本州千葉県以西、四国、九州、南西諸島、台湾、インドシナなどに及び、暖かい沿岸域に自生。樹高は10m から15m、ときに30mほどで、樹皮は帯灰色で平滑、葉は互生し枝先に集生し、革質、葉身5pから12pほどの倒披針形から長楕円状披針形で葉縁に鈍い鋸歯がつく。初回に古い葉が紅葉し、落葉します。
花期は6月から8月頃で、前年枝の葉腋から総状花序をだし、白色の径約1pの小さな花を多数咲かせます。果実は長径約1.5cmから2pほどの長楕円形の核果で秋に藍黒色に熟します。

ホルトノキは琉球石灰岩質土壌を好むことから沖縄の中南部に多く自生します。小笠原母島の石灰岩質土壌に自生するシマホルトノキはホルトノキが近縁種と考えられています。ホルトノキは沖縄方言でターウルサーということから、この木の葉が田の肥やしになったと考えられているようです。


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パワースポット、斎場御嶽

ビーグル号の航海日誌 2012年08月12日 22:06

120722正面に三角岩@エコカフェ(沖縄).JPG沖縄3日目。沖縄本島知念岬の東海上5.3kmにある久高島は琉球王国の最高聖地です。もちろんパワースポットでもあります。この島に渡る前に斎場御嶽(セーファウタキ)で拝む必要があります。そこは沖縄県知念半島に位置し、琉球の始祖「アマミキヨ」が造り、国始めの七御嶽のひとつ、琉球王国の尚真王時代の御嶽とされます。

7月22日、一行は知念安座真港から9時出航前に寄りましたが、首里城跡などとともに世界文化遺産に登録したこともあり公開は9時から、入ることはできないので遥拝させていただいた。
120722三庫理から@エコカフェ(沖縄).JPG120722三庫理から久高島を拝む@エコカフェ(沖縄).JPG久高島を訪島したのちに改めて斎場御嶽を訪ねました。御嶽は古く集落があった場所と考えられ、後に人口が多くなり周辺に居住を構えると、琉球の神様が存在し、来訪する場所であって祖先神を祀る場所とされ、地域の祭祀の中心となる聖地、聖域となったと理解されます
琉球の信仰において神様に使えるのは女性であり、男子禁制の場所であるため、限られた場所までしか男子は入れません。[2012年7月22日撮影:沖縄視察@阿部]

斎場御嶽には6か所の拝所がありますが、最も奥に位置する三角岩の洞門のある三庫理(サングーイ)は三方を岩壁に囲まれ、チョウノハナ、手前右側のオーバーハングした琉球石灰岩の岩壁下にはシキヨダユルアマガヌビーアマダユルアシカヌビーがあります。チョウノハナは最も角が高い拝所で、最高聖地の久高島を拝むことができます


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高山植物の魅力(66)、クルマユリ(車百合)

120804クルマユリ@エコカフェ.JPG120804クルマユリ@エコカフェ(佐渡島).JPG大佐渡石名天然杉は大佐渡山脈主稜線近くの標高約900mに広がっています。ここは年間を通じて雲霧が発生しやすく、冬季の積雪も多く季節風も厳しいといいます。亜高山帯に属するのでしょう。[2012年8月4日撮影:佐渡島エコツアー@阿部]

クルマユリ(車百合、学名:Lilium medeoloides A. Gray)はユリ科ユリ属の多年草。分布は朝鮮半島、中国、樺太、北海道、本州中部地方以北と大台ケ原、四国剣山に隔離し、高山帯から亜高山帯の草原に自生。120804クルマユリ花@エコカフェ(佐渡島).JPG
草丈は30pから80pほどで、地下に鱗茎をもち、茎は直立し、葉は茎の中央付近に1段から3段ほど6枚から15枚ほどが輪生し、その上部にはまばらにつく。天然杉林内では1段のものしか見られなかった。
花期は7月から8月頃で茎先に数個の花が互生して下向きに咲きます。花は径約3pから4pほどで、赤橙色の萼片3枚と花弁3枚、これをまとめて花被片というが、これが著しく反り返り、内側に褐色の斑点が入ります。果実は長径約4pの紡錘形の刮ハで、熟すと開裂し中から径約1pほどの薄紙のような翼のある種子が風に乗って散布されます。

クルマユリの亜種として花被片に斑点のないフナシクルマユリ、葉の細いチシマクルマユリが知られているそうです。しかし、花だけみているとコオニユリオニユリにそっくりですね。

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ヤマユリ(山百合)は百合の女王様

120803ヤマユリ@エコカフェ(佐渡島).JPG佐渡島の金山近代化遺産「大立堅坑」周辺の山野やトキの森公園の林縁などでヤマユリの立派な花が咲いていました。佐渡ではこの季節にあちらこちらで見ることができます。かつて人がこの植物の鱗茎を食用とするため持ち込んだものと推察されます。[2012年8月3日撮影:佐渡島エコツアー@阿部]

ヤマユリ(山百合、学名:Lilium auratum Lindl.)はッユリ科ユリ属の多年草。分布は本州近畿地方以北(北陸を除く)と狭く、山地の林縁や草原に自生。九州北部で野生化。草丈は1mから1.5mほど、地下に径約10pもの大きな鱗茎をもつ。茎は直立しやや湾曲し、葉は無毛でつやがあり、葉身12pから15pほどの披針形から広線形で先が尖り、葉縁に微小な乳頭状突起が密につきます。
花期は6月から8月頃で茎の先に1個から6個ほどの径20pから26pほどの白色の花を咲かせます。花は花弁3枚とやや幅が狭い萼片3枚が反り返り、内側にたくさんの赤褐色の小さな斑点と黄色い斑紋ができ、雄蕊6本、雌蕊1本です。芳香は強いです。果実は長径5pから8pほどの紡錘形の刮ハで6稜あり、熟して開裂すると薄紙のような種子が風で散布されます。

まだ見たことはないが、伊豆諸島では花弁に黄色の斑点が少ない変種のサクユリが自生しているそうです。8月末の「第5回エコカフェみんなの森づくり」で三宅島に行ったら探してみようと思います。


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シロシタホタルガ(白下蛍蛾)

120804シロホタルガ@エコカフェ’(佐渡島).JPG佐渡島2日目。一行は大佐渡石名に向かいました。目的は天然杉を観察するためですが、遊歩道入口手前500mのところにある駐車場近くの林縁でシロシタホタルガを見つけました。最初はホタルガだと思ったのですが、サワフタギの葉に止まっていること、白帯が翅の中央寄りであることからシロシタホタルガと確認しました。天然杉の林内でもよく見かけました。[2012年8月4日撮影:佐渡島エコツアー@叶拓斗]

120804シロホタルガ@エコカフェ(佐渡島).JPGシロシタホタルガ(白下蛍蛾、学名:Neochalcosia remota)はチョウ目マダラガ科のガの一種。分布は北海道、本州、四国、九州、朝鮮半島、中国に及び、山地の食草がある場所で生息。成虫は6月から7月頃に出現、日中に活動、開張は50oから55mmほどで、上翅の白帯は中央寄りでやや水平です。下翅はホタルガとは異なり白色が広がっています。幼虫はカラフルで毒を持ち、サワフタギ、クロミノニシゴリなどの葉を食べるという。越冬も幼虫のままするそうです。逞しいです。

ホタルガの名前の由来は体色が黒色で頭部が赤色であることから蛍に見立てたことにあるという。大佐渡石名天然杉林では縄張りを守って飛行する多くのオニヤンマに出会うことができました。


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タグ:広域種
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浅草で高度経済成長の昭和レトロを

電気ブラン@エコカフェ.jpg虎姫一座レビュー@エコカフェ.jpg虎姫一座@エコカフェ.jpg先々週、浅草レビュー劇団、虎姫一座の「昭和歌謡レビュー」を堪能しました。
エコカフェ理事の鈴木さんと一緒に昭和を振り返ってみました。
高度経済成長に沸く日本列島、テレビ文化史をエノケンこと榎本健一、笠木シヅ子、ザ・ピーナッツ
ほか、ヒット曲で綴るミュージカルレビューです。

東京ブギウギ、恋のバカンス、情熱の花、ロコモーション、可愛い花、レモンのキッス、恋のフーガ、スターダスト、ムーンリバー....。

戦後の日本史をテレビ文化から駆け足で学ぶことができたのは何とも面白かったですよ。帰りに神谷バーで電気ブランを1杯。8月23日から公演が再開されますので興味ある方は足を運んでみてください。


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モミ(樅)は受難の中に

120728モミ大木@エコカフェ(奈良).JPG7月28日、猛暑の中、奈良県の春日山遊歩道周遊コースを散策しました。もちろん私たちのほかに山中を歩いている人はまばらでした。照葉樹林と落葉広葉樹林の尾根筋の混合樹林帯でしばしばモミの大木と幼樹を確認することができました。モミはエコカフェの自然観察会で高尾山など関東周辺の低山に登った時も尾根筋に限って大木が残っているのを観察します。[2012年7月28日撮影:奈良・京都視察@阿部]

120728モミ@エコカフェ(奈良).JPGモミ(樅、学名:Abies firma Sieb. & Zucc.)はマツ科モミ属の常緑針葉樹。軽度懸念(LC)。分布は本州東北地方秋田以南、四国、九州、屋久島に及び、関東周辺では標高1000m付近までにツガとともにシイ・カシなどの照葉樹林帯上部で落葉広葉樹林に混生。日本側には少なく、尾根筋で大木が見られる。樹高は約40m、樹皮は灰褐色で鱗片状に浅く剥離、枝を水平に張り、円錐形の樹冠を形成、葉は枝にらせん状に密生し、無柄、葉身20oから35mmほどの線形で葉先が鋭く2裂します。雌雄異花で雄花は黄緑色の短い円柱形、雌花は緑色で直立。果実は長径約10pから15pの円柱形の球果、熟すと灰褐緑色になり鱗片はばらけて風散布します。

モミは陰樹で照葉樹林帯と落葉広葉樹林帯のせめぎ合いの中にあって、大気汚染に弱いとされていることから個体数を減らしているといわれています。日本にはモミのほか、標高1000m以上の寒冷な気候を好むウラジロモミ、さらに高い標高に自生するシラビソ、多雪地帯に多いオオシラビソ、さらに寒冷な場所を好むトドマツなどが知られています。山の楽しみのひとつですね。

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静かなノアザミ(野薊)

⇒エコツアー 2012年08月11日 14:04

120803ノアザミ@エコカフェ(佐渡島).JPG佐渡島津神島の津神神社境内で1輪のアザミの花を見つけました。花の下部にある総苞を恐る恐る触ってみると見事にねばねばしていました。ノアザミです。[2012年8月3日撮影:佐渡島エコツアー@阿部]

ノアザミ(野薊、学名:Cirsium japonicum Fisch. ex DC.)はキク科アザミ属の多年草。分布は本州、四国、九州に及び、草原や河川敷などに自生。草丈は50pから100pほどで、根生葉は花期にも残り羽状に中裂、茎葉は基部で茎を抱き、鋭いとげが多い。
120803ノアザミ葉@エコカフェ(佐渡島).JPG花期は5月から8月頃で、枝先に径約4pから5pの頭花を上向きに咲かせます。花は紅紫色で全て筒状花、総苞片は直立し粘液をだすため粘るのが特徴です。ちなみにノハラアザミは粘りません。

佐渡島にはナンブアザミの島嶼型の変種で、佐渡島固有変種のサドアザミが知られています。総苞片は粘ることはなく、葉は羽状中裂し、長さ1、2oの棘をたくさんもつのが特徴のようです。


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オニユリ(鬼百合)は古く渡来

120803オニユリ@エコカフェ(佐渡島).JPG佐渡島の津神島の津神神社境内のツワブキの群落近くでオニユリが大輪を咲かせていました。オニユリは古い時代に朝鮮半島を経由して渡来し、地下の鱗茎が食べることができるため食用として栽培されてきたという。かつて人家があった場所などで野生化しているそうです。[2012年8月3日撮影:佐渡島エコツアー@阿部]

オニユリ(鬼百合、学名:Lilium lancifolium Thunb.)はユリ科ユリ属の多年草。分布は中国、朝鮮半島、北海道から九州に及び、海岸近くから低山の斜面などに自生。原産地は中国とも考えられ、日本では人里近くでよく見られます。草丈は1mから2mほどで、地下に大型の鱗茎をつくり、茎には暗紫色の斑点があり、茎上部には白色の綿毛が生えます。葉は互生し無柄、葉身5pから18pほどの線状披針形で基部に珠芽(むかご)をつくるのが特徴です。ちなみにコオニユリにはむかごはできません。
花期は7月から9月頃で茎の先端の葉腋から複数の長い花柄をだしオレンジ色の花を下向きに咲かせます。花は径約10pで、外側3枚が萼片、内側3枚が花弁、いずれも長さ10pほどで先が反り返ります。雄蕊6本はやや反り返り先に濃い赤紫色の花粉をつけ、雌蕊1本は柱頭が太いという。

ちなみに、おせち料理の食材のユリネとはコオニユリの鱗茎のことをさします。近縁種には東北アジア、北海道から九州の山地の草原に自生するコオニユリ、北海道本州近畿地方以北、四国剣山の草原に自生するクルマユリ、本州紀伊半島・新潟県以北の海岸の砂地などに自生するスカシユリ、本州東北地方南部以南、四国、九州の山地に自生するヒメユリが知られています。


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暮らしの中の信仰、津神神社と灯台に善宝寺

120803津神神社2@エコカフェ(佐渡島).JPG120803太鼓橋@エコカフェ(佐渡島).JPG佐渡島は寺社仏閣がたくさんあります。津神島に鎮座おわす津神神社もそのひとつです。古の人びとの暮らしの中の信仰が偲ばれます。[2012年8月3日撮影:佐渡島エコツアー@阿部]
創始は仁平2年(1152年)8月18日、落乃水の海中より出現した神様を大川部落の守護神として井戸ノ上遺跡付近に鎮座したのが縁起。120803ツワブキ@エコカフェ(佐渡島).JPG120803石油五分心舷燈@エコカフェ(佐渡島).JPG元禄以降に現在の津神島に移転したという。御祭神は、底筒男命、中筒男命、表筒男命です。
千石船の航行安全、商売繁昌の神様として信仰されてきたといいます。

神社の奥には極めて珍しい灯台があります。2階が灯台「石油五分心舷燈」で、1階には海上安全・大漁満足を祈願し善宝寺が祀られているのです。120803北前船の錨@エコカフェ(佐渡島).JPG
この灯台は、明治18年(1885年)3月、大川港に夜間に出入りする和船の不便を解消すべく、廻船問屋、井藤藤左エ門、名主林治郎左エ門らが寄付を仰いで建設したのが始まりだそうです。
当時燃料の石油は高価で、和船からの寄付とイカ釣舟からのトンボ税を代金にあてていたといいます。

現在は小さな差島全体が「津神島公園」として佐渡100選に選ばれています。公園内ではツワブキ、ノアザミ、クロマツ、マルバシャリンバイ、ヤブツバキヒサカキトベラアカメガシワなども観察できます。


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佐渡真野の伊藤屋で夕食を

⇒エコツアー 2012年08月10日 22:00

伊藤屋夕食@エコカフェ(佐渡島).JPG伊藤屋舟盛@エコカフェ(佐渡島).JPG佐渡島2日目の宿「伊藤屋」の夕食は美味しかった。
桃井さんの差し入れの金鶴純米しぼりたて生、真稜純米はとりわけ素晴らしいお酒であった。
佐渡は水が素晴らしくお米もお酒も美味しいといいます。
伊藤屋佐渡牛@エコカフェ(佐渡島).JPG佐渡の地酒@エコカフェ(佐渡島).JPG山海の幸を堪能できるのが佐渡の特徴でしょう。
佐渡牛は江戸時代に金鉱運搬や農耕のために活躍してきたという。
今日では佐渡牛は飼育数が激減しており「幻の牛」と呼ばれているそうです。
この牛のサーロインステーキは格別に柔らかくしっかりとした味でした。
お刺身も新鮮でこのうえなしでした。
皆さんも一度はどうぞ。


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素晴らしき真野の宿、伊藤屋

⇒エコツアー 2012年08月09日 23:29

120805伊藤屋坪庭@エコカフェ(佐渡島).JPG120805伊藤屋玄関@エコカフェ(佐渡島).JPG佐渡島2日目の宿は旧真野にある「伊藤屋」さんです。

玄関先の風情や清楚な坪庭などが心を和ませてくれます。
廊下脇の部屋には昔懐かしい民芸品や玩具がおかれ喫茶としても利用されています。
120805つくばい@エコカフェ(佐渡島).JPG廊下に面した壁や階段などにも民芸品、玩具や日用品がさりげなく飾られタイムスリップさせます。
引き戸上に掲げられた宿の主人の恩師で昭和22年の頃に真野中学校の教師だった本間勝太郎画伯による版画「佐渡の冬ー国府川よりー」が気になりました。
その作品を鑑賞していると佐渡の冬の静寂さの中に溶け込んでしまうかのような錯覚を覚えます。

120804伊藤屋室内2@エコカフェ(佐渡島).JPG120804伊藤屋室内@エコカフェ(佐渡島).JPG若旦那のもてなしに心から頭が下がります。

古き世の 礎ありて 木下闇


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伊豆沼にて

DSC_0251.jpg伊豆沼で、ハスが満開です。
ポツポツ咲いているように見えますが、奥はピンク色に染まってます。



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エゾアジサイ(蝦夷紫陽花)は清楚な美を

120804エゾアジサイ@エコカフェ(佐渡島).JPG120804エゾアジサイ花@エコカフェ(佐渡島).JPG沖合で暖流と寒流がぶつかる佐渡島は標高900m前後の山々が深く美しい森を抱え、特に大佐渡一帯の山々は江戸時代には江戸幕府直轄であったため多様な生態系が保存されています。大佐渡石名天然杉遊歩道脇の林縁にはエゾアジサイの花が見ごろでした。[2012年8月4日撮影:佐渡島エコツアー@阿部]

120804エゾアジサイ花@エコカフェ(佐渡島).JPGエゾアジサイ(蝦夷紫陽花、学名:Hydrangea serrata (Thunb.) Ser. var. yesoensis (Koidz.) H.Ohba)はユキノシタ科アジサイ属の落葉低木。ヤマアジサイの変種で日本固有種。分布は北海道南部、本州日本海側(多雪地帯)、佐渡島、九州に及び、深山の沢筋や湿った場所などに自生。樹高は1mから2mほど、株立ちし樹皮は灰褐色、葉は対生し有柄、葉身は10pから17pほどの楕円形から広楕円形で先が尖ります。葉表は緑色だが、葉裏は淡白緑色、葉縁に鋸歯と葉脈の側脈が目立ちます。花期は6月から8月頃で、枝先に散房花序をだし、中央に多数の小さな両性花と周辺に装飾花を咲かせます。まず4枚の萼片からなる装飾花が開き、後に花弁5枚、雄蕊10本の両性花が開きます。花の色には個体差があり、清楚な青色から淡青色、果実は楕円形の刮ハです。花も果実もヤマアジサイよりも大きいそうです。

別名に奥睦紫陽花ともいうそうです。エゾアジサイをヤマアジサイの変種としましたが、亜種とする場合もあるようです。そもそも分布が重なっている地域では中間型のものも多いと聞きます。ちなみに佐渡にはヤマアジサイは自生していないようです。また、アジサイの仲間には他にも多様な野生種がありますよ。


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佐渡島で見たベニシジミ(紅小灰蝶)

120805ベニシジミ@エコカフェ(佐渡島).JPG8月3日から5日かけて訪れた佐渡島では市街地でも森の中でもあまり蝶を見ることはなかった。クロアゲハ、モンキチョウとベニシジミくらいでした。写真は旧真野町にある大願寺境内で吸蜜に花を訪れているところを撮影したものです。境内にはお盆前で住職以外には人影はありませんでした。[2012年8月5日撮影:佐渡島エコツアー@阿部]

ベニシジミ(紅小灰蝶、学名:Lycaena phlaeas daimio (Matsumura))はシジミチョウ科ベニシジミ属に分類される北方系の小型の蝶。分布は北海道から九州まで、日当たりのよい草原などに生息。ただし、亜種が多く確認されています。発生時期は3月から11月頃まで、幼虫で越冬します。前翅長は約15oで表裏とも赤橙地に黒色の斑点、表には黒褐色の縁取りがあり、後翅は表が黒褐色で裏は灰色、翅の縁に赤橙色の帯模様があります。幼虫は草食性でタデ科のスイバやギシギシなどを食します。

ベニシジミはユーラシア大陸と北アメリカ大陸に広く分布するが、多くの亜種に分かれているそうです。


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佐渡島の小木宿根木郵便局に魅せられて

⇒エコツアー 2012年08月08日 10:20

小木宿根木郵便局景観@エコカフェ(佐渡島).JPG小木宿根木郵便局@エコカフェ(佐渡島).JPG佐渡島エコツアーで島内散策をしている時にとても風情のある郵便局に出会いました。
町並みの景観を意識した情緒ある建屋です。
赤い丸型郵便ポストの佇まいがよろしいですね。
近代的な看板が不釣り合いなのが残念です。小木宿根木郵便局駐車場@エコカフェ(佐渡島).JPG
日本人の美的官官を大切にしたいですね。
この夏の新しくて古い日本を訪ねてみてはどうでしょう。


今昔を 地域に根差す 郵便や


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高山植物の魅力(65)、ミネヤナギ(峰柳)

ミネヤナギ@エコカフェ(富士山).JPG富士山五合目付近の樹林帯林縁でパイオニア植物であるミネヤナギをよく見かけることができます。別名にミヤマヤナギといいます。[2010年7月11日@第7回自然観察会@阿部]

ミネヤナギ(峰柳、学名:Salix reinii Franch. et Sav. ex Seemen)はヤナギ科ヤナギ属の落葉低木。雌雄異株。分布は北海道、南千島、本州中部地方以北に及び、低山帯から高山帯の低木林の林縁に自生。樹高は1mから5mほどで、高山帯では地を這う。葉は光沢があり、無花枝では葉身2pから9cmほどの長楕円形、100710ミネヤナギ花@エコカフェ.JPG有花枝では葉身1pから2pほどの長楕円形、葉裏は白緑、葉縁に鋸歯があります。
花期は5月から7月頃、雄花序は穂状では黄色の葯のある雄蕊が2本つき、基部には黄緑色の腺体1個がつきます。雌花序の雌花は穂状に密生します。果実は刮ハで、開裂すると綿毛で包まれた種子が風で散布されます。


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高山植物の魅力(64)、ミヤマオトコヨモギ(深山男蓬)

⇒自然観察会 2012年08月07日 07:01

100710ミヤマオトコヨモギ@エコカフェ(富士山).JPG富士山五合目付近の森林限界付近から森林限界上部でよく見ることができる高山植物のひとつにミヤマオトコヨモギがあります。富士山で見られるのは本種のみです。[2010年7月10日撮影:第7回自然観察会@山田聡]

ミヤマオトコヨモギ(深山男蓬、学名:Artemisia pedunculosa Miq.)はキク科ヨモギ属の多年草。日本固有種分布は本州中部地方の亜高山帯から高山帯の岩礫地や砂礫地に自生。100710ミヤマオトコヨモギ花@エコカフェ(富士山).JPG草丈は20cmから30cmほど、地下茎は長く伸び、茎は帯紫色で叢生し、葉は倒披針形で先が浅く3から5裂します。花をつけない茎は短く、茎の先端に葉身3cmから7cmほどのさじ形の葉をロゼット状に密生させます。
花期は7月から9月頃で、茎の中部から上の葉腋から総状円錐花序を出し、有花柄の1、2個の頭花を下向きに咲かせます。頭花は径8mmから10oほどの半球形で筒状花からなります。果実は長径約2mmの長楕円形の痩果です。

近縁種の平地に分布する草丈が高く花の小さめなオトコヨモギ、本州の高山帯に分布するタカネヨモギは葉が人参のように細裂します。ヨモギ、オオヨモギも同じ仲間ですよ。


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タグ:日本固有種
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そもそもトキ(朱鷺)とは

⇒エコツアー 2012年08月06日 02:28

120803トキ@エコカフェ(トキの森公園).JPGトキを巡る保護の取り組みの経過については先に紹介したが、そもそもトキとはどんな鳥なのでしょう。トキは戦前の農業を中心とする日本の里山の暮らしとオーバーラップさせることができる唯一の鳥かもしれません。[2012年8月3日撮影:トキの森公園@阿部]

トキ(朱鷺、鴇、学名:Nipponia nippon (Temminck))はコウノトリ目トキ科トキ属の鳥。1種1属。絶滅危惧TB類(EN)、日本では野生絶滅(EW)。分布は中国陝西省や日本佐渡島など、湿地や水田が広がる後背林などに生息。かつては東アジアに広く分布。開発と乱獲で激減した鳥のひとつ。体長は約76p、翼開長は約130p、脚は短く朱色、顔面も朱色の皮膚が露出し、下方に緩やかに湾曲した嘴は黒く先端が赤い。体色は白色で後頭部に冠羽、翼の下面はピンクがかった朱鷺色しているのが特徴です。飛翔時にはサギとは異なりツルと同じように首を伸ばしたまま飛ぶという。また、この時、脚先は尾羽から出ないという。食性は肉食性で、嘴に接触神経が発達しているため、浅瀬の濁った水中や水泥底のどじょう、サワガニ、カエル、昆虫などを探し捕食することができます
通常は群れで行動するが、春から夏にかけての繁殖期にはつがいか単独で行動するという。ただし、本来は集団繁殖する習性をもっているとする考えがある。繁殖色と言って、1月下旬頃から8月頃まで頸側部から粉末状の物質を分泌し、体に擦りつけて黒色に着色にするという。

トキ保護センターの主席自然保護官の長田啓さんのお話ではトキは脚が短く、嘴に神経があって、田んぼや湿地のような場所で餌を探すのに優れて適しているといいます。東アジアの多くの国では湿地は開発でほとんど埋め立てられ、田んぼは農薬が使用され、日本では減田と高齢化と後継者がないため放棄水田が増えるなどトキにとっての生息環境の悪化は今後も避けられない心配があります。


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期待膨らむトキ保護センター

120803野生復帰ステーション@エコカフェ.JPG今回の佐渡島エコツアー、真っ先に36年ぶりにトキの自然繁殖に成功した佐渡トキ保護センターの長田啓主席自然保護官を訪問しました。エコカフェは絶滅危惧種保護センターを奄美大島と千葉県浦安に開設し、マダガスカルホシガメやシャムタイガーなどの保護飼育をしています。今回はトキの野生復帰の御苦労だけではなく、地域社会、地域住民との関係性、これから目指すものなどについて勉強する機会にしたいと企画しました。
ここではトキを巡るこれまでの経過についてざっと紹介しましょう。

120803トキ保護センター@エコカフェ.JPG120803長田主席自然保護管講義@エコカフェ.JPGかつて江戸時代までは北海道南部から九州まで、特に日本海側ではごくありふれた鳥であったという。もちろん田のイネを踏み荒らす害鳥とされていたという。
明治期に入って、羽毛や肉の需要が急増して乱獲したため激減したため、昭和9年の推定生息数100羽の時点で天然記念物に、戦後昭和27年に24羽まで激減し特別天然記念物に指定し、禁猟区を設定した。
昭和42年に佐渡島にトキ保護センターが開設され、人工飼育を試みるものの繁殖には至らず、ついに昭和56年に野生トキ5羽全てを捕獲し、人工飼育に移行。平成15年に最後の1羽(キン)が死亡し、日本産トキは絶滅。この間、日本産トキと中国産トキとの人工繁殖が試みられたがいずれも失敗。
平成5年、国内希少野生動植物に指定され、保護増殖事業計画が策定され、新たな試みとして、平成11年に中国からオス・メス2羽の寄贈、オスのヒナ誕生、翌年に中国産トキのメス1羽を借受し、2ペアで人工繁殖に成功し、平成19年時点で95羽まで増えたという。
平成20年からは野生復帰のための放鳥を工夫しながら続け、本年6月で計6回、計91羽を数える。本年4月以降、3ペアから計8羽が誕生し、巣立っています。


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佐渡島上陸初の美味は旬のナンバンエビとナガモ

⇒エコツアー 2012年08月05日 23:26

120803海産横丁@エコカフェ(佐渡島).JPG8月3日11時55分、佐渡島の両津港に入港。2時間半の穏やかな船旅であった。
上陸後に佐渡汽船旅客ターミナル内にある食事処「海産横丁」で各自お好みの昼食をとった。折角なので旬のものを求めることに、ナンバンエビ(南蛮海老)とナガモ(長藻)のどんぶりに挑戦した。
どちらも今が旬、海老の甘さにナガモの優しいねばねば感と海藻独特の風味が嬉しかった。
ここでナンバンエビ(正式名をホッコクアカエビ)とナガモ(正式名をアカモク)を解説しておきましょう。

120803ナンバンエビとナガモのどんぶり@エコカフェ(佐渡島).JPGホッコクアカエビ(北国赤海老、学名:Pandalus eous Makarov)は十脚目タラバエビ科タラバエビ属に分類されるエビ。別名にアマエビ(甘海老)とも。分布は北太平洋で水深200mから600mほどの深海砂泥底に生息、日本海はその南限。体長は約12p、体色は赤橙色で甲は柔らかく体や脚は細いのが特徴。食性は肉食性で小型の甲殻類や多毛類などを捕食。産卵期は春から夏にかけ、メスは受精卵を抱え、孵化後に幼生放出をするという雄性先熟といってプランクトン時代は全てオス、5、6歳でメスに性転換するそうですよ

アカモク(赤藻屑、学名:Sargassum horneri (Turner) C. Agardh)は褐藻網ヒバマタ目ホンダワラ科ホンダワラ属に分類される海藻。分布は北海道(東部を除く)、本州、四国、九州に及び、栄養塩の富む沿岸の波あたりの強くない浅海の岩上に生育。草丈は最大で7mにも及ぶという。また、郷土食として秋田、山形、新潟、岩手、宮城、京都、福岡などで好まれているようです。


ナンバンエビは高タンパク、超低脂肪、ナガモはポリフェノール、フコイダンや各種ミネラルを豊富に含むことから、両者共演のどんぶりは健康的な食事と言えますね。


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国仲平野に広がる美しい田園風景

⇒エコツアー 2012年08月04日 17:56

120803田園風景2@エコカフェ(佐渡島).JPG佐渡島のこれほどの美しい田園風景があるとは正直言って想像していなかった。
丘陵地が多く棚田の風景がトキの生息環境を支えているのかなと考えていたのだが、どうもそうではないらしい。
トキについては別の機会で触れることにしたいが、佐渡自然保護官事務所主席自然保護官の長田啓さんの話ではサギとは異なり脚が短く、嘴に接触感覚神経があることで濁った水中でもドジョウなど水性生物の捕食が可能になっているという。120803田園風景@エコカフェ(佐渡島).JPGこのためトキの棲息のためには水田のような場所が餌場として極めて重要になるという。
車窓から見た国仲平野に広がる広大な水田はトキたちにとってなくてはならない生息環境であるということである。
何気ない田園風景から生産される生き物たちの壮大な物語りあるということです。


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真夏の尖閣湾は

120804_1325~01.jpg120804_1242~02.jpg観光客は余り多くないようだ。
午前中に裏杉の巨木の森を散策しました。
びっしょりと汗を流しながらの森林浴です。
オニヤンマやハナバチ、アブの仲間がいっぱいでした。
森は鹿がいないため林床はジダ植物など緑に満ちています。

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両津加茂湖の朝

120804_0520~02.jpg佐渡島に来ています。
朝日が痛いほどに眩しいです。
昨日はトキ保護センターの野生復帰ステーションを訪ねました。
主席自然保護官の長田さんといろいろとお話し聞き、意見交換をさせていただきました。
日本の農村の将来を考える機会にもなりました。
詳細は後日レポートします!

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夏休みの風景

⇒エコツアー 2012年08月03日 09:31

120803_0816~02.jpg120803_0816~01.jpg上越新幹線新潟駅です。
夏休み家族連れの旅行者も多く混じっています。
しかしここも暑いです。

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ニホントカゲ(日本蜥蜴)

120728ニホントカゲ@エコカフェ(春日山).JPG春日山原始林のハイキングコースを散策中にニホントカゲに遭遇しました。春日山は承和8年(841年)以来、樹木伐採が禁じられてきたことから極相に達した原生の照葉樹林が広がっているという。そこは世界遺産にも登録されています。このコースには鎌倉時代に彫られた磨崖仏である朝日観音、夕日観音、寝仏も観察することができます。[2012年7月28日撮影:奈良・京都視察@阿部]

ニホントカゲ(日本蜥蜴、学名:Plestiodon japonicus (Peters))はトカゲ科トカゲ属に分類されるトカゲ。分布は本街道、本州(伊豆半島を除く)、四国、九州、男女群島、大隅諸島、ロシア沿海地方に及び、草原や石垣、山地の日当たりのよい斜面などに生息。全長は15pから25pほど、頭胴長は6pから10p弱で、体列鱗数(胴体中央部に斜めに列になった背面の鱗の数)は26枚。オスの成体は褐色、体側面に茶褐色の太い縦縞が入り、繁殖期には側頭部から喉、腹部にかけ赤味を帯びるという。食性は動物食で甲虫類、クモ類、甲殻類、ミミズなどを食べます。繁殖期は4月から6月頃で1回に5個から16個ほどの卵を産みます。


伊豆諸島と伊豆半島には近縁種のオカダトカゲが分布しています。このことは伊豆半島は古くは伊豆諸島と同じ島嶼であったものが、フィリピン海プレートの北上にのって、170万年前頃に本州に衝突し、70万年前に古富士山を生じ、50万年前には現在のような半島となったと考えられていることから納得がいきますね。


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タグ:広域種
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人生の節目に大切な時間を

船長からのお知らせ 2012年08月02日 09:54

120801退官祝い@エコカフェ.jpgわれらが魚住隆太さんの人生の節目に乾杯をさせていただきました。
公認会計士、環境計量士って定年ないんじゃないの?
エコカフェの活動にも多くの刺激をいただいています。
この人の強さには裏打ちされた人生があるんだと納得できる一夜でした。
大切にしたいもの何ですか?
磨かれること、磨くこと、
しなやかに逞しく、
120801夏野菜たち@エコカフェ.JPG喜界島出身の叶さんにもよい刺激があったようです。

野菜作りに精を出されている。
朝取りの夏野菜、ゴーヤ​、キュウリ(今のタイプと昔のタイプ)、しし唐、伏見甘​長トウガラシ、黄色いトマトなどを携えて兵庫から暑い中上京。嬉しく、ありがたいことです。
人の気持ちを大切にするってどういうことでしょう。


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ヤマヒコノリ(山彦海苔)

ビーグル号の航海日誌 2012年08月01日 07:55

110709ヤマヒコノリ@エコカフェ(鳳凰三山 ).jpg南アルプス赤石山脈支脈甲斐駒ヶ岳の南に伸びる鳳凰三山の薬師岳の稜線の岩場で樹枝にヤマヒコノリが着生していました。奇妙な植物で子嚢菌と緑藻(シアノバクテリア)が永久的に共生しているのです。大気汚染に非常に弱いためヨーロッパなどでは大気汚染の指標生物とされているといいます。[2010年7月9日撮影:薬師岳@澤尚幸]

ヤマヒコノリ(山彦海苔、学名:Evernia esorediosa (Mull.Arg.) Du Rietz.)はサルオガセ科ヤマヒコノリ属の樹枝状地衣類。分布は北海道と本州、針葉樹林帯の樹皮に着床。地衣体は帯緑黄色、茎は約3mmと太く、やや扁平で背腹性はなく、深い皺曲があり、不規則に樹枝状に分枝する。付属体で針葉樹の樹皮に着生。粉芽を欠き、裂芽上に小突起があり、吸盤状の器官が子実体であるという

日本に自生するヤマヒコノリの仲間には、背腹性のあるツノマタゴケと背腹性はなく粉芽のあるコフキヤマヒコノリが知られています。見分けるのは難しいようです。


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日本の最北端の地でハマナス(浜梨)を

110816日本最北端の地@エコカフェ.JPG北海道宗谷岬を訪ねた後で海岸近くでハマナスの群落を見つけました。ちょうど赤い花が咲いていました。加藤登紀子の歌う『知床旅情』(作詞・作曲:森繁久彌)の歌詞を思い出す中高年の方も多いのではないでしょうか。[2011年8月16日:宗谷岬@澤尚幸]

ハマナス(浜茄子、浜梨、学名:Rosa rugosa Thunb.)はバラ科バラ属の落葉低木。分布は東アジア、日本では北海道から本州の日本海側では島根県以東、太平洋側では茨城県以北に及び、海岸の砂地などに自生。110812ハマナス@エコカフェ(宗谷岬).JPG樹高は1mから1.5mほどで枝葉太く針状の棘が密生、葉は奇数羽状複葉で小葉は楕円形で7枚から9枚。葉表は光沢があり葉脈で凹み、葉裏には密毛が生えます。花期は5月から8月頃で前年枝先に1個から3個の花を咲かせます。花は径6、7pの紅紫色で強い芳香がします。果実は径約2.5pの扁平な球形の偽果で10月頃には赤色に熟します。

名前の由来は果実が梨の果実に似ていて浜で育つことによるといいます。果実は弱い甘みと酸味があって、ビタミンCを豊富に含むことから疲労回復の効能があるとされ、果実酒などに使われるそうです。


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