ムニンナキリスゲ(無人菜切菅)

ビーグル号の航海日誌 2012年07月05日 01:29

ムニンナキリスゲ@エコカフェ.JPG小笠原父島の森の林床ではスゲ仲間を多く見ることができます。父島サンクチュアリーの森床で撮影したムニンナキリスゲもそのひとつで、他にオオアブラガヤ、クロガヤ、シマイガクサ、ヒラアンペライ、ムニンアンペライ、ムニンテンツキなどが知られています。[2010年5月7日撮影:小笠原エコツアー「ケータ島沖(聟島列島)と小笠原固有植物の森をめぐる旅」@阿部]

ムニンナキリスゲ(無人菜切菅、学名:Carex hattoriana Nakai et Tuyama)はカヤツリグサ科スゲ属の多年草。100507美林とムニンナキリスゲ@サンクチュアリー.JPG小笠原固有種。分布は父島、母島列島で風通しの良いやや乾燥した林内に自生。草丈は50cmから70cmほどで、根出葉を多数つけ無数の葉が株立ちとなり、葉は線形で細長く、葉縁の鋸歯はナキリスゲほどは鋭くなく、葉質も柔らかく、葉幅も狭いのが特徴です。
花期は6月から7月頃、花茎は三角形で伸び、上部の節ごとに細長い花柄を伸ばし、各1個から3個の小穂がつく。小穂は円筒状で雌花が密生し、先端にわずかに雄花部があります。

ナキリスゲとは葉縁が鋭く菜っ葉が切れるほどであることの意ですが、ムニンナキリスゲは触っても掌や指が傷つくことはありません。


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