チーターは陸上で一番早い

ビーグル号の航海日誌 2012年05月19日 10:55

チーター@エコカフェ.JPG小さい頃に「野生の王国」という番組を観て、シートン動物記を読んだことを思い出します。

チーターは、陸上で一番早く走ります。
時速110キロで走ります。
ところが、たくさん走れない、走らない。
1回に300メートルだけしか走らない。
F1よりもエンジンのかかりが早く、ブレーキも早くかかる。
効率良く狩りをするんです。
そして、獲物を捕まえて、すぐに食べて、ライオンやハイエナに譲り、いわゆる食物争奪戦に加わる前に降ります。

写真を見ると、顔はまさにネコですね。
ホッソリと横からウチワで扇いだらパタンと倒れそうなほど。
足の付け根のゴツゴツさは、何ともたくましい。
大地を踏みしめる肉球は柔らかいのだろう。


コタより
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これなんだシリーズ(193)

⇒これなんだシリーズ 2012年05月18日 07:01

080518赤城自然園 144.jpgローアングルです。
花びらは6枚です。
花びらに入った紅紫色の小さな斑紋が綺麗ですね。
雄蕊と雌蕊の構造がよく分かりません。
葉の縁は鋸の歯のようになっています。
何のためでしょうね。

@赤城自然園



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ハチジョウカグマ(八丈かぐま)

ビーグル号の航海日誌 2012年05月17日 09:34

100812ハチジョウカグマ群生@エコカフェ(浦内川 ).JPG西表島の浦内川岸辺には鬱蒼とした亜熱帯の森が競り出ています。ひときわスーッと樹高を伸ばしているのが木性シダのヒカゲヘゴ、川面に届くほどに葉を伸ばしているのがハチジョウカグマだそうです。[2010年8月12日撮影:浦内川@山崎]

ハチジョウカグマ(八丈かぐま、学名:Woodwardia orientalis Sw. var. formosana Rosent.)はシシガシラ科コモチシダ属の常緑性シダ。コモチシダの変種(別種とも)。分布は本州(小笠原諸島、伊豆諸島、千葉県から紀伊半島、山口県)、四国南部、九州南部、南西諸島、台湾、中国、フィリピンに及び、海岸近くの低地や山地の湿気のある崖地などに自生。草丈は2m以上、葉柄基部には名褐色の全縁の鱗片が密生。葉は革質で厚く、1回羽状複葉で羽片は深裂し鋸歯があります。花片の裏面に胞子嚢群(ソーラス)をつけ、表面にコモチシダと同様に無性芽をつけます。 無性芽は地上に落ちて新しい成体となります。

コモチシダより一回り大きく、新芽は腺毛があり赤っぽく、小羽片が長く先細であることなどから、両者は見分けられるといいます。写真では分かりづらいですね。

関連記事(キンモウイノデ(金毛猪手)の起源は)⇒
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タグ:広域種
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芦生の森で見たキセルガイは

110722キセルガイ@エコカフェ(芦生公開講座) .jpg京都府の北東部、滋賀県と福井県との県境をなす芦生の森は古くから人びとが木地氏や炭焼きなどに利用されてきた。かつて民家のあった場所ではアンズなど持ち込んだ果樹などが野生化していますので一目瞭然です。今は住む人もいなく、京都大学フィールド科学教育研究センターが管理しているので、自然は豊かに保たれています。そこではシカによる食害の影響度調査が行われていて興味深いお話を聞くことができます。

さて、昨年7月に「芦生公開講座2011」に協賛参加した際に、杉尾峠(標高765m)付近の朽ちかけた倒木上にたくさんのキセルガイが蠢いているのを見つけました。どうも樹肌に着生しているコケ類を食べているようでした。名前を聞いておけばよかったのですが、京都府内には16種のキセルガイが生息しているようです。世界最大のオオギセル(大煙管、学名:Megalophaedusa martensi (Martens))も生息しているそうです。写真はオオギセルに似ているような気もしますが定かではありません。ただし、殻高は30mm近くあったので大型であることは間違いないようです。[2011年7月10日撮影:芦生公開講座@阿部]

キセルガイの仲間は隔離分布や局所分布しているものが多く、京都府で生息が確認されている16種のうち絶滅危惧があるものとして環境省レッドリストで4種、京都府では8種が指定されています。生息地では周辺の環境も含めて保護する必要がありますね。


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タグ:日本固有種
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高山植物の魅力(41)、キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪)

ビーグル号の航海日誌 2012年05月16日 09:18

110709キバナノコマノツメ@エコカフェ(鳳凰三山 ).jpg南アルプス北岳の東側に位置する鳳凰三山(地蔵岳、観音岳、薬師岳)は古くから山岳信仰のメッカ。名前を聞けばなるほどですね。もちろん高山植物もいろいろ見ることができます。花崗岩の隙間で耐えるキバナコマノツメの小さな花が綺麗です。[2011年7月9日撮影:薬師岳@澤]

キバナノコマノツメ(黄花の駒の爪、学名:Viola biflora L.)はスミレ科スミレ属の多年草。分布は北半球の冷温帯に広く、日本では北海道、本州中部地方以北、四国山地、屋久島亜高山帯・高山帯に隔離し、草原や林縁、露岩の隙間などに自生。草丈は5pから15pほどで葉は柔らかく光沢はなく、葉身は2pから4pほどの腎円形で葉縁に波状の鋸歯、葉表に短毛がつきます。名前の由来はこの葉の形を馬蹄の見立てたことにあるそうです。
花期は6月から8月頃で花茎の先に黄色の花を一つ咲かせます。唇弁に褐紫色の筋がしっかり入り、上弁と側弁が反り返るのが特徴です。

キバナノコマノツメ之変種として、南アルプスのみに分布し果実に疎らな毛のあるアカイシキバナノコマノツメ(赤石黄花の駒の爪)と北アルプスと中央アルプスのみに分布するクモマスミレ(雲間菫)が知られています。写真の個体はアカイシキバナノコマノツメである可能性もあります。


関連記事(高山植物の魅力(40)、キバナノヤマオダマキ(黄花山苧環))⇒

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タグ:広域種
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シロダモ(白だも)は唐傘お化け

シロダモ新芽@エコカフェ.JPG風薫る五月、多くの木々は新緑に萌えていますね。皆さんは公園や植物園、低い山などに出かけると奇妙な若葉をつけている樹木を目にするでしょう。若枝の先に白い絹をまとった唐傘お化けのような若葉をつけた姿を。それはシロダモです。[2012年5月4日撮影:小石川植物園@山崎]

シロダモ(白だも、学名:Neolitsea sericea (Blume) Koizumi)はクスノキ科シロダモ属の常緑亜高木。雌雄異株。分布は本州(山形・宮城以南)、四国、九州、南西諸島と台湾、中国、朝鮮半島に及び、山地や丘陵地のやや適潤な土壌などに自生。シロダモ葉裏@エコ科で.JPG樹高は10mから15mほどで樹幹は直立し樹皮は暗(紫)褐色、若枝は黄褐色の絹毛をまとう。葉は互生し、有柄で枝先に集生、葉身は6pから18pほどの長楕円形か卵状長楕円形で全縁、先が尖る。三行脈が目立ち葉裏は粉白色で若葉では黄褐色の絹毛が密生するのが特徴です。
花期は10月頃で葉腋に散形花序をだし小花をたくさん咲かせます。果実は液果で長径約1.3pの楕円形、翌年秋に赤色に熟します。

古葉はヤブニッケイの葉と見た目では区別がつきませんが、芳香が無いことで確認できます。初島でも見かけましたが芳香が無いことでシロダモと確認できました。


関連記事(キンショクダモ(金色だも))⇒
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白浜から見た朝日は

気まま太公望 〜釣れ釣れなるままに〜 2012年05月15日 08:09

写真 (33).JPG少し前のGW、友人らと伊豆・下田に旅行に行った際、
宿泊した白浜のペンションのウッドデッキから撮った日の出です。

さあ、今日も元気に照らすよ〜。

と、太陽が言ってそうな気がしました。

静かな朝に聞こえるのは、波の音と、小鳥のさえずりでした。
これに朝のコーヒーがプラスされ、
至福の時を過ごしたことは言うまでもありません。

@伊豆・白浜

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2012年 山梨県西桂町『稲作体験』のご案内

クラブファームさんからのご案内です。
茨城県石岡市小野越で「2012年 山梨県西桂町 『稲作体験』 (田植え + 稲刈り)」を実施するそうです。毎年、ご参加いただいていらっしゃる親子の方々にはご好評とのことです。

クラブファーム案内@エコカフェ.jpg【体験内容】

・田植え体験 平成24年5月27日(日)
 ※荒天の場合の延期日:6月3日(日) 
 
・稲刈り体験 平成24年10月21日(日)
 ※荒天の場合の延期日:10月28日(日)

クラブファーム案内@エコカフェ (2).jpg【集合時間】
・午前9:30

【終了時間】
・午後14:00頃

クラブファームさんの案内・申込みはこちら⇒

関連記事(いも掘りと梅ジュースづくり体験2011のご紹介)⇒
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トキワサルトリイバラ(常葉猿捕茨)は棘無し

ビーグル号の航海日誌 2012年05月14日 23:51

トゲナシサルトリイバラ@エコカフェ.JPG初島の崖地上部の林縁にサルトリイバラが白色の未熟な果実をつけていました。枝を触ってみると棘がありません。サルトリイバラの変種でトキワサルトリイバラとか、トゲナシサルトリイバラと呼ばれているものです。[2012年5月13日撮影:初島@山崎]

トキワサルトリイバラ(学名:Smilax china L. var. yanagitai Honda.)はユリ科(又はサルトリイバラ科)シオデ属のつる性常緑低木。日本固有種。雌雄異株。分布は小笠原諸島、伊豆諸島で山地や丘陵の疎林地や林縁などに自生。トゲナシサルトリイバラ果実@エコカフェ.JPGサルトリイバラとの違いは、茎に棘が無く、葉は厚めで葉先が円頭から凹頭なことです。花期は3月から4月頃で葉腋から散形花序を伸ばし黄緑色の花を咲かせます。果実は液果で秋に赤く熟します。サルトリイバラと同じですね。

植物における島嶼効果のひとつに、捕食者を欠くことにより防御機能が退化する方向に進むことが知られています。棘が無くなることはまさにこれにあたるのですね。

関連記事(サルトリイバラ(猿捕茨)の不思議)⇒人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ



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コウゾウリナ(浜髪剃菜)は広域種

コウゾウリナ@エコカフェ.JPG初島で散策中に黄色い花を見つけました。背が高いことからハマコウゾウリナではなく広域種のコウゾウリナだと分かります。[2012年5月13日撮影:静岡県初島@山崎]

コウゾウリナ(髪剃菜、学名:Picris hieracioides L. subsp. japonica (Thunb.) Krylov)はキク科コウゾウリナ属の二年草(越年草)。分布は北海道、本州、四国、九州と樺太に及び、道端や、堤防、草地などに自生。草丈は30pから100cmほどで根は棒状、茎は直立しよく分枝、根生葉は7pから30pほどで倒披針形で細鋸歯があり、花期には枯れます。コウゾウリナ花@エコカフェ.JPG茎葉にも細鋸歯があり、基部では有柄で6pから15pほど倒披針形、上部ではより小さく無柄の披針形、何れも茎を抱きます。茎、葉、萼に赤褐色の剛毛が疎らに生えざらつくのが特徴です。名前の由来もここにあります。
花期は5月から10月頃と長く、分枝した枝先に参謀花序をだし黄色い頭花を幾つか咲かせます。頭花は径約2pで舌状花冠で、小花は30個から34個あります。果実は痩果で赤褐色、白色の羽毛状の冠毛がつきます。冠毛は小花の萼片でしたね。[第50回草花教室⇒]もちろん風散布です。

国内に分布するコウゾウリナの近縁種には高山型のカンチコウゾウリナがあります。また、変種としてはアカイシコウゾウリナ、ヒゴコウゾウリナ、ホソバコウゾウリナ、ハマコウゾウリナ(品種とも)が知られています。


関連記事(海浜植物、ツルソバ(蔓蕎麦)のコントラスト)⇒人気ブログランキングへにほんブログ村 環境ブログへ



タグ:広域種
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